ファゴットの存続をサポートしたい ~ 某高校の練習に参加して感じたこと
今日は高校の後輩が指揮・指導する高校の吹奏楽部の練習に参加しました。ファゴット&コントラファゴットで5月の演奏会にお手伝いするためです。環境は違うもののどこか母校の高校に近い雰囲気で、とても清清しい気持ちになりました。午前から夕方までの長い練習で疲れましたが(^^;)
自分達もこうやって日曜日も練習に明け暮れていたんだろうなぁ。当時は生徒だった自分達も、今は当時の先生に近い年齢、立場になっていてなんだか不思議な感じもしました。
演奏会を2週間後に控えた状態での練習の中で、
「どういう演奏をしたいか」という意思を持つことが大事
だという話が出ました。消極的だと音の処理を失敗しやすいし、主体性がないと周りに埋もれてそれでよしとしてしまう。音楽表現も、上達のための練習の仕方も、1人1人の意思が大事だと再認識しました。自分自身も色々と勉強になりました。
昼食時にはファゴットを継続的に存在させる事の課題についても話しました。楽器が1つしかないので3年生が引退してからパートを移ることになるがそれもなんだか難しい。本当なら常に複数人いる状態でないやり甲斐もですが技術経験もリセットされてしまう。自分達はとても恵まれていた環境でファゴットもたくさん居たけれど、一般的なこの問題を間近に感じました。ファゴットのこういう状況を、何とかサポートしていきたいと改めて思いました。
色々な経験やつながりができてきている今、もっと自分達にできることがあるはず。
P.S.モーレンハウエルに買い換える前に高校時代から使っていたシュライバー(売却済み)。原点であるこの楽器を見ると色々な想いがよぎる。