【ライブレポ】櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」宮城公演Day2 ~ 刺激的なステージ・越える表現
櫻坂46の全国ツアー「2nd TOUR 2022 “As you know?”」のセキスイハイムスーパーアリーナでの宮城公演Day2(10/16(日))に参戦しました。その様子のレポートと感想をまとめます。 ※セトリはこちら。
・終演後のステージ(撮影可時)
ライブの概要まとめ
櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」宮城公演について
【ツアーの日程】
[大阪] 丸善インテックアリーナ
9月29日(木)、9月30日(金)
[広島] 広島サンプラザホール
10月5日(水)、10月6日(木)
[宮城] セキスイハイムスーパーアリーナ
10月15日(土)、10月16日(日) ←本公演
[愛知] 日本ガイシホール
10月21日(金)、10月22日(土)
[福岡] 西日本総合展示場 新館
10月25日(火)、10月26日(水)
[東京] 東京ドーム
11月8日(火)、11月9日(水)
【主なポイント】
- 今ツアーが初パフォーマンス:「条件反射で泣けて来る」「One-way stairs」「ずっと 春だったらなあ」
- 関有美子が体調不良で欠席
- 遠藤光莉は休業中
- 拡散を目的として規制退場中のステージの撮影可(広島公演以降)
【出演メンバー】
【1期生】上村莉菜、小池美波、小林由依、齋藤冬優花、菅井友香、土生瑞穂(計6人)
【2期生】井上梨名、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、増本綺良、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天(計12人)
合計18人
会場周辺の様子
宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナ、仙台駅から少し距離があり最寄りの利府駅からも離れており交通アクセスがちょっと難しい場所です。
・セキスイハイムスーパーアリーナの地図
・駐車場から会場入口へ
・右側に会場となる建物、代々木体育館のような楕円形
・イオンカードブースの菅井さん卒業記念パネル
・左側にファンクラブ、ガチャ、縁日などのブース
・グッズ一覧
・駐車場側、時間が早いのでまだ人はまばら
・グッズ売り場に並ぶ、そこまで混雑せず
・芝生側で開場を待つ、この後徐々に人が増加
・メンバーの旗が並ぶ、惜しくも欠席の関有美子
・時間になりワクワク、賑わう入場列へ
・入って右側の祝花エリア、沢山の愛が溢れる
・菅井さんは今ツアーFinalで卒業
会場は代々木体育館をコンパクトにしたような形状で、入り口も似たような雰囲気を感じました。
ライブの様子
記憶と直後のメモを頼りに分かる範囲で書いています(東京ドーム公演の内容でも一部補足しています)。主観も含まれています。
ステージはメインステージと花道のみで、後の東京ドーム公演にあったムービングステージやバックステージがない構成です。
※座席はスタンドX席(右手後方)で全体を俯瞰する形で見ています。
序盤
影ナレは菅井、齋藤。
序盤は事前にペンライトの点灯を控えるように呼びかけられていたステージ。
オープニングは暗闇の中でスクリーンのハードな映像、レーザー光線が照射される壮大な世界、ステージや花道から放たれるライトで作る緻密に作られたステージング。アイドルとは思えないクールでハードな雰囲気の中でパンツスタイルでのかっこいいダンスで始まる。
今ツアーが初パフォーマンスの条件反射で泣けて来るが始まり爽快でノリの良い雰囲気へ。2番では山﨑天が花道で高速スライドするピアノを弾く姿の演出があった。
BAN、Dead endとハイテンションな2曲が続き盛り上がる。Dead endはステージでではなく花道でのパフォーマンスで普段とは違い新鮮、ビートに合わせて歩きながらの姿がカッコ良い。2番サビでは花道先端でせり上がった階段(後方席から見やすい)でMVのサビのような構図を作った。
叩く振付が印象的なダンストラック、スポットライトが1人ずつ当てられるクールなダンスでそれぞれの実力を見せる。
6回叩く振付から断絶へ。多く曲とはスタイルの違うダンス、手首が印象的なキレがある動き、強い表現の曲で櫻エイトの1人1人の実力を見せつけた。
スクリーンからレーザーが照射され、流れ弾でさらにテンションを上げる。まばゆいレーザーやライトの中でとても激しいパフォーマンスに熱狂した。
ここまでペンライトOFF、櫻坂46側から発する光と熱の派手なステージングで畳みかけ、その強い世界観に見入った。
MCは2期生が中心に行う。
中盤
タイムマシーンでYeah!、1期生によるキラキラのトロッコで動きながらのパフォーマンス。テンポが速くノリノリで一番の楽しい雰囲気の曲、会場にカラフルに灯るペンラの動きも細かくレスの動作もあり楽しんだ。
すぐに今ツアーが初パフォーマンスのOne-way stairs、一転してちょっとダークな曲へ。森田・藤吉による黒い衣装で絡みながらのクールなダンスで作るアングラな雰囲気、音域の広い歌声も印象的。複雑なステージ構成の段を繋ぐ階段を徐々に昇っていく。(ステージが暗く遠くからはちょっと見づらかったのが本音)
ずっと 春だったらなあ、再び一転して白い背景に花びらが舞う中での柔らかく優しい曲。田村、井上、大園のユニットで白とピンクの衣装。今ツアーが初パフォーマンスで、清々しくて春の別離の歌詞の情景が浮かぶ。優しくてとても良い雰囲気の曲だと感じられた。
次は制服の人魚、武元、森田、守屋、山崎にユニット。花道の上に四角い複数の透明のトロッコの中と上でパフォーマンス。懐かしいサウンドにセクシーなダンスで、空間全体をディスコにしたような雰囲気を作る。1人1人がしっかり個性を出し、特に山﨑の色気のある表現力が印象的だった。
神秘的な音楽の中、大園玲が椅子に座って本を読む幻想的なシーンがしばらく続く。
五月雨よ、ここで可愛らしい衣装にチェンジ。山﨑のソロの歌い出しは印象的。雨が写し出されるスクリーンと緑のペンライトに染まる会場、切さを表現をし清々しさに包まれる。
一転してなぜ 恋をして来なかったんだろう?でアップテンポへ。畳みかけるウキウキな曲調に気分が乗って来る。2番は理佐卒コン同様に太い光る紐バージョンだった。
次はNobody's fault、流れ的には意外な曲が来たと感じた。かわいらしい衣装のままというのもミスマッチで新鮮。決意のメッセージを持つ曲で表情もダンスも強い表現を見せる。
I'm in、土生センターのBACKSメンバー曲でアイドルらしく振り切れたかわいらしい振り付けが印象的。リズミカルでHeyやWoh...の所の動きなどの一体感を楽しめた。
中盤最後はBuddies。会場に居る皆がBuddiesで、宮城にも広がっているBuddiesの輪を意識して感慨深い。清々しく壮大でエネルギッシュでとても一体感が感じられた。
MC。
終盤
櫻坂の様々な曲を短く凝縮したハード目なサウンドのアレンジメドレーで(なぜ恋の紐もあり)、スポットライトを浴びたそれぞれの場所で短いダンスをスピーディーに繋げる。とてもカッコいい演出でテンション上がった。
車間距離は黒い衣装にて。赤に染まる会場で花道トロッコでパフォーマンス、踏み込む深いビートで強くカッコいいダンス曲。
恋が絶滅する日、少し不穏な雰囲気のこの曲、気取った英語等クールな雰囲気がカッコいい。リズミカルなダンス曲で、3連符になる所は何度か繰り返して激しいダンスで魅せた。
スクリーンにLAST SONGと表示、最後の曲らしくラスボス的な派手なライトと重量感のあるBGMのステージの演出。摩擦係数の白い衣装でステージに登場。
摩擦係数、今までとは一転した新たなダンススタイルでのパフォーマンス。リード曲としてTVでも披露を重ねてきたこの曲、森田・山﨑のソロダンスやブレイクダンスなど、洗練されていてとてもカッコ良くて見入った。ラストは煙幕の爆音が上がる。
アンコール・退場
アンコール1曲目は美しきNervous、花道に広がってのリラックスした雰囲気でのパフォーマンス。花道の階段部分も利用しつつ、メンバーがファンに手を振ったり積極的にレスするファンサ曲を楽しんだ。
最後は櫻坂の詩で締めくくり。ステージ背後には桜の木が見守る。しんみりする曲だが寄り添う歌詞が心に来るので噛みしめつつ、会場を一体感が包んで終演した。
今回は拡散を目的として終演後のステージの撮影OKでした。
・終演後のステージ(撮影可時)
・熱気あふれる会場外、駐車場へと人の波が流れる
感想まとめ
終了公演のセトリや内容の拡散を控えられており前評判が高かったツアーの初見、とてもワクワクドキドキして臨み、とても充実した刺激的なライブでした。
レーザーやハードなスクリーンライトが印象的な派手目で刺激的なステージング、演出に凝ったライブでとても楽しめました。いつもライブで見ていた曲もステージ形態が異なるので新鮮に感じられました。
序盤のペンライトOFFパートはハードな演出とハイテンションな曲が畳みかけるように続いて見入りました。ただ客席側は動いていいのかリアクションに困っていたのが現状で課題に思いました(東京ドームでは改善)。
今ツアー初見だったしライブで初パフォーマンス曲もあり、全体的に次に何の曲が来るか分からないワクワク感が続き、意外な曲が来たりもして幅広い表現を楽しみました。
終始カッコいい世界観を中心にがっつり表現に徹していて、その表現にかける意識が緩むことなく、「櫻坂46だな」ということが感じられました。
特にDead endのカッコよさ、ずっと 春だったらなあの清々しい雰囲気の良さを感じてさらに好きになりました。全体的にペンライトがカラフルになったことも感じました。
スタンド後方からでは細かくは確認できていませんが、見えた範囲で1人1人の凄さを感じる瞬間があり、今までよりも洗練されたパフォーマンスの雰囲気が伝わりました。
特に山﨑の表現スタイルの多彩さに驚かされました。セクシーな制服の人魚、清々しい五月雨よ、クールな摩擦係数等と、様々な表現を自在にこなしており本当に見事です。
"As you know?" へのアンサーは櫻坂46の「現状」の披露ではなく、さらに挑戦して洗練させ「越えるよ」「これだけできるよ」と飛躍した姿を見せつけるライブでした。
全体的に派手目な演出でそれに負けない強くてカッコいい表現にあふれた熱いライブでした。もっと細かく見たい、何度も見たいと思わされる魅力的で刺激的なライブを楽しみました。
・ライブ後のメンバーの様子のツイート
(桜)「2nd TOUR 2022 “As you know?”」(桜)
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) October 16, 2022
(牛)@セキスイハイムスーパーアリーナ(カキ)
宮城公演2日間ありがとうございましたー!(キラキラ)#櫻坂46_2ndTOUR#櫻坂46https://t.co/CPtyetFVXH pic.twitter.com/5T5qT7VEwo
2nd TOUR 2022 “As you know?” 宮城公演Day2 セットリスト
0. Overture
1. 条件反射で泣けて来る
2. BAN
3. Dead end
4. 断絶
5. 流れ弾
6. タイムマシーンでYeah!
7. One-way stairs
8. ずっと 春だったらなあ
9. 制服の人魚
10. 五月雨よ
11. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
12. Nobody's fault
13. I'm in
14. Buddies
15. 車間距離
16. 恋が絶滅する日
17. 摩擦係数
アンコール
EN1. 美しきNervous(Day1は思ったよりも寂しくない)
EN2. 櫻坂の詩
編集後記
現時点では東京ドーム公演も終え、菅井さんも卒業して感情がとても大きく動いている状態ですが、当時のメモを元に冷静になって当時のスタンスでまとめました。
今回はあまり具体的なエピソードが覚えられていませんが(ライブ内容拡散控えで情報を補完しづらかったのも一因)、地方公演も1つ1つが大事なライブだし、この公演を観に行った人が何か懐かしむことができれば良いなぁと思います。
東京ドーム公演については本編は同じセトリですが、ツアーファイナルとしての盛り上がり、欅坂46曲の披露、菅井さんの卒業ととても内容が濃く感情への刺激も大きかったです。
そのためまとめるのはさらに時間がかかる予定ですが、配信リピートも視聴してメモしたので今回と同じ曲や演出についてももっと細かく書ける予定です。
【追記】東京ドーム公演をまとめました。
P.S. 遠征記録
今回の宮城公演は東京から遠征しています。元々都合がつかなかったのですが直前に解消し、一般チケットがまだ売ってたのでRegretしないように参戦決定。
・ライブ会場へのOn my way、東京から仙台へ新幹線で1時間半で思ったよりも遠くない
・仙台駅西口、TV等で良く見る場所、都会で車もBAN BAN走ってます
・仙台駅東口、新しく建物が増えた美しきStation
・会場へシャトルバスが運行、それが足なのね
今回は知人の車に乗せてもらい移動しました。仙台に来たので牛たんを条件反射で食べて来る。
・お昼は「たん兵衛」さんで1時間並びました
・牛たん壺飯が名物
・スタンダードな元祖牛たん壺飯(2090円)
・意外とボリュームあり、歯ごたえのある厚めの牛たんで美味しい♪
そしてライブにI'm in!して楽しみました。駐車場から出るまでもペンライトでYeah!状態で面白かった(笑)。
・ライブ後の打ち上げは泉中央にて、ジャマイカじゃないビールも美味しい
最終近くの地下鉄に乗ってホテルへ。翌日から2日間三陸旅行に行きましたがここでは省略します。
・旅行を終えて仙台から実質ライブの帰り、珍しいJR北海道の車両(H5系)に偶然の乗車
・夕食も牛たん弁当、紐を引っ張ると温まるタイプ、すぐにぶわっと熱くなった
・熱々の牛たんを堪能♪
・東京駅に到着、帰りたくない…、ずっと ライブだったらなあ
楽しいライブ遠征になりました。ありがとう宮城!
【次のライブ】
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