【練習記】埼玉で第九のコントラファゴットのエキストラ
コントラファゴット所有者の宿命、第九トラ。今日は与野本町のさいたま芸術劇場へ。大宮のちょい手前って遠い…。この日は横浜からの移動だったのでなおさら。
・埼京線与野本町駅。並行して新幹線が通る。
・さいたま芸術劇場。駅から住宅街を10分程歩いた所にある施設。練習は客演コンサートマスターの横溝耕一氏(NHK交響楽団)の他、4名の歌ソリストと合唱も加わった豪華な体制。合奏してみて、色々感じる事はありますが、かえって勉強になります。団体によって事情が違うんだなぁと。多角的に見えてきます。でももっとのびのびと吹かさせてほしいという本音はあります。あそこまで音量を落とすのはコントロールがなかなか大変だし…。4楽章331小節目、8分の6のマーチになる所、やっぱり緊張しますね。ベーレンライター版だと音域の上下が激しくてちょっと吹くのが大変だし、反応の良いリードで吹きます。4楽章の例の速い連符の所は、指揮のテンポがかなり速い…!今までで一番速い・・・これは燃える!(笑)
・コントラファゴットがこき使われるところの1つ↑ここのD#は曲者。中指+C#キーで代用してます。ファゴットみたいにC#-D#トリル機構があれば楽なのに(あまり使わないけどHighHの音程も改善されるはずだし)。
ちなみに今日決まったのですが、1~3楽章もファゴットでアシを吹くことになるみたい(^^;;)本番間近ですが、頑張ります(^^;;)
この演奏会ではモーツァルトのクラリネットコンチェルトもやります。降り版ですがソリストの音を聞いてとても安心して聞いていられる音で素晴らしいと思いました。特にA管で最低音の音程が良い人は初めてかもしれません(^^)
・帰りの与野本町駅、北陸新幹線も通るさて、さらう譜面が山積み状態
・ベートーヴェン「第九」(ファゴットを追加)
・モーツァルトのグランパルティータ
・ベートーヴェン第六「田園」
・スメタナ「わが祖国」より
・チャイ4
大充実、がんばります(^^;;)
P.S. 今年はなぜかコントラファゴットの出番が多い。でも実際は無性にファゴットが吹きたくなる。モーレンハウエルは表現できる素晴らしい楽器だし。