【演奏荷物改善】(2) コントラファゴット単体・スタンド無で練習の所感

腰痛をきっかけに始めた演奏荷物の改善、第2弾はコントラファゴットだけ（ファゴット無し）でスタンドも無しで練習に行った時の所感について書きます。

・荷物イメージ

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【演奏荷物改善】(1) 必需品の選別と小型軽量化、楽器ケース収納を活用

ブログ 2024/12/11 19:37

前回の記事では従来トートバッグに入っていた「基本荷物」（必需品）を選別し、小型化・軽量化をして小型のサコッシュに移し、溢れた楽譜などは楽器ケースに入れたりナップサックも使う場合もあり、ということにしました。

今回はそれを反映して、ファゴットなしでコントラファゴットのみを使用し、スタンドも省略するパターン（出番が少ない／練習時間が短い等）の練習に行った時の荷物の所感について書きます。

・荷物全体像

荷物の装備全体としては

• サコッシュ（基本荷物）
• コントラファゴットのギグバッグ＋ケース入り譜面台を吊り下げる

この2つになります（上の画像の通り）。

コントラファゴットのギグバッグ（ソフトケース）はアルティエリ製で、約1.8kgとかなり軽量です（アマティのハードケースは9kg！）。ただ近年は販売していないようです。

持ち方はリュック、ショルダー、手持ちの3-WAYなのですが、リュックとして背負うと最も重量を感じにくく左右重心も中央で安定するので、元々リュックで背負うことを基本としています。

ただ背負い続けると重たい楽器のためさすがに体に負担が蓄積していくので、駅のホームで待つ時や電車内などではその都度降ろすようにしていました（形状から自立せず手で支える必要あり）。これらの動作パターンは引き続き継承します。

コントラファゴットのケース

歩いている時にコントラファゴットのギグバッグについては、多少物が増えた（譜面、水入れ、工具類、譜面台吊り下げ）ものの微々たるものであり、体感的に重くなった感じはしませんでした。

譜面台はギグバッグにカラビナで吊り下げていますが、多少ブラブラするけど体裁は悪くないです。位置的に脇の下に挟むと外に広がらないのも良いです。

ギグバッグのベルト類が背負う時や譜面台に変に絡まりやすかったので、後にほとんど使用してないと気付いたショルダーベルトを外し、100gほどの軽量化にもなりました。

・譜面台をカラビナで吊り下げ

このように特に問題は感じませんでした。

サコッシュ

基本荷物を入れているサコッシュは軽量であり、荷物も選別、小型軽量化したため肩に掛けっぱなしでも負担を感じません。そして常に脇元にあって手が届きやすく、スマホやパスケースや財布等などがいつでも出し入れできて便利になりました。

今までのトートバッグと違うのは、サコッシュは肩にかけたままギグバッグを背負ったり降ろしたりできることです。電車内でギグバッグを下ろす時も先に下ろす必要がなくなるためにシンプルに扱いやすくなりました。その時に腰を上げ下げすることもなくなり腰への負担が減りました。

さらに今までトートバッグを地面に置くことにも正直清潔さの面で抵抗がありましたが、それを気にする必要もなくなりました。

・常に脇元にサコッシュ

椅子に座った時は、サコッシュはコンパクトで立っている時と同様に脇元にあって体裁が良く、スマホ取り出し等扱いやすいです。従来のトートバッグは膝に置くと底の汚れが嫌で、地面に置く場合も腰を曲げて屈む必要があった事が解消しました。

このように様々な事が解決しました。

荷物全体・練習中

荷物全体としては特にトートバッグよりサコッシュの方が小型のため、横に広がらなくなったと感じました。そのため改札が通りやすいし、エスカレーターでも幅を気にしなくて良くなりました。

またトートバッグは前後方向にも長かったため、混雑している電車内や駅構内などでも周りにぶつかりにくくなりました。

・脇の下にサコッシュ（＆譜面台）がコンパクトに収まる

練習の時にも荷物の総量が少なくなった事を実感しました。それだけでもこの大きくて重たい楽器を扱う事に対して心理的に軽くなった気がしました。

所感

このように軽く小さくなったことと扱いやすくなったことで、物理的・心理的共に様々な良い効果がありました。デメリットは特に見当たりません。

前回の記事で書いたように荷物の総重量は約1kg減っているし、扱いやすさが改善しつつ腰への負担も減っていて、とても合理的だと思いました。

・荷物全体像、これだけで済むし扱いやすくなった

このようにコントラファゴットだけでスタンドも無しの場合では、とても身軽で扱いやすくなり腰への負担が減った結果になりました。

少なくともスタンド無しで済む場合であれば、以前よりもよりコントラファゴットをフットワーク軽く持参することができそうです。どんどん有効活用していきたいですね。

・ケースの上のコントラファゴット

（第2段・終）

◆この先はファゴットの場合（スタンドあり前提）と、コントラファゴットでスタンドありの場合やさらなる軽量化検討等について書いていきます。

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