【練習記】吹奏楽でチャイ4全楽章
日曜は例年お世話になっている吹奏楽団の練習でした。吹奏楽ではなかなか演奏しない管弦楽曲を全楽章やってしまうちょっと特殊な、意欲的な団体です。去年は第九(もちろん全楽章)をやりました!今回も例年通りコントラファゴットを吹きます。今年はなぜかコントラファゴット出動率が高いです。
・練習場への道
今回のメイン曲はチャイ4。吹奏楽では4楽章はたまに聞きますが、1~3楽章はまずやることはないですよね。そのほかモーツァルトのオーボエコンチェルトもありますが編成が小さいので降り番。
先週は時間かけてひたすらイメトレしました。特にチャイ4の1楽章。一番最初に譜面見ずに演奏を聴いたとき、拍が全く分からず混乱しました。スコアを見て他のパートの流れを把握してどの拍に重点を置くか、どこを頼りにするか、どのようにかみ合わせるかを理解してようやく流れが分かってきました。特によく出てくる以下8分の9のリズムをとるのがなかなか難しい。
タ・ターンタ|タ・ターンタ|タ・ターンタ|
♪・♪ーー♪|♪・♪ーー♪|♪・♪ーー♪|
油断すると、
ターンタタ・|ターンタタ・|ターンタタ・|
♪ーー♪♪・|♪ーー♪♪・|♪ーー♪♪・|
で捉えてしまって全部ずれてるように感じてしまう(^^;)
3楽章は弦楽のピッツィカートだけのアンサンブルが主体で面白い。いかにもスケルツォという感じ。バーンズ3番の2楽章のファゴット三重奏も思い出す。なかなかスリリングで楽しい。有名な4楽章は勢い。他楽章と比べるとずいぶん簡単に思えてしまう。イメトレの成果でなんとか大体流れをつかむことができました。いつも1回目の練習を重要視しているので、良いスタートを切ることができたと思います。コントラファゴットで低弦パートを吹くのは本来のファゴット属以外の要素もあって難しいですが、どんな譜面であってもそれらしく対応するトレーニングになります。練習を重ねるごとにどんどん表現を増していけるようにしていきます。