【ライブレポ】櫻坂46「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」1日目(日本武道館)

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12/9(木)に日本武道館で開催された櫻坂46「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」1日目に参戦しましたので、その様子のレポートと感想をまとめます。 ※セトリはこちら

※2日目は配信を観たのでその内容を加筆しました。

櫻坂46 1stアニラ・武道館

会場の様子

15:30頃に武道館に到着。2019年の欅坂3rdアニラ以来です。この日は天気にも恵まれています。会場周辺には既にある程度の人、女性ファンも結構多い印象です。櫻坂46 1stアニラ・武道館櫻坂46 1stアニラ・武道館

武道館の正面周辺では記念撮影する人が多数(写真は人が少ない瞬間)。櫻坂46 1stアニラ・武道館

中道場の裏手は祝花が沢山!2人の卒業もあるしこれほど多いのは初めてかもしれません。凝った作品もあり見かけて見飽きません。トレードをする人もにぎわっています。

この2枚でも全体の半分も映っていない程多いです。櫻坂46 1stアニラ・武道館櫻坂46 1stアニラ・武道館

卒業する守屋茜・渡辺梨加への祝花も多く並びます。櫻坂46 1stアニラ・武道館

凝った作品も多くて素晴らしいです。楽しませてもらいました。櫻坂46 1stアニラ・武道館櫻坂46 1stアニラ・武道館櫻坂46 1stアニラ・武道館

インドネシア等海外からの祝花もあります。Buddiesが世界に広がっています。櫻坂46 1stアニラ・武道館

たまにリハの音漏れが聞こえてきてきます。音楽ホールではないし比較的音漏れする会場ですね。

グッズを受け取り待機、日が短い時期なのですぐに暗くなってきて気温も下がって冷えてきました。櫻坂46 1stアニラ・武道館

段々人も増えてきて入場誘導のアナウンスも繰り返されて物々しい雰囲気、ワクワク感が増していきます。今回は席によって17:30と18:00の2回に分けての入場でした。人が多いので時間が押さないか不安でした。櫻坂46 1stアニラ・武道館

会場内に入るとファンキーなBGM。SSAの次なのでキャパ狭めに感じました。私は1階席の南西で見やすい場所でした。

ライブの様子

ライブの様子について記憶を頼りに書きます。※2日目の配信を観て補足と加筆をしました。

序盤

影ナレは井上と松田、さりげなく「ふたりな」というユニット名を発表してたがちょっと聞き取りづらかった(2日目の影ナレは守屋茜、渡辺梨加)。

Overtureはそれぞれ赤衣装で"1"の指をさしている。転調した所からスクリーンが開いていつもより早くメンバー達が姿を現してワクワクさせられた。

1曲目はBANから始まり会場のペンライトが赤に染まる。激しい曲から始まって一気に盛り上げる。小林パートにはダンス番長の齋藤が入っていて印象的だった。

最初のMCは息を切らしながら、菅井が早速ライブ名を噛んで場が和む。それ以外の言葉も滑舌が危うくて「らしい」感じだった。以後MCなく曲が連続して畳みかける構成で進行していく。

美しきNervous、ミニラ配信以来でライブパフォーマンスは初。声もだが動きが特徴的で、はっちゃけた感じに可愛らしさもある新鮮さを感じられる曲だった。スクリーンもカラフルでポップな印象だった。

半信半疑、世界が一転して山﨑ソロから始まる。スタイルが良く凛とした自信に満ちた感じでしっかりしていてカッコいい。分割した左右に動くスクリーンに隠れたり出たりと活用していたのが印象的だった。カッコ良くダンスで魅せる曲でありその表現に見入った。

それが愛なのね、再度一転してリズミカルで楽しい雰囲気へ。ミラーボールのような光が会場内を照らす中、ノリが良い曲で盛り上がっていく。

偶然の答え、ペンライトが青に揃う。背景には線で表した渋谷の街。メッセージ性も強くて切なくて心にしみる曲で、誰かの泣いてる音が入ってることに気付いた。そして曲の最後では藤吉が泣いた感じだった。どんどん深まっていくこの曲、表現に入り込んでいたのだろう。そんな姿に涙腺が危うくなった。

中盤

ダンストラックの次にブルームーンキス、星空を背景とし球体が浮き、ペンライトそのまま青色が続く。この曲特有の妖しい雰囲気にドキドキされられる、特に2サビ前の抱擁シーンはピーク。小林パートは渡辺梨加で、守屋茜ソロも含め卒業を控えた状況では何か心を打つものがある。

思ったよりも寂しくない、自然で楽しそうな振る舞いが見られ笑顔があふれ、とにかく楽しそうな雰囲気。球体がステージに降りてキャンプファイヤーを表していると思われ、ペンライトもそれを模したようにオレンジや黄色、赤になっていた。

Plastic regret、ステージ平面ではなく中央の階段を活用したフォーメーションで新鮮だった。(2日目はMicroscope

最終の地下鉄に乗って(1日目のみ)、ペンライト黄色はもう定着した感じだ。背景のスクリーンは昔のパソコンみたいな荒い画質の電車内。辛い状況にある人の心に共鳴する曲だと思うし、最近ストレスが大きい自分自身もこの曲への共感度が高い。「みんな死ぬんだから」というアイドルらしからぬ歌詞に不思議と心が軽くなる。

君と僕と洗濯物(1日目のみ)、こちらも階段を利用して物干し台のような形を表現。独特なシュールさのある可愛らしい雰囲気の曲。

On my way、「ふたりな」こと井上・松田のユニット曲。歌が上手い二人、声のコントロールが安定しているし楽しそうな雰囲気がこの曲の前向きなメッセージと共に伝わってくる。二期生のデュオは感慨深い、MCでは本番が一番リラックスできてたと語った。

ソニア、スクリーンには純白の雰囲気でリップを塗ったり曲の世界観を表す映像。清楚な雰囲気に包まれ、こういう演出は新鮮な感じがした。途中からはそれぞれのメンバーのパフォーマンスシーンも大きく写し出され、一人一人の女性的な美しさが際立っていた。

無言の宇宙、最初はセンターの理佐一人が花道からスタート。人を想う曲でありそれぞれソロのセリフが心にしみる。卒業を控える守屋茜の「僕たちは永遠のその長さを」は感情込められていて心を動かされた。田村ソロになっている「必ず帰ってくる」も状況的にも息を飲んでその表現に注目した。サビの背景は花火でMVを思わせた。

スクリーンが左右に開いて階段から誰かが降りてくる演出、小林由依が復帰するサプライズ演出だった。最初何だろうと思ったが小林だと気づいたら喜びの感情がわっと出てきて、会場も湧いた。スタイリッシュなエナメルのパンツスタイル姿、ソロダンスがとにかく大人っぽくクールでカッコいい。

そのままジャマイカビールを初パフォーマンス披露。曲自体もスタイリッシュで大人っぽくカッコいいものであり、小林のスタイルの良さや表現力はさすがだと思わされた。それに応える藤吉と遠藤もクールな雰囲気を出していた。他の曲にはないスタイルで新鮮で見事で見入ってしまった。

ここでようやくMC。小林復帰やジャマイカビールについて。遠藤がこの曲にかける想いから泣く場面もあった。

終盤

森田のソロダンスからDead endへ。この曲のカラフル衣装に。アップテンポで荒ぶる激しいダンスでとても盛り上がる曲であり、コール&レスポンスは声を出したくて仕方なくなる。サビの森田が手に囲まれるところは階段を使い立体的に再現していた。

なぜ 恋をして来なかったのだろう?、この曲がここで来たかとちょっと意外に思ったが、アップテンポで心躍る曲で盛り上がり感は続いた。糸を使ったパフォーマンスは見てて緊張するが成功して良かった。ウキウキなこの曲は特有で、藤吉カラーの個性の魅力を感じられた。

Buddies、壮大さがあり清々しい曲。会場全体の一体感があり、周りがみんな同じファンであるとも感じられ、多幸感に包まれていた。笑顔と喜びに満ちたこの雰囲気がずっと続いてほしい感じがした。間奏での山﨑が感謝を伝えるしゃべりもしっかりしているし、最年少とは思えない逸材感を感じさせる。

スクリーンに一年を振り返る映像が流れる。まずは水面に手を入れて撮影しているシーン、これにより改名発表の映像の手が菅井の手だったことが判明した。

そして様々な活動の様子の中に今まで見た事がない涙する苦悩のシーンも含まれていた。例えばMV撮影時かパフォーマンス本番前後かの森田の涙、流れ弾のMV撮影時に泣き崩れる田村、遠藤や幸阪も涙するシーンがあった。笑顔の裏に様々な大変さがあった事に意識を向けられる。リハシーンで小林の復帰に駆け寄る小池も印象的だった。とても感情が動かされる映像だった。

続いてNobody's faultはこの曲の衣装で。1年前に決意を表した原点となる曲。その成長した姿、増した説得力に見入った。当時どんな想いでこの曲と向き合い、そして今どのような想いでパフォーマンスをするのか。グループの変化や成長について考えさせられた。とても感慨深いパフォーマンスだった。

"LAST SONG"の表示があるとペンライトはすでに赤で染まる、皆の察しの通り流れ弾が始まった。激しくて強く気を発する感情的なパフォーマンス、田村の強い表情に引き込まれ、圧倒されてライブは最高潮へ。小林が加わっていることも確認できた。一度終わりかけてさらに続くのは効果的でテンションがさらに上がっていった。

壮大なBGMの中で横に1列に並んでお礼を言った後、階段に登って縦に並んだフォーメーションが"I"から"II"へと開く。"Go to 2nd Year"というメッセージで本編を終えた。

アンコール

アンコールのMCでは、CDを出したりライブをしたりすることが当たり前ではないありがたみを語っていた。コロナ禍や改名を経てより謙虚に感謝するグループになっていった。

特報として3rdメンバーによるバックスライブ開催を発表。前回のバックスライブにかけていた想いや次回への意気込みを語る。

アンコール曲は櫻坂の詩。抽象的だけどコロナ禍やグループの状況とも捉えられる距離感、辛さ、見守りの心を歌う独特の歌詞。聴くたびにその時々の「誰か」への想いを連想させる。今回は復帰した小林、卒業する守屋茜と渡辺梨加に意識が向いた。グループの清さのように素直な心になれる良い曲だと思った。

※2日目はアンコールで守屋茜、渡辺梨加の卒業セレモニーが行われた。2人はドレスを着て過去を振り返る映像が流れ、それぞれが気持ちをしたためた手紙を読む。菅井、理佐と共に欅坂46時代のユニット「青空とMARRY」の「ここにない足跡」「青空が違う」をパフォーマンス。

惜しまれつつもとても感動的な雰囲気で櫻坂の詩、途中に1人1人が花を渡すサプライズも。最後は脇にはけていくメンバー達と違い、2人はステージの背後に立ち客席を見つめ、スクリーンが閉じられた。

1日目終演後、暗闇の中で熱気あふれる沢山の人の波。櫻坂46 1stアニラ・武道館

感想

1日目

素直に楽しくて刺激的なライブだった、というのが感想です。色々な感情も湧いて、涙腺が危うかったのも事実です。パフォーマンス自体が初披露の曲、ライブでの初披露の曲もあり、小林復帰など様々な要素があり新鮮味もあって見入っていました。

去年映画館でデビューカウントダウンライブを観た時から1年が経ち、曲が増えて多彩な表現が見られるグループになりました。欅坂46自体と比べるとカラーも変わりましたが、新しく生まれて模索してきた櫻坂46らしさを存分に出したライブだったと思います。

先が見えなかった1年前には考えられないぐらいに成長して魅力的なグループになったことが感じられました。そこまでには知られていない様々なハードルがあったりもしたはずで感慨深いです。バックスライブの経験も活きていると思います。

ペンライトの色が決まって来たりファンとの関係もどんどん確立してきています。まだ声が出せずスティックバルーンでは表現しきれないもどかしさもありますが、それでもライブができているだけでも感謝です。この苦難の時代にも適応してどんどん前進て行けたら良いですね。

今回は復帰した小林、卒業予定の守屋茜と渡辺梨加に意識が向きました。欅坂46時代から見ていた身としては1期生の二人の卒業は寂しいけど、前進するための決意なので応援したいです。メンバーもファンも温かさを感じられる雰囲気が良いですね。

色々な感情が湧き出たし、様々な刺激を受けたライブでした。個人的に最近色々あったからこそその心や表現に呼応した面もあるのかもしれませんが、とにかく元気が出来ました。まずは2周年に向かってどんなふうに成長していくのかと、今後の予期できない新たな姿を見るのが楽しみです。

2日目

2日目の配信を観終えて、守屋茜、渡辺梨加の卒業が現実のものとして感じられて感情を大きく揺さぶられました。異色のグループ欅坂46の1期生として加入してから紆余曲折があった約6年半。この複雑な感情を言葉で表すことは難しいですが、グループの中で2人の存在はとても大きいものだったと感じられました。

欅坂46時代には急な卒業、脱退があったことやコロナ禍でライブ等のイベントが開催できない期間があったこともあり、このように配信を含めた沢山のファンの前で盛大に送り出すことができて本当に良かったです。今までの感謝とこれからの幸せを願っています。本当にお疲れ様でした。

・2日目終演後の櫻坂46公式Twitterのツイート

櫻坂46「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」1日目セットリスト

Overture
1. BAN
MC[1]
2. 美しきNervous
3. 半信半疑
4. それが愛なのね
5. 偶然の答え
ダンストラック
6. ブルームーンキス
7. 思ったよりも寂しくない
8. Plastic regret
9. 最終の地下鉄に乗って
10. 君と僕と洗濯物
ダンストラック
11. On my way
12. ソニア
13. 無言の宇宙
ダンストラック・小林由依復帰
14. ジャマイカビール
MC[2]
ダンストラック
15. Dead end
16. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
17. Buddies
VTR[1年の振り返り]
18. Nobody's fault
19. 流れ弾
アンコール
MC[3] 3rdシングル BACKS LIVE!! 開催発表
E1. 櫻坂の詩

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Written by みやだい

欅坂46櫻坂46のファン「みやだい」のブログです。アーティスティックな表現力の高さとそこにかけるメンタリティーが好きです。全力でライブレポまとめてます。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X → @miyadai_buddies



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