市川交響吹:チャイ5他

        音楽-管弦楽・吹奏楽

15日(土)、知り合いの出る演奏会を聴きに行きました。

■第364回市響 市川交響吹奏楽団 秋のコンサート
9月15日(土) 16:00開演(15:30開場)
市川市文化会館大ホール
入場無料
指揮:佐藤宗男、ピアニスト:小原由起子

~プログラム~
♪歌劇「ムラダ」より「貴族たちの行列」 (ニコライ・リムスキー=コルサコフ)
♪ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 (セルゲイ・ラフマニノフ)
♪交響曲 第5番 ホ短調 作品64 (ピョートル・チャイコフスキー)

入口のチラシ/diary_picture/201209/0001.jpg

開演前のステージ。/diary_picture/201209/0002.jpg

感想

感想としては、非常に完成度が高い素晴らしい演奏だったと思います。たぶん今まで聴いた中で一番、日本でも上から数えるほどのクオリティだと思います(コンクール的な音楽とは別に)。

ロシア特集ということで、リムスキーコルサコフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーという、吹奏楽ではあまりやらない選曲。吹奏楽的な荒さはなく、あくまで理性的に統制され、繊細で落ち着いた響きを基本としたサウンド作りという感じでした。大人の雰囲気で、技術も高く、音が薄くなっても上手い管弦楽を聴いているような安心感と心地良さがありました。吹奏楽だとか、管弦楽を模倣した吹奏楽だとか、コンクール的な吹奏楽だとか、そういう物とは別次元で、それぞれが力を抜いて一番良い音を丁寧に出しつつ良く調和する、究極の管楽合奏だったと思います。

Tubaと木管低音が離れた配置、CBClを中心とした木管低音中心のサウンドも心地よく、ロータリー式のみのトランペットも良く調和しつつ、強奏でも耳障りにはならないきれいな音。この中で演奏できたら(役割は大変ですが)さぞ充実感があるだろうなぁと思いました。個人的にこのサウンドカラーが好きですが、今回で3回目ですがますます好きになりました。

・歌劇「ムラダ」より「貴族たちの行列」 (ニコライ・リムスキー=コルサコフ)
高貴で威勢のある雰囲気でした。

・ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 (セルゲイ・ラフマニノフ)
のだめで千秋様が弾いていたあの曲。ピアノのソリストはもちんブラボーですが、吹奏楽がソリストバックを上手くやるとこんな風になるんだととても勉強になりました。とても繊細に表現できていたと思います。

・交響曲 第5番 ホ短調 作品64 (ピョートル・チャイコフスキー)
長い曲ですが曲を理解してスムーズに流れている事が伝わりました。まろやかで繊細で技術も高く、本当に安心して聴けました。

・アンコール1:ヴォーカリーズ(セルゲイ・ラフマニノフ)
この曲を吹奏楽で・・・!びっくりしましたが美しいアレンジ。この曲らしい悲しげで心に入ってくる繊細な雰囲気がよく出ていました。

・アンコール2:ふるさと
丁寧な演奏をバックに、場内で合唱しました。

吹奏楽には団体によって色んな方向性がありますが、個人的にはこの感じが一番好きです。ギャルドを聴いた時のような、芸術音楽と競争音楽的な違いを素人ながらに感じました。自分自身ももっと安定した落ち着いた響きを出したいとより思うようになりました。色々と刺激を受けて勉強になりました。


スポンサーリンク

記事へのコメント

コメントを投稿

名前(*)

コメント(*)

(*)入力必須