2020年の振り返り、自分にとっての「今年の漢字」と「今年の一枚」は?
2020年(令和2年)も年の瀬を迎えました。例年のように今年1年を振り返ります。
世の中の主な出来事と「今年の漢字」
「今年の漢字」と世の中の主な出来事についてまとめます。
今年の漢字
2020年(令和2年)の「今年の漢字」は「密」が選ばれました。今年は終始「新型コロナウイルス」の影響に悩まされた1年であり、「三密を避ける」ことが求められ生活様式が大きく変化しました。「コロナ禍」という言葉も広まりました。
・2020年「今年の漢字」は「密」
※自分としては「離」を予想していました。
主な出来事
2020年の主な出来事(個人的な関心基準でピックアップ):
【1月】英国がEU離脱。中国武漢で新型肺炎発生、帰国した日本人にも感染例が出る。
【2月】横浜寄港のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で感染蔓延。国内でも感染者が広がり始める。野村克也さん死去
【3月】東京オリンピックが来年に延期決定。都で週末の不要不急の外出自粛要請。志村けんさんが新型コロナウイルスのため死去。
【4月】新型コロナウイルス第1波、緊急事態宣言。政府が布マスク配布。岡江久美子さんが新型コロナウイルスのため死去。
【5月】緊急事態宣言、全都道府県で解除。民間初の有人宇宙船打ち上げ成功。夏の甲子園中止。
【6月】香港で国家安全法可決。横田滋さん死去。
【7月】特別定額給付金(10万円)が支給される。GoToトラベルキャンペーン開始、東京を除外。藤井七段が最年少タイトル、棋聖位獲得。三浦春馬さん死去。
【8月】新型コロナウイルス第2波。将棋の藤井棋聖、最年少で二冠。渡哲也さん、内海桂子さん死去。
【9月】安倍総理辞任、菅政権発足。岸部四郎さん、竹内結子さん死去。
【11月】大阪都構想否決。アメリカ大統領選、バイデン候補がわずかにリード。新型コロナウイルス第3波。札幌、大阪発のGoToトラベル自粛呼びかけ。野口聡一さん搭乗のクルードラゴン打ち上げ、ISSへ。小柴昌俊さん死去。
【12月】新型コロナウイルス感染者数増加が続く。GoToトラベル停止。首相、静かな年末年始を呼びかけ。英国でコロナ変異種、日本でも確認される。新規入国を一時停止。
全体的に新型コロナウイルス関連のネガティブなニュースが占めた1年でした。生活様式は次のように大きく変わりました。
三密を避ける、ソーシャルディスタンス、外出自粛、時差出勤、在宅勤務、リモートワーク、リモート会議、マスク着用、うがい・手洗い、アルコール除菌、アクリルボードによる隔壁、換気、席を離す、席を減らす、時短営業、テイクアウト、各種イベントの中止や延期・オンラインでの開催等。
・コロナ禍の休業の張り紙
去年には想像もできなかった忍耐の1年となりました。新型コロナで亡くなる有名人の方も出て、身近に迫る恐怖を感じました。外出自粛で各企業の経営が厳しくなりました。医療関係者の負担もとても大きくなり、医療崩壊も懸念されています。
未だ終息の見込みはなく先が全く見ません。経済も家庭の実感も非常に厳しい状況です。世界全体の試練であり、来年に延期された東京オリンピックも厳しいと思っています。今はただ感染を広めない行動を徹底して、収まるのを待つしかありません。
・延期となった五輪、メイン会場の新国立競技場
【流行したこと】鬼滅の刃、あつまれ どうぶつの森
自分の主な出来事と「自分の今年の漢字」
自分自身の主な出来事と「自分の今年の漢字」についてまとめます。
自分の主な出来事
自分自身も新型コロナウイルス蔓延の影響を大いに受けた1年となりました。様々な制限があり、今までの「当たり前」が当たり前ではないという事を痛感させられました。
2020年の自分の主な出来事:
【1月】吹奏楽団Festa2020、目標としていたローマの祭りを演奏し一区切り、結果として唯一の有客演奏会。住吉大社で初詣、おみくじは大凶。
【2月】コロナが広まり始める中の群馬旅行:高崎、草津温泉。
【3月】大田区桜散策。名前が気になっていた肉料理店「みやだい倶楽部」へ行く。
【4月】コロナ終息を願い写経をする。所属オケの演奏会中止。
【6月】八王子城等散策。4か月ぶりに合奏参加。
【7月】半年ぶりのホールでの練習。
【8月】ネット配信演奏会開催。所属オケを退団。夏旅行は都内の奥多摩。世田谷線散策。多重録音活動開始。
【9月】五輪施設散策。都内神社散策。
【10月】吹奏楽団Festa2021の中止が決定。HPアクセス爆発があり月間11万PV達成。
【11月】TKWO演奏会聴きに行く。川越散策。
【12月】アクセス数増加に伴いサーバー移転。
大人数が集まる音楽関係は大打撃で、演奏会が軒並み中止・延期になり、練習も開催できない月日が続きました。今年の演奏会は1月と配信演奏会の2回のみと異様に少なかったです。楽器を始めて以来初めての経験です。
・唯一の演奏会は1月の吹奏楽団Festa
不要不急の外出自粛要請に伴い旅行に行く事もできず、都外への移動もはばかられたことから夏旅行も奥多摩に行きました。旅行好きとしては遠くに旅行に行けない事はストレスが溜まりました。散策もなるべく都内に収めました。
様々な制限があった一方で「自分の時間」を持てるようになりました。人とのかかわりが減る一方で、人間関係ストレスが減ったことも事実です。そんな中で今自分ができることは何かを見つめ直し、活動を充実させていきました。
HPの改修とコンテンツ更新に注力しました。デザイン、ライティング、心理学等を学び実践しました。そしてアクセス数は大きく右肩上がりとなりました。その勢いもあり10月にはブログ記事がヒットして月間11万PVを記録しました。
ブログで書くことが増えた欅坂46、櫻坂46に関する話題もかなりのアクセス数となり、コンテンツとして無視できない存在になりました。人生観へのメッセージ性が強い存在で、グループも停滞から改名してリスタートする等、激動な年でドラマがありました。
そして今年はHP掲載写真をTV等のメディアで利用された回数が5回と最多でした。サイトが大きくなり存在感が大きくなってきたという嬉しい実感があります。またブログ記事がシェアやいいねされたりすることも増え、自信に繋がりました。
・テレビで使用された写真
音楽活動ではファゴット、コントラファゴットで多重録音をするようになりました。録音して演奏を聴くと自分の音がいかに不安定かつつまらないかを痛感し、修正を繰り返しました。編曲、練習、演奏、録音、動画編集と様々な課題にぶつかり、1つ1つのスキルを上げていき、有意義な時間でした。
苦難の中で今自分ができる事をやろうと適応することで、着実に前進することができた思います。やりがいが大事ということも再認識できました。
自分の今年の漢字
今までのことを踏まえて、「自分の今年の漢字」は「一」(いち)としました。その理由として以下を挙げます。
- 毎年大きな充実感を得ていた吹奏楽団Festaが一区切りを迎えた
- コロナ禍で人に会う事が激減し一人で行動することが多かった
- 演奏活動は一人で行う多重録音が基本になった
- 自分一人の時間を大切にして活動を充実させていった
- 新たに始めたことを一から試行錯誤した
- 様々な課題にぶつかりながら一歩一歩着実に前進した
一人での活動だったり、一からのスタートだったり、日々の一歩一歩の前進を意識した1年でした。
来年の抱負
来年はどんな年になるか。新型コロナウイルスの感染者数は日々増加の一途をたどり収束の兆しはなく、年始もすぐに好転はしないでしょう。折しも大晦日の今日は都内感染者数が初めて1000人を越えるどころか、一気に1300人を越えてしまいました。
来年もコロナ収束が一番の願いです。様々な制限がある中で、引き続き今自分ができる事に全力を尽くすのみです。世の中の状況に適応しつつ、活動を充実させ価値を高めていきたい。そんな一心でまだどうなるか分からない2021年を駆け抜けていきます。
今年の1枚
2020年の「今年の1枚」はこの写真を選びました。
2020年はコロナ一色、その収束を願って行った写経の写真です。