【演奏会後記】プリモアンサンブル東京 第28回定期公演 - 演奏会後記|音楽ブログ|みやだい

【演奏会後記】プリモアンサンブル東京 第28回定期公演

    演奏会後記

プリモアンサンブル東京の演奏会無事終わりました。新宿区文化センターは自分にとって大吹連合演で初めて吹いて以来一番演奏回数が多い慣れてるホール。この団体は集客力が強く、例年と異なる会場ながらご来場者数は1400名を越え、客席びっしりのお客さんの中で演奏できました。

・リハーサル風景。今年も全曲でコントラファゴットを使います。ステージ上のファゴットとコントラファゴット吹奏楽のステージ木管五重奏のプレコンサートの後、本編は吹奏楽らしい快活な序曲ではなく、モルダウの静かなフルートのせせらぎから始まりました。個人的な最緊張ポイントは中間部のFgの2ndしか吹いていないGの伸ばしでした。ロメジュリはフェスタに続き今月二回目でしたが吹く所が多いよりハードなアレンジで疲れました…。アレンジが違うと雰囲気も演奏感覚も全然違い不思議な感じでした。EやHのdur,mollとシャープ系の1部に対して2部はオリジナル曲。青い水平線は打楽器に様々な工夫と試行錯誤があり、普段は聴けない独特の音が効果的にホールに響き渡っていました。深海のうごめきや戦いのシーンを経て、最後のくじらの声の中のあたたかな優しいハーモニーは良い雰囲気でした。

アンコールの2曲目は映画音楽の「ロミオとジュリエット」。実は夏の吹奏楽コンクールでも「カプレーティとモンテッキ『ロメオとジュリエット』その愛と死」(天野正道)を演奏しているのでロメジュリづくしでした。演奏曲例年通りとにかく曲全体的に休みが少なく吹き疲れましたが、あまり緊張せず吹けました。ロメジュリと青い水平線の連符は最後まで苦戦しました。盛り上がった打ち上げではそれぞれに苦労があったことを再確認しました。アンケートを少し拝見したら心に響いたという内容もあり、良い演奏会になったんだなぁと思いました。新宿区文化センター

プリモアンサンブル東京 第28回定期公演

【日時】 2016年1月17日(日) 13:00開場、14:00開演
【場所】新宿文化センター 大ホール
【指揮】上原圭詞
【入場料】入場料:1,000円(全自由席、小学生以下無料)
【曲目】
・B.スメタナ/交響詩「我が祖国」よりヴルタヴァ(モルダウ)
・P.I.チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
・井澗昌樹/ゆりのねゆらり
・福島弘和/空の木の下でII
・F.チェザリーニ/青い水平線
※13:35よりロビーコンサート:木管五重奏(ドビュッシー/ゴリヴォックのケークウォーク、ドヴォルザーク/スラブ舞曲第10番)
※アンコール:ロミオとジュリエット、私のお気に入り、HIS HONOR
http://www.primoensemble.tokyo/

   

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Written by みやだい

ファゴットが好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
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