国民の心に寄り添われた天皇陛下がご退位、平成31年から令和元年へ
天皇陛下のご退位
平成31年4月30日、天皇陛下が退位されました。
天皇陛下は皇后陛下と共に国民の象徴としてのありかた模索されてきました。被災地や先の大戦の戦場跡地に赴く等、常に日本や世界の人々の心に寄り添われていました。その誠実で品位のあるお姿はとても印象に残り、多くの人の心の拠りどころとなっていました。大災害はあったものの戦争がなく、平和に過ごすことができた平成の時代を象徴するような存在でした。
3年前、ご高齢により国事行為を全身全霊で行えなくなったために退位のご意思を発表され、明治時代以降初となる退位が行われることになりました。本日退位礼正殿の儀が厳粛に執り行われ、国民に天皇としての最後のお言葉を述べられました。国民の1人として寂しさを感じると共に、両陛下が長年に渡り国民の象徴としてのお務めを誠実に果たされてきたことに、心から感謝申し上げます。これからは穏やかに過ごして頂きたいです。
自分にとっての平成
昭和末期生まれの自分にとっての平成はどのようなものであったか。物心ついてから大部分が平成時代であったため、空気や重力のような当たり前の存在とも言えます。そのため時代が変わるということにはまだ実感が湧いていないというのが正直なところです。
大局的には、物質的な豊かさがある種のピークを迎え、精神的な豊かさへの転換期になるのかなと思います。インターネット、携帯電話・スマートフォンが普及する等デジタル化が進み、手段や価値観が多様化し、人々の価値観が大きく変化してきました。人々が試行錯誤しながら新たな豊かさを模索する時期だったのではないかと思います。
令和時代の始まり
5月1日は皇太子さまが即位されます。新元号への改元が行われ、令和元年5月1日となります。まだ見ぬ新たな時代が、平和で安全な世の中であることを願ってやみません。健康に気を付けて自分らしく豊かに生きていきたいです。様々な場面で Beautiful Harmony を感じられたらと思います。
・新元号「令和」