【吹奏楽とファゴット(0)】人生を豊かにしてくれているファゴットに関する発信を始めます
ファゴットに関して経験を元に情報を発信していきます、という事を宣言効果を狙って書いてみます。
・ファゴットとコントラファゴット
はじめに
私はファゴットという楽器で人生が豊かになっています。ファゴットやコントラファゴットによって沢山の演奏経験が得られ(多い年は年間24回本番)、素晴らしい特別な体験をすることができています。
ファゴットの素晴らしさを感じつつもファゴットは価格が高い、演奏が難しい、認知度が低いなどと言われるような様々な課題があります。
そういう楽器だからこそファゴットの素晴らしさを広めたいという気持ちを強く持っています。私の個人的な経験からファゴットに関して様々な情報を提供できればと思い立ち、発信をしていくことにしました。
特に中高生が吹奏楽部で感じている様々なコンプレックスやマイノリティーのハンデを解消して楽しく活動をして欲しい、その手助けをしたいと思っています。
吹奏楽部を重視する理由
私自身は高校の吹奏楽部でファゴットを始め、後に管弦楽も始めました。吹奏楽を経験した身として感じている様々な問題について、また経験を重ねて様々な吹奏楽の幅広さを知った事を元に、様々な事を書いていきたいです。
なぜ吹奏楽部でのファゴットを重視するかと言うと、世の中には管弦楽部よりも吹奏楽部の方が圧倒的に多く、ファゴットを始めるきっかけになる事が多いと考えているからです。日本は吹奏楽がとても盛んな国です。
ファゴットは管弦楽が最もその魅力を活かせるかもしれませんが、ファゴットは吹奏楽でも必要な楽器です。現実として様々な理由でファゴットが無い学校が多い事は仕方ないことであり、編成のフレキシブルさは吹奏楽の魅力でもあると思っています。
そんな吹奏楽部でのファゴットの演奏がより楽しく充実したものになっていけば、吹奏楽業界全体、そして管弦楽にも波及して盛り上がっていくはずです。吹奏楽はファゴットにとってとても可能性がある場所です。
管弦楽について
ファゴットは管弦楽の方が良いという意見はごもっともです。歴史が長く、吹奏楽よりも安定的に定席を持ち、ファゴットの繊細な響きが活かされ、より高い技術も要求されます。
ただ、クラシック音楽は敷居が高いことは客観的に現実です。管弦楽から始めるきっかけを持つ事はなかなか難しいことで、ポップスやジャズなども演奏するより身近な吹奏楽が果たす役割は大きくて重要だと思います。
今吹奏楽部でファゴットを手にしている生徒に対しては、まずはぜひ「吹奏楽のファゴット」として楽しく充実した経験をして欲しいです。そのためには吹奏楽のファゴットが抱えている様々な問題を解決する必要があります。
吹奏楽自体も、スクールバンドの教育的な範疇に収まらない「大人の吹奏楽の世界」もあります。管弦楽同様に吹奏楽もとても奥深く、一生かけて追及して楽しむことができるものであることも知って欲しいです。
おわりに
ファゴットを広めるには吹奏楽部での活動を充実させることが重要、この考えを元に私の経験から今後連載的にブログを書いていきます。Webマーケティングや心理学の知識も活かしていきます。
中高生の吹奏楽部では見えないさらに広い視点も含めて、吹奏楽のファゴットの魅力と可能性を感じてほしいと考えています。
特に教科書的ではない、現場を経験した生の体験の情報が必要なのではと考えています。足りない事もあるかもしれませんが答えではなくヒントになればと、思考する人より行動する人でありたいです。
ファゴットで豊かに活きている身として、少しでもファゴットに興味を持ったり、ファゴットを吹いてて楽しいと思えるようになって欲しいと願っています。
※三日坊主にならないように宣言効果も狙って決意を書きました。画像選びは結構時間かかるので文章優先で少なくなるかもしれません。