【演奏会後記】ルディ・ウィンド・アンサンブル 5th Concert
24日(日)は所属オケのヨコハマ・ベイ・フィルの方のお誘いでルディ・ウィンド・アンサンブルの5th Concertに出させて頂きました。音大出身の方も多くて皆さん1人1人が本当に技術レベルが高く、各楽器らしさが活きていて素晴らしいサウンドでした。都合上練習参加は直前のみとなってしまったので、いつも以上にひたすらイメトレしたり練習録音を聞いたりして練習に臨みました。そしていざ本番当日。スパークのハンティンドンは4回目ぐらいです。譜面はバスクラとほとんど同じなのですがファゴットの音の成分がうまくバンドに混ざってるのが感じられる、スパーク氏らしいやりがいのある曲です。本番も楽しく演奏できました。
J.マッキーのシェルタリング・スカイは優しいサウンドで好きな曲でした。練習録音で木管サウンドにファゴットがいないのを聞いていて物足りなさを感じていました。クラリネットの低音域やサックスだと何か違う。ここにファゴットが入ってより魅力的にする、というイメージで演奏しました。
長生淳の「季(とき)のまど」は小編成での演奏のため降り番。小編成ながら様々なフレーズが折り重なる長生氏らしい曲でした。躍動的に進行し続け落ち着く所が少ない印象で、難易度は高そうでしたが見事な演奏でした。
1部メインのP.グレイアムの地底旅行は春の祭典の要素がちらほら。ファゴットとしてはひたすら長い連符(1st,2ndで受け継ぐのを両方吹いた!)とオーボエとの絡みという感じでした。中間部はドソロになる部分もあり緊張しましたがなんとか繋がってよかったです(^^; もうちょっと表現する余裕があればよかった…。各ソロやソリの中でもEuphoniumのソリは特に素晴らしかったです。
2部のポップスもシカゴロックや美しき二つの翼等、大人のポップスという雰囲気でカッコよかったです。エレキベース、ドラム、ブラスサウンド、サックスセクションなど、うまく言えませんが中高生のポップスとは違う良さがありました。楽しく演奏できました。
楽器柄様々な団体に出入りしてますが、その中でもレベルの高い大人サウンドでとても刺激になる演奏会でした。ご来場いただいた方々、差し入れ頂いた方々、ありがとうございました。P.S. 打ち上げも参加させて頂きました。指揮する人、ソロ曲吹く人、某プロ吹奏楽団の事務の人、今度CD出す人、本当にすごいメンバーだったんだと実感。そんな方々なので、過去に自分が吹いたのと同じサリュソフォーンを吹いたことがある人まで発見!
P.S. 2週間後も偶然同じホールでオケの本番です!
ルディ・ウィンド・アンサンブル 5th Concert
【日時】2017年9月24日(日)開場13:30 開演14:00
【場所】和光市民文化センターサンアゼリア・大ホール
【指揮】山岸明彦
【入場料】全席自由 500円
【曲目】
1部
・ハンティンドン・セレブレーション:P.スパーク
・シェルタリング・スカイ:J.マッキー
・季(とき)のまど:長生淳
・交響的情景「地底旅行」:P.グレイアム
2部
・アメリカングラフィティXXIII シカゴロック:岩井直溥 編
・サンバ・テンペラート:大野雄二/金山徹 編
・ミッドナイト・ユーフォニアム:G.リチャーズ
・美女と野獣:真島俊夫 編
・美しき二つの翼:真島俊夫
アンコール
・アルメニアンダンス・パートII より Wedding Dance:A.リード
・五月の風:真島俊夫
http://ludi-wind.com/