奇跡の一本松(高田松原津波復興祈念公園)〈60枚〉
奇跡の一本松
訪問記念
2022.10
作成
◆ 奇跡の一本松(高田松原津波復興祈念公園)
~ 復興の希望の象徴・広大な鎮魂の場 ~
2022年10月、三陸南部へ旅行に行きました。奇跡の一本松は陸前高田市にある松の木のモニュメントです。広田湾に面した高田松原は約350年前から植林が行われ、約7万本の松の木が茂る景勝地でした。2011年(平成23年)の東日本大震災の津波の被害を受けてほとんどの木が流されてしまい、海沿いの街も壊滅しました。その中で1本だけ耐え残った木が復興の希望の象徴となり、「奇跡の一本松」と呼ばれるようになりました。しかし海水によるダメージから枯死と判定され、後世に残すために防腐処理や複製した枝葉の付け替えなどの保存処理が行われました。一本松は樹齢173年、高さ27.7mで周囲よりも大ぶりな木でした。共に震災遺構であり崩壊した陸前高田ユースホステルが隣接しています。周辺は高田松原津波復興祈念公園として整備され、東日本大震災津波伝承館などがあり広大な鎮魂、伝承の場になっています。
【閲覧注意】東日本大震災の震災遺構について掲載しています。精神的に辛い時はページを閉じて下さい。
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