八王子城跡・八王子神社[60枚]

小田原城支城・八王子の由来・日本遺産

2020年6月、多摩を散策しました。八王子城は北条氏の本城である小田原城の支城の山城です。1587年(天正15年)頃に北条氏照により築城され、滝山城から拠点を移しました。1590年(天正18年)に豊臣秀吉の関東制圧の一環で前田利家、上杉景勝軍に攻められ落城しました。

城は城下町の根小屋地区、氏照の館などがあった居館地区、戦闘時に要塞となる要害地区に分かれています。居館地区は御主殿跡付近の石垣、虎口、曳橋等が復元されています。要害地区は自然豊かな山道で、本丸と複数の曲輪と八王子神社があります。八王子神社は八人の王子を祀る神社で、氏照が城の守護神とし、八王子の地名の由来になったとされています。

日本100名城に選ばれている他、2020年(令和2年)には日本遺産「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」の構成文化財に認定されました。

作成

撮影時期2020年06月
エリア関東地方東京都
所在地東京都八王子市元八王子町3丁目  [MAP]
アクセスJR中央線「高尾」駅よりバス「霊園前・八王子城跡入口」下車徒歩15分~(土日祝のみ「八王子城跡」行き運行有)
備考山城で要害地区の本丸へは登山です。

画像の無断利用を禁じます 写真の利用と禁止事項
*Use of images is prohibited. Details

ガイダンス施設・管理棟

駐車場の手前にガイダンス施設。100名城スタンプはここに。
[1] 駐車場の手前にガイダンス施設。100名城スタンプはここに。
管理棟へ。居館地区と要害地区への分岐点です。
[2] 管理棟へ。居館地区と要害地区への分岐点です。

【1.居館地区】入口~古道

まずは左側の居館地区を進みます。
[3] まずは左側の居館地区を進みます。
鳥の声が聞こえる静かな森の中の道。
[4] 鳥の声が聞こえる静かな森の中の道。
右側に竹林と通行止めになっている橋。
[5] 右側に竹林と通行止めになっている橋。
城山川の橋を渡り、大手門跡へ。付近で鳥を撮影している人が多数いました。
[6] 城山川の橋を渡り、大手門跡へ。付近で鳥を撮影している人が多数いました。
大手門跡付近の広場。階段の上の坂道を右に進んで行きます。
[7] 大手門跡付近の広場。階段の上の坂道を右に進んで行きます。
古道と呼ばれる道を登って行きます。
[8] 古道と呼ばれる道を登って行きます。

曳橋・虎口

御主殿への通路の曳橋は再建されたもの。
[9] 御主殿への通路の曳橋は再建されたもの。
曳橋を渡ります。
[10] 曳橋を渡ります。
石垣の虎口が見えてきます。
[11] 石垣の虎口が見えてきます。
当時の石垣を使って復元されています。
[12] 当時の石垣を使って復元されています。
曳橋を振り返る。
[13] 曳橋を振り返る。
虎口を進んで行きます。
[14] 虎口を進んで行きます。
石垣の階段へ。途中の平らな所は櫓門跡。
[15] 石垣の階段へ。途中の平らな所は櫓門跡。
左に曲がり冠木門をくぐると御主殿跡へ。
[16] 左に曲がり冠木門をくぐると御主殿跡へ。

御主殿跡

広い空間の御主殿跡。北条氏照の館等があったとされます。
[17] 広い空間の御主殿跡。北条氏照の館等があったとされます。
建物跡と水路跡。
[18] 建物跡と水路跡。
礎石が並んでいます。
[19] 礎石が並んでいます。
池があった庭園の遺構。
[20] 池があった庭園の遺構。
入口を振り返る。
[21] 入口を振り返る。
奥の方へ。
[22] 奥の方へ。
道路状遺構と左に建物跡。
[23] 道路状遺構と左に建物跡。
会所は床部分が復元されています。
[24] 会所は床部分が復元されています。
土塁の上から見た曳橋。道を下ると御主殿の滝があります。
[25] 土塁の上から見た曳橋。道を下ると御主殿の滝があります。

【2.要害地区】入口~

管理棟の右側から要害地区へ。本丸へ向かいます。
[26] 管理棟の右側から要害地区へ。本丸へ向かいます。
自然豊かな山道を登って行きます。2つ目の鳥居。
[27] 自然豊かな山道を登って行きます。2つ目の鳥居。
心地よい自然ながら、急な斜面を登って疲れます。
[28] 心地よい自然ながら、急な斜面を登って疲れます。
木の根を足場にして段差が大きい所も。
[29] 木の根を足場にして段差が大きい所も。

金子丸~

金子丸という曲輪で少し平らになり、ベンチもあり休憩できます。
[30] 金子丸という曲輪で少し平らになり、ベンチもあり休憩できます。
さらにひたすら登山です。
[31] さらにひたすら登山です。
斜面には高木が林立。
[32] 斜面には高木が林立。
林に囲まれ風景が見えない尾根道をひたすら登り続けます。
[33] 林に囲まれ風景が見えない尾根道をひたすら登り続けます。

柵門跡~

道が合流する柵門跡が二番目の平坦地で休憩できます。
[34] 道が合流する柵門跡が二番目の平坦地で休憩できます。
ここから狭くくねくね曲がった道になります。
[35] ここから狭くくねくね曲がった道になります。
疲れますがもうひと頑張り。
[36] 疲れますがもうひと頑張り。
九合目も少し平坦な場所。
[37] 九合目も少し平坦な場所。
空が明るくなり頂上が近い気配。
[38] 空が明るくなり頂上が近い気配。

眺望スポット

九合目から登ると左側の風景が開けた場所があります。
[39] 九合目から登ると左側の風景が開けた場所があります。
東側の幅広い眺望が見渡せます。ずっと風景がなかったので一気に解放感。
[40] 東側の幅広い眺望が見渡せます。ずっと風景がなかったので一気に解放感。
高尾駅周辺。
[41] 高尾駅周辺。
八王子駅周辺。
[42] 八王子駅周辺。
拝島方面。
[43] 拝島方面。

八王子神社

眺望スポットからは少し下ると、東屋のある広場へ。
[44] 眺望スポットからは少し下ると、東屋のある広場へ。
階段の上に八王子神社があります。
[45] 階段の上に八王子神社があります。
八王子神社の建物。素朴な造りです。
[46] 八王子神社の建物。素朴な造りです。
建物が覆われています。
[47] 建物が覆われています。
左の小さな祠。
[48] 左の小さな祠。
(調査中)
[49] (調査中)
舞殿のような建物。
[50] 舞殿のような建物。
風がゆする葉の音だけで静かで穏やかな場所です。
[51] 風がゆする葉の音だけで静かで穏やかな場所です。

本丸跡

本丸へはさらに階段や坂を上ります。
[52] 本丸へはさらに階段や坂を上ります。
大きな木がせり出す所も。
[53] 大きな木がせり出す所も。
標高460m、頂上の本丸跡に到着。疲れました。
[54] 標高460m、頂上の本丸跡に到着。疲れました。
平坦部分は狭いです。
[55] 平坦部分は狭いです。
斜面は木々に囲まれ遠くはほとんど見えません。
[56] 斜面は木々に囲まれ遠くはほとんど見えません。
静かに立つ本丸跡の祠。
[57] 静かに立つ本丸跡の祠。
大きな木もあり豊かな自然の中。
[58] 大きな木もあり豊かな自然の中。

松木曲輪

神社裏手から南側の松木曲輪へ。(付近にトイレあり)
[59] 神社裏手から南側の松木曲輪へ。(付近にトイレあり)
若干木が遮りますがここも眺望が良いです。
[60] 若干木が遮りますがここも眺望が良いです。

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「八王子城跡・八王子神社」の地図

所在地東京都八王子市元八王子町3丁目
アクセスJR中央線「高尾」駅よりバス「霊園前・八王子城跡入口」下車徒歩15分~(土日祝のみ「八王子城跡」行き運行有)
備考山城で要害地区の本丸へは登山です。

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関東三大不動の一つ、土方歳三の菩提寺

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