【演奏会後記】フリーデンスクラング 第8回演奏会 - 演奏会後記|音楽ブログ|みやだい

【演奏会後記】フリーデンスクラング 第8回演奏会

    演奏会後記

土曜日の演奏会は盛大に無事終演しました!

会場は三鷹市芸術文化センター「風のホール」、明るい木質感の箱型のホール。数年ぶりで懐かしい。朝に近くの調布市で震度5弱の地震があり心配しましたが幸い影響なし。三鷹市芸術文化センター・風のホールリハーサルでは今までの練習とは音の聞こえ方が違い、特にチェロコンでソリストの動きに合わせる事等色々と苦労しました。

大幅に押したリハが終わり開演へ。三鷹市芸術文化センター・風のホール真夏の夜の夢の序曲。妖精と貴族と職人のテーマが入り乱れる。重要なテーマの1つである木管ハーモニーを特に丁寧に演奏しました。オフィクレイドパートのチューバさんが隣で新鮮でした。

名曲チェロ協奏曲(ドボコン)。ソリストはとても見事な演奏でした!!パワフルから繊細までとても表現豊かなチェロの音がホールの空気と一体になっていました。特に4楽章の終盤の悲しげで劇的なソロはとても素晴らしく耳に残っています。ファゴットは2ndも重要な造りで、1st抜きの単独の動きやソリストと絡んだり目立つ部分が何箇所かあるので頑張りました。

新世界より。「新世界」であるアメリカからドヴォルザークの故郷ボヘミアに向けての曲。2楽章は「遠き山に日は落ちて」として、4楽章もTV等でも使われる(大阪新世界近くのJR新今宮駅の発車メロディーでもある)一般にも知られた曲。特に2楽章のコールアングレは本当に素晴らしい叙情感あふれる演奏で見事でした!2楽章は弦アンサンブル部分も含めて哀愁を帯びた情景の表現がとても心に染みました。

アンコールは「真夏の夜の夢」の「ノクターン」でした。ファゴットは主役のホルンと終始一体化してハーモニー感を作るとても重要な役割。最後の最後まで緊張感の抜けない曲目でしたが、集中して頑張りました。

個人的に好きな曲ばかりで練習からずっと楽しんでいて、本番も雰囲気が良く素晴らしいものになりよかったです!ハーモニーの中での音程や音楽の流れに合わせる事など、緊張感の中で良い経験になりました。それぞれのパートにブラボーな所があり、トレーナーの方々のリードも素晴らしかったです。集中力が必要で長くて疲れましたが、とても達成感のある演奏会となりました!

・演奏曲のポケットスコア

演奏会概要:フリーデンスクラング 第8回演奏会

【日時】2015年9月12日(土)14:00開演 (13:15 開場)
【会場】三鷹市芸術文化センター 風のホール
【指揮者】大貫ひろし
【ソリスト】薄井信介(チェロ)
【入場料】1,000円(全席自由)
【曲目】
フェリックス・メンデルスゾーン 『夏の夜の夢』序曲 Op.21
アントニン・ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 (ソリスト:薄井信介)
アントニン・ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

http://friedensklang.chobi.net/concerts.html

P.S. 練習の思い出の1つ、練習はしごで本駒込から千石へ歩いたこと。

   

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Written by みやだい

ファゴットが好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
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