【演奏会後記】東京リサーチ合奏団 第46回定期演奏会

        音楽-管弦楽・吹奏楽

先週の吹奏楽で「新世界より」を演奏する演奏会は無事終演しました。

吹奏楽と管弦楽のハイブリッドのような独特な演奏会で、やはり後者の方がシビアで緊張感がありました。

・リハーサル時/diary_picture/202106/501.jpg

「新世界」は過去にも演奏したことがありますが、交響曲の演奏はやはり苦労するものです。この曲は静かな場面で発音したり、ファゴットが全体の流れを変える部分もあり気が抜けません。当団体に10年以上関わる中で初めて担う1stということもあり、今までにない緊張感がありました。

練習は毎回大反省でどんどん自己修正していきました。当日まで不安要素が残っていたのですが最後の最後まで調整を続け、なんとか腹を括りました。表現に集中するために直前に運指を変えた所もありました。そして本番では失敗を恐れずに強気に音楽に向き合うことができた実感がありました。

譜面の音をただ追いかけるのではなく、何を伝える曲なのか、どういう場面なのか、そんなイメージを込めました。周りとのアンサンブルにも意識を巡らせ、強い意志を持って音楽に集中して乗り越える事ができました。そして大きな達成感を感じる事が出来ました。

もちろんまだまだ反省はあります。もっと演奏技術も意識も高めていかないと、本来は特に1stを担うのはふさわしくないのではという思いもあります。そこは謙虚に精進していかないとと思います。

・魅力的な響きのホールという空間/diary_picture/202106/502.jpg

今年何度か出ている演奏会は全て一部の曲のみの出演で、今回は全乗りでした。前述のシビアさとコロナ禍でフルの演奏会が1年以上ぶりだったこともあり、充実感もありますが体力的にも疲れましたね。色々取り戻していかないとと思います。

需要のあるファゴットという楽器でエキストラ活動をしていく上で、当団体は自分にとって大きな転機となった団体です。特に最初の頃はうまく演奏できずに迷惑をかけてしまった引け目がありました。そこから意識を大きく変えたことで今に繋がっています。

まだまだ困難が収まらない世の中であり、音楽ができる喜びも意識した演奏会でした。生身の人間が演奏するので、そうやって状況に対しての感情を体現して共有することも演奏会という場なのかなとも思います。

・終演後のホール前/diary_picture/202106/504.jpg

毎回「演奏会後記」として振り返っており何を書くか悩みますが、ありのままを書くとこのような感じです(笑)。ふがいない自分ですが成長させてくれている団体であり感謝しています。ご時世柄様々な調整と対策という苦労の末の演奏会、本当にお疲れ様でした。

東京リサーチ合奏団 第46回定期演奏会

【日時】2021年6月19日(土) 開場 14:00、開演 14:30
【場所】練馬文化センター大ホール(こぶしホール)
【指揮】鈴木 聡
【入場料】1500円
【チケット販売】出演者、当団ホームページよりご購入可、当日券なし。
【演目】
■A.リード:ヴィヴァ・ムジカ!
■和田 薫:吹奏楽のための土俗的舞曲(2012年版)
■P.スパーク:日はまた昇る
■P.スパーク:ハノーヴァーの祭典
■A.ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95 「新世界より」
アンコール
・A.ドヴォルザーク:スラブ舞曲第2集作品72より第2番
・A.ドヴォルザーク:スラブ舞曲第1集作品46より第1番/diary_picture/202106/503.jpg



カテゴリ:音楽-管弦楽・吹奏楽 |  コメント(0)


記事へのコメント

コメントを投稿

※絵文字は対応していません。
※攻撃的、乱暴なコメントはしないで下さい。

名前(*)

コメント(*)

(*)入力必須