【練習記】意外とファゴットも目立つ、中高生主体の小編成の吹奏楽のお手伝い
今日は小編成の吹奏楽の練習でした。場所は地下鉄東西線の早稲田駅付近。
中高生が主体の団体ですが人数がとても少なく、某団から編成を埋める形で色々な人が加わっています。でもFgにEuphの譜面が部分追加されたりと、本当に編成が最低限の中でやりくりという感じです。席配置も横2列、どこかビッグバンド風です。小編成だと自分の音もよく通るので、オケ並みに丁寧に吹かないといけないですね。
曲目はポップス中心ですが、まだまだ課題が多く感じます。荒めで大きくなりがちなパートがある一方、消極的なパートもありバランスがうまくとれず。発音や音程の不安定さや音価が短い癖など技術的な課題が色々と見える。中学だとこんな感じだったなぁと懐かしくも思いつつ、あくまで彼ら主体の演奏のお手伝いができればと思います。
今でこそサウンドの良し悪しが分かり色々感じることはありますが、自分が吹奏楽を初めて聞いた時の感動を考えると初心も大事で、若い彼らにとって、また観客にとって、意義のある演奏会になれば良いと思います。特にファゴットが居たという経験も貴重なものになると思います。小編成だからこそなおさら。「ファゴットを知っている」プレイヤーが増えてくるのは嬉しいことです。
曲について個人的には、ヴォーン・ウィリアムズのトッカータ・マルツィアーレが難しく苦戦中…。油断すると拍がわからなくなってしまうのでもっとイメトレしないといけないです。
さて12月は例年通り演奏会が多くて3つ、そして年明け後もラッシュが続く時期です。特にスパーク祝典&バーンズ3番ナタリーというファゴットのドソロ曲も含まれているので頑張らねばです(><)