2018年11月、お台場を散策しました。台場公園は国指定史跡の品川台場の1つである第三台場跡を開放した公園で、1928年(昭和3年)に開園しました。品川台場はペリーの黒船再来航に備えて江戸幕府により1854年(嘉永7年)に東京湾上に築造さた洋式の砲台で、開国のため実際には使われませんでした。第三台場は1辺が160mの正方形で周囲は石垣と土手に囲まれた構造をしています。現在はお台場海浜公園から陸続きになっていて、砲台、陣屋、火薬庫、かまどの跡があります。隣の海上には第六台場が見えますが立ち入りはできません。品川台場は「お台場」という地域名の由来となっています。
作成
撮影時期 | 2018年11月 |
エリア | 関東地方 / 東京都 |
所在地 | 東京都港区台場1丁目 [MAP] |
アクセス | ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分、りんかい線 「東京テレポート」駅徒歩15分 |
※画像の無断利用を禁じます 写真の利用と禁止事項
*Use of images is prohibited. Details
第三台場前
[1] おだいばビーチの延長上に第三台場跡の台場公園があります。
[2] 五稜郭のようなお石垣に囲まれた四角い土塁。
[4] 北側の桟橋が本来の入口ですが現在は陸続きで階段を登ります。
台場土塁
[5] 土塁の上より、フジテレビを対岸から眺められる。
[7] 土塁に囲まれた台場の内側の広場。海上に造られた大きな遺跡です。
[10] 土塁の下に広がる広場。奥の方は木が生い茂る。
[13] 海側からフジテレビ方面を眺める。かつては海が広がっていた。
[14] 2つの旧防波堤の先は品川埠頭、天王洲アイル方面。
[17] 海に向かって立つレプリカの砲台跡が雰囲気を出します。
台場内部
[18] 下に降りてかまど跡へ。石垣に囲まれた空間は重厚な遺跡感。
[19] かまど跡もレプリカですが、兵のための食事を想像させる。
[23] 何に使われていたのか想像をめぐらされます。
[26] 西側の弾薬庫跡。それぞれ目的があって造られた事を感じさせます。
[27] 別世界の遺跡感、にぎやかなお台場付近であることを忘れさせます。
台場土塁
[30] 隣には同じような第六台場。あちらは手つかずなのか木が生い茂る。
[31] レインボーブリッジを間近に見られるスポットでもあります。
[34] 北側の角は土塁の切れ目、その先は船着き場になっています。
[38] 東京市による昭和2年の台場公園建設の碑。
[39] 崩れている船着き場。かつては海を渡りここから上陸していた。
[41] レインボーブリッジの道。この台場が経路にならず残されて良かった。
[42] お台場の名の元になった台場、静かに歴史を伝える。
[44] 観光スポットお台場に近いけど別世界で印象的な場所でした。
「台場公園(第三台場跡)」の地図
所在地 | 東京都港区台場1丁目 |
アクセス | ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分、りんかい線 「東京テレポート」駅徒歩15分 |
台場公園(第三台場跡)の近隣
※距離は自動計算であり厳密ではありません。
↓拍手ボタンを押して頂けるととても励みになります。