【吹奏楽】少人数編成でファゴットを演奏した時の大事な実感 ~ 主体的な意識、役割の多さ
先日吹奏楽の練習で参加人数が少なかった時がありました。そこでファゴットを吹いていて実感した事を書きます。
この時の編成は概ね以下でした。
クラリネット4、アルトサックス1、ファゴット1、ホルン1、トランペット3、トロンボーン2、ユーフォニアム1、コントラバス1、打楽器2(小物楽器)
このように通常はファゴットが居ないことも多いような小編成でした。特にサックスがほぼいない事が大きく、そのため普段埋もれがちなファゴットも演奏感覚がかなり違いました。
演奏している声部が自分一人だけのことも多くて、隠れずに主体的に演奏する意識で緊張感が続きました。吹奏楽のファゴットとして普段いかに隠れて脇役的な意識で吹いてるかを実感できました。
・ファゴット
ファゴットは役割が多いと感じます。主に低音のベースライン、中音の響きを豊かにする動き、木管セクションの動きとしての役割りがあります。この日は何かの役を担うと何かの音が無くなる、という状態でした。
ファゴットは他の楽器と動きが重なることも多いですが、トランペットのような一つの楽器というより音域や役割りを様々に行ったり来たりするピエロのような存在だと感じました。
普段以上に演奏スタイルやキャラクターを意識する必要がありました。ベースラインもしっかり太く支え、中音域もユーフォの芯になり、木管セクションも静かに繊細で美しく、ポップスも発音や音価などをそれらしく等、吹奏楽のファゴットとして様々な演奏法を切り替えるものなのだと実感しました。
さすがに低音楽器がファゴットだけの時は、この人数でも全体を支えるのに非力さを感じたのは事実です。様々な役割の切り替わりがある中で、特に低音と木管セクションを単独で完璧に担えるというわけにはいかないですね。
そういう意味でもチューバやサックスなど他の楽器が全体の響きを豊かにしてくれている、ということも実感できました。それはファゴットでは担えないことなのでありがたいことです。
あとファゴットが通常の木管低音楽器で最低音が一番低くてそれを活用されることも再認識しました(マードックや海の男たちの歌などでも)。でもかなり高い音も出てくるし本当に多彩で忙しい楽器でもあります。
そして木管セクション主体の場面でファゴットのオリジナルの動きもあります。強すぎない音、太すぎない音、ソフトな響き、広い音域で動ける、滑らかな動き、スタッカートの個性、音の存在感は強すぎないけど個性があってさりげなく浮き立つような楽器なのでしょう。
少人数で練習したことで、吹奏楽のファゴットとしてしっかり主体的に演奏しないといけないと再認識することができ、良い経験だったと思っています。毎回の練習にちゃんと意味があるし、たまにこういう刺激を受けることは意識改善に役立ちますね。









