【演奏会後記】東京リサーチ合奏団 第47回定期演奏会 - 演奏会後記|音楽ブログ|みやだい

【演奏会後記】東京リサーチ合奏団 第47回定期演奏会

    演奏会後記

昨日6/11(土)は吹奏楽の演奏会を終えました。先月の別団体と同じホールで、梅雨に入り湿気の影響がちょっと心配もある状況でした。

・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールホール

オケ曲を重視している吹奏楽団で、今回はファゴットとしても重要度が高めで緊張感のある曲目だったので無事終えてほっとしています。

吹奏楽団ですがオケ曲では配置やアレンジやサウンド作りからしても完全にオーケストラの感覚ですね。ファゴットを違う楽器に変えたり重ねたりもしないのでオケと重要さは変わらないです。

ダッタン人の踊りと特にアルルの女は目立つ部分が結構あって本当に気が抜けませんでした。なんとか集中力を保って音楽するように努め、内心危ういところもありましたがなんとか持ちこたえました。

オケ同様にソロ楽器として強気に主体的な意識で吹きました。一番大変だったのは第2組曲のパストラール。目立つ部分で運指が難しかったり発音が失敗しやすかったりと本番直前まで調整しました。

・開演前のステージ上ステージ上のファゴット

そして最後まで気が休まらなかったのは、アンコール1曲目が「アルカラの竜騎兵」だったこと!冒頭はファゴットのソリ、後半も八分音符の受け渡しの連続、全体的に音が薄いのでシビアで終始緊張感が抜けませんでした。

でも明らかにファゴットが重要なこの曲を選曲してもらえたことは大変光栄です。お客さんにもファゴットの音色が届けられたのではと思います。

・舞台裏のファゴット舞台裏のファゴット

演奏が終わると緊張感から解放され、達成感があってとても気分がすっきりしました。演奏の醍醐味を味わうことができ、また一段階レベルアップできたような気がします。

フルートやアルトサクソフォーン等は長いソロがあって大変だったと思いますがお見事でした。全体としても緊張感のある演奏会をなんとか無事終えて本当にほっとしています。

自分にとっても良い経験になったこの機会に感謝します。関係者の皆様ありがとうございました。

・演奏会パンフレット演奏会パンフレット

東京リサーチ合奏団 第47回定期演奏会

【日時】2022年6月11日(土) 開場14:00、開演14:30
【場所】かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール
【指揮】鈴木 聡
【入場料】1500円 ※チケットは楽団HPよりご購入可能です。※当日券なし。
【曲目】
A.リード:序曲「春の猟犬」
A.リード:オセロ
E.ハワーズ:行列のファンファーレ
A.ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より 「ダッタン人の踊り」
G.ビゼー:『アルルの女』組曲より 「アルルの女」
<アンコール>
G.ビゼー:「カルメン」より「アルカラの竜騎兵」
G.ビゼー:「カルメン」より「闘牛士」演奏会チラシ

   

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Written by みやだい

ファゴットが好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
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