普門館開放イベント『普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~』に行きました
普門館が解体される前の開放イベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」に行ってきました。Facebookでも以前から話題になり、ツイッターでも平日の様子を探ったり、楽しみで行く前からワクワクドキドキでした。予定通りファゴットとコントラファゴットを持って行きました。
普門館の入場待ち
・普門館に到着
・開放イベントの旗
普門館に開場時間少し前に着くと土曜日だったので平日とは違い長い行列でした。列が動いて入場直前に舞台上入れ替え待ちの30分待ちになるなど、思いのほか入場に時間がかかりました。並んでる間に知り合い数名に遭遇しました。
・入場の長い行列
・白ではなく独特の薄ピンク色の外壁
・大きな記念のパネルが2つ
・西口からもうすぐ入場、しかしここで30分待ち
普門館の中へ
ようやく最初の舞台入れ替えで入場できました。中に入ると廊下は短くすぐに舞台へ。舞台袖、舞台裏も独特の黒い世界が広がります。
・舞台袖
・舞台裏
そして黒くて広大なステージと客席はやはり圧倒される格別なものです!両脇にあるエスカレーターも独特です。
・普門館の広大な客席!
・「普門館からありがとう」の文字と反響板に寄せ書き、両脇にはスタンプ台
時間が限られて慌ただしい中、急いでファゴットとコントラファゴット、両スタンドを組み立てて撮影&演奏しました。きっとコントラファゴットを持ち込んだ人は初めてだろうし浮いてたんでしょうね(^^;)
ダフクロ(東関東銀の高3自由曲)、ディオニソス(都大会大2の自由曲)、第九(現在のオケ曲)のフレーズの一部を吹きました。普門館が叶わなかった高校最後の曲、大学で普門館で演奏した最初の曲、楽器を続けてオケで両楽器で吹いてる曲、ということでそれぞれ意味が込められていました。噂の宝島などの合奏はどうなのかなと思ってましたが、巻き込まれてみると何だか楽しかったです(笑)。
・普門館の舞台にファゴットとコントラファゴット!
・天井を見上げる
・広大なホールに立つ2本の楽器
・ファゴットを演奏
・皆さんと同じようにステージ中央で撮影
・コントラファゴットも※両楽器共ハンドレストが変な方向を向いてます(^^;)
自分にとっての普門館は、高校は東関東銀で縁がなく、大学の都大会の時のみです。全国大会とは違いますがやはり普門館に立てたことは特別感があり印象的なコンクールでした。今回もこれほど多くの人が来場し、全国大会としてどれだけ沢山の人がこの場所を目指してきたのか、その想いのベクトルの強さ、この場所の貴重さを改めて感じました。まさに吹奏楽の甲子園、吹奏楽の聖地です。それだけに解体は名残惜しいですね。
普門館から退場
時間になり一斉に退場を促されます。BGMはアコースティックギターとクラリネット(違ったかも?)によるA-durの素朴で哀愁の漂う新世界2楽章のテーマ。急いで片付けて各スタッフにお礼を言って退場します。
・舞台袖通路
・東口から出ます(左の表記がFUOMN HALLになっているとツイートで知りました)
・日が傾いて哀愁が増す
・駐車場、搬入トラックが居た場所でここも懐かしい
・正面玄関、床のタイルが痛々しい。老朽化は否めない。
・昭和感のある看板
・退場BGMがまだ耳に残る状態で名残惜しく去ります。まだ行列待ちは続く。
終わりに
混雑して規制入退場を行った時間帯ということもありあっという間でしたが、本当に素晴らしい時間が過ごせました。吹奏楽をきっかけとしてファゴットとコントラファゴットで豊かに生きてる人間として、楽器と共にホールに赴いてその報告と感謝をする形になりました。この機会を作ってくれたことに感謝します。本当に名残惜しいけど…、普門館ありがとう!
・記念品の薄ピンクの外壁のタイル!
・記念スタンプを押しました