【ライブレポ】櫻坂46「1st TOUR 2021」さいたまスーパーアリーナ公演1日目
櫻坂46の全国ツアー「1st TOUR 2021」、さいたまスーパーアリーナでの埼玉公演1日目(10/29(金))に参戦しましたので、その様子のレポートと感想をまとめます。 ※セトリはこちら。
※小林由依は休業中で、10/22(金)に守屋茜、渡辺梨加が3rdシングル活動いっぱいでの卒業を発表しています。
会場の様子
15:00頃にさいたま新都心駅に到着、ホームからも巨大なSSAが見えます。
改札を出た通路には既に沢山の人。けやきひろば(名称に反応してしまう)にはトレードをする人などであふれていました。
大きくて圧倒されるSSA、周囲には本当に沢山の人がいてグループの人気ぶりが感じられます。普段個別に応援してると分かりづらいがファンの多さが可視化されたような感じがします。
メンバーごとの旗などを撮影して回ったり、グッズを開封して楽しむ様子が見られます。欅坂46時代に続いて女性ファンの割合が多いと感じました。
会場周辺の大勢の熱気、ライブはこの雰囲気ですね。過去の東京ドームなどを思い出し、とてもワクワクしました。待ち時間が長いけれどフォトスポットなどを回ったりして過ごします。
グッズの受け取りも時間指定制ながらSSAを半周する長蛇の行列。
時間を持て余してしばらくのんびり過ごします。日が短い時期のため思ったよりも早く日が暮れてきました。17:00に開場し、18:30の開演に向けて夕空の下で人がどんどん増えてきます。
すっかり夜の空になった18時前頃に入場口へ向かいました。COCOAアプリインストールの確認、荷物の確認、金属探知機、スプレーで消毒をして入場します。※写真は入場したのとは別の入口
アリーナに入場、400レベルも使用した広い会場を見渡しました。席はアリーナのB5、前方寄りで左右はど真ん中という位置でとても良い席だったと思います。身体が振動するぐらい音の衝撃が強い場所でした。
ライブの様子
ライブの様子について書きます。記憶を頼りに書いているので偏りや誤りもあるかもしれません。
前半
影ナレは渡邉理佐と卒業発表している渡辺梨加、守屋茜の3人。
オープニングは渋いエレキギターのソロ、ブルースみたいな雰囲気。ここからしてアイドルらしくない雰囲気が漂う。各曲の合間の映像もクールでカッコいいものだった。
メンバー達のシルエットが登場するとスティックバルーンが鳴り響く。実物の登場の瞬間は盛り上がる。
1曲目は「Dead end」、速いテンポと深いビートでハイテンションに公演をスタート。MVと同様にカラフルな衣装。合いの手の"Dead!"と"End!"を叫びたい、まだまだ声を出せない状況がもどかしい。
その後前半は比較的可愛い系の曲を中心に進む。欅坂46とは変わってアイドルらしくなったことを感じさせる。「君と僕と洗濯物」など、組んだセットを行き来したり演出には工夫があった。
「半信半疑」はとにかく山﨑天のカッコよさが際立っていた。スタイルが良く自信に満ちた姿、アイソレーションなどの技術の高さが感じられた。
「偶然の答え」は曲前に藤吉による儚げなソロダンスから入ったのが良かった。藤吉らしい雰囲気、カラーが出ていた。
「ブルームーンキス」は小林ポジに梨加が入っていたのが感慨深い。妖しい雰囲気のこの曲は緊張感があって見飽きない。青色に揃ったペンライトも良かった。
「最終の地下鉄に乗って」はアリーナ後方から2列に細長い白色に光るトロッコが入ってくる。その後もバックステージへ移動するために使われた。後にMCで黄色い背景からペンライトに揃ったことが話題になった。こうやってライブによって定着することも出てきそうだ。
「思ったより寂しくない」はバックステージにて。キャンプファイヤーの周りで踊るパフォーマンス。山﨑天の最年少ながらしっかりした感じが印象的、ゆっかねんの絡みも見逃さなかった。
「ソニア」はこの日が初披露、白い衣装で注目のセンターは小池美波だった。フロントは大園玲、守屋茜、小池美波、藤吉夏鈴、松田里奈。少女時代の思い出を語る優しい雰囲気の曲だが、ライブでは深いビートによりリズミカルな印象だった。
後半
「Nobody's fault」以降は櫻坂46の特にメインとするタイプの曲が続き最高潮に向かう。
「なぜ 恋をして来なかったのだろう?」は糸ではなく天井から釣り下がる白いヴェールのようなものを丁寧に折り重ねながらのパフォーマンス。新たな挑戦でありヒヤヒヤしたがきれいだし見事だった。
「Buddies」はバックステージにて。会場全体を包み込む幸福感、山﨑のリードもしっかりしていた。
「BAN」は素早く激しいパフォーマンスで会場は赤色の染まった。小林ポジには齋藤冬優花が入りカッコ良くこなしていたし見入った。
「流れ弾」は曲前に映像、「ミタゾ」のメッセージに戸惑うメンバー達、シリアスな雰囲気。導入として曲の世界観へ引き込む。黒衣装でのパフォーマンス、最初に田村保乃が銃を撃つ緊張感で始まる。とにかく激しく野性的で全力ひたむきなパフォーマンスに圧倒される、MVや音楽番組でも観た激しさが目前で繰り広げられる、興奮して高揚した。終わった後も田村が銃を撃ち、その直後の表情で語る表現も見事、世界観を表現しきった。
オープニングの曲が大きくなったサウンドでエンディング。
アンコールは「無言の宇宙」、パフォーマンスは初めて見た。「必ず帰ってくる」は田村ソロとなり注目したし感じるものがあった。理佐センターにより柔らかな曲を表現するパフォーマンスは魅力的だった。
2曲目は「櫻坂の詩」でペンライトをピンク一色に揃えて一体感、色々あった状況で始まったグループを表した歌詞を噛みしめて様々な感情が湧いてくる。会場全体の一体感と多幸感で幕を閉じる。
終演後の様子
感想
1か月以上前からその存在を感じていた全国ツアー、最寄りの埼玉でようやく参戦することができました。とても楽しめるライブで、やはりライブでの体感が一番だと思えました。
3rdシングル発売時期をまたぎ徐々に公開されていく新曲のパフォーマンス。個人的に好きな「Dead end」「流れ弾」もパフォーマンスを初めて生で体感できて良かったです。
そして今回は「ソニア」の初披露に立ち会えました。MCで話があったようにその解釈についても今後話がでてくるだろうし、そういう楽しみ方もできるのがこのグループです。
既存曲も様々な演出の工夫をして見飽きませんでした。「ライブは生き物」の通りその場限りであり、ペンライトの色が決まっていく事なども良いですね。
今回は休業中の小林由依と卒業発表をした守屋茜、渡辺梨加にも意識が向きました。人に想いを寄せる曲もあり表現がより深いものとなり、聞く側も自然とリンクしていました。
メンバーがペンライトが揃っていて感動した事に言及したように、会場では一体感を感じられました。これもライブの醍醐味ですね。
ただ声が出せない状況から「Dead end」等の合いの手ができないことがもどかしく、MCへの反応も薄くなってしまいます。マスクも臨場感に多少は影響するし、空間をもっとフルに体感して本当の盛り上がりを楽しみたい、早くそんな時が来てほしいです。
まだ制限がある中でしたがライブだから感じられる説得力がありました。一体感もあり刺激的で楽しみました。楽しくて豊かな時間を過ごせました。
ひたむきに表現にかけるカッコよさ、表現へのメンタリティーはこのグループならではであり、だからファンになっています。「流れ弾」は新たな境地で別格の曲でした。とても可能性があり今後が楽しみなグループです。
SHIBUYA TSUTAYAでの「流れ弾」パネル展示
櫻坂46「1st TOUR 2021」 埼玉公演 1日目セットリスト
影ナレ:守屋茜、渡辺、渡邉
OVERTURE
1. Dead end
パフォーマンス(藤吉)
2. Plastic regret
ダンストラック
3. 半信半疑
MC[1]
4. Microscope
5. 君と僕と洗濯物
ダンストラック(藤吉、渡邉、大園)
6. 偶然の答え
ダンストラック(森田ソロ)
7. ブルームーンキス
8. 最終の地下鉄に乗って
9. 思ったよりも寂しくない
10. それが愛なのね
ダンストラック
11. ソニア
MC[2](齋藤、守屋茜、井上、幸阪、関、武元、松田)
12. Nobody's fault
13. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
14. Buddies
15. BAN
VTR
16. 流れ弾
EN1. 無言の宇宙
MC[3]
EN2. 櫻坂の詩
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