ビュッフェ・クランポン製!珍しい形状のBBbコントラバスクラリネット
コントラファゴットも所有している木管低音大好きなファゴット吹きです。
クラリネットアンサンブルの動画を視聴していて特にエスクラが見事だなぁと思っていたら、途中から珍しい形状のコントラバスクラリネットが登場していました。
■LISZT La Campanella |Nicolas BALDEYROU
コントラアルトクラリネットぐらいの高さのネック、茶色い木製管、折り返してベルまでの長い金属管(レゾナンスホール付き)、これは初めて見る形状です。一体どこのメーカーなのでしょうか?
コメント見るとやはり質問があって、"It’s a buffet prototype"と回答してる人がいました。つまりビュッフェ・クランポンのBBbコントラバスクラリネットのプロトタイプということでしょうか?!とても興味深いです。
さらに調査を続けると、こちらの動画に行きつきました。
■ROSSINI William Tell overture | Nicolas BALDEYROU and friends !
同じコントラバスクラリネットがこちらの動画にも登場しており、投稿者が"an old buffet prototype"と回答していますね。少なくともクランポンの古いプロトタイプの楽器のようです。
ビュッフェ・クランポンといえば今のところコントラアルトクラリネットまでしか製造していません。詳細は不明ですが、この楽器から少なくとも過去にコントラバスクラリネットを製造する試みをしていたのではと想像できます。
コントラバスクラリネットといえばH.セルマー(木製管)、ルブランとジンバオ(クリップ型、水道管)、エッペルスハイム(黒い金属管)、リントン(バリサクみたいな形状の金属管)、リパモンティ(木製管)などが製造しているイメージです。
特にセルマーはカッコいいし響きが良いと思っていますが、バスクラリネットでも人気があるビュッフェ・クランポンがもし製品化したら注目が集まるでしょうね!木低好きとしてはぜひ見てみたいです。
※楽器好きとしては楽器に注目してしまいましたが、どちらも演奏自体がとても素晴らしくて聞き入ってしまいました!