【練習記】ドヴォルザーク「新世界より」
昨日はとあるオケの練習に初めて参加しました。練習場所は新宿文化会館、吹奏楽では何度も来ているけどオケでは初なのでなんだか新鮮でした。
練習したのはメンデルスゾーン「夏の夜の夢」の一部と、ドヴォルザークの「新世界より」。そのほかにドヴォルザークのチェロ協奏曲も演奏します。
新世界は個人的に好きな曲の1つですが、演奏してみて改めて好きになりました。練習していてこれほどワクワクする曲はなかったというぐらい。特に「遠き山に日は落ちて」としても知られる2楽章は本当に美しい。ドヴォルザークが故郷ボヘミアに向けて作った曲と言われていますが、本当に夕日の情景が頭に浮かび、穏やかに家に帰る時の気持ちになります。
旋律を吹いているのはイングリッシュホルン(英語)またはコールアングレ(フランス語)と呼ばれるオーボエの少し大きい楽器で、アルト音域の豊かな響きが魅力的です。
◆ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界第2楽章(旋律は40秒~)
練習でも後ろの席で聞きほれてしまいました…。旋律の後をファゴットとクラリネットで受け継ぐので雰囲気を保ってきれいな音色にて。
オーボエといえば白鳥の湖、イングリッシュホルンといえば新世界。ファゴットも叙情的な演奏ができるので代表的な有名で美しい旋律が欲しいところです。
P.S.ヒチリキでも吹いてみたい。より日本的な家路の情景になるでしょう。
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