【収録演奏会後記】コロナで中止になった演奏会の代替公演の収録終了
3/20に演奏会の映像収録本番を終えました。
感染症対策を行って練習してきましたが1/23の演奏会がコロナの影響で中止になり、その代替公演としての収録本番でした。
コロナ第6波がピークを越えた時期で、今年に入ってから他団体でもコロナの影響で練習がしばらく中止になる等影響が出ていました。
久しぶりのホールでの演奏、やはりホールの響きは良いですね。
・ホールのファゴット
収録本番というのは通常の演奏会とはまた違った緊張感がありました。失敗したりしたら残ってしまうし、動きの癖にも普段以上に注意を払いました。
そんな慣れない感覚もあり最初は緊張ぎみであまり集中できなかったのですが、音楽しなきゃと徐々に持ち直しました。
演奏曲目:
- 河邊一彦/交響組曲「高千穂」より IV. 紺碧の空、雲流る
- P. スパーク/陽はまた昇る
- 真島俊夫/鳳凰が舞う ~印象、京都 石庭 金閣寺~
- 和泉宏隆(編曲:真島俊夫)/宝島
「高千穂」は指揮の河邊一彦先生の作曲で、楽章の一部ながら快活で爽やかな序曲的でもある曲です。転調が多く雰囲気がガラッと変わるのが印象的です。
「陽はまた昇る」は親日家スパーク氏が東日本大震災の犠牲者を追悼する曲です。想いを馳せるような温かいサウンド、湧き出る感情が動くアゴーギグ、演奏していてとても心が動く曲です。
「鳳凰が舞う」は日本らしい雅な情景が浮かぶような雰囲気の曲です。オーケストレーションが繊細でダイナミックで真島サウンドの魅力が味わえる曲です。難しい要素も多く苦労した曲でした。コントラファゴットも低音のうごめきで活躍。
今回は曲目は減らしての収録となりましたが、時間をかけて練習を重ねてきているし、なんとかこうやって本番の形にすることができて良かったです。
・本来の演奏会チラシ
演奏者、お客さん共に毎回が一期一会の大事な演奏会です。次回は有客で開催できることを願っています。