【全力ライブレポ】櫻坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY ~Buddies感謝祭~ Day1

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2022年12月8日(木)に開催された櫻坂46の2nd YEAR ANNIVERSARY ~Buddies感謝祭~(バディ感) Day1に参加しました。その内容と感想をレポートします。
両日のセトリはこちら

・開演前の日本武道館櫻坂2ndアニラ・武道館

ライブの概要まとめ

櫻坂46「2nd YEAR ANNIVERSARY ~Buddies感謝祭~」Day1について

【主なポイント】

  • 配信なし(Day2も同様)
  • フルライブではない初の交流的イベント
  • チケット代が通常のライブより安い6800円
  • 関有美子が体調不良で欠席
  • 遠藤光莉が復帰
  • ステージは中央、客席が全周を囲う
  • TAKAHIRO先生、ナレーターの庄司さんも出演
  • TAKAHIRO先生が条件反射で泣けて来るのダンスを熱血解説
  • 僕のジレンマを小林センターでパフォーマンス
  • 退場はメンバーによるお見送りを実施(Day1のみ)

【出演メンバー】

【1期生】上村莉菜、小池美波、小林由依、齋藤冬優花、土生瑞穂(計5人)
【2期生】井上梨名、遠藤光莉(ライブパートから)、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、増本綺良、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天(計13人)

合計18人

会場周辺の様子

・欅坂時代から3度目の武道館、到着すると雰囲気にワクワクします櫻坂2ndアニラ・武道館櫻坂2ndアニラ・武道館

・正面はまだ人が少なく撮影しやすい櫻坂2ndアニラ・武道館櫻坂2ndアニラ・武道館

・一般グッズ販売の列、銀杏がきれい櫻坂2ndアニラ・武道館

・アンケート記入をしました櫻坂2ndアニラ・武道館櫻坂2ndアニラ・武道館

・並ぶ上り旗は撮影スポット櫻坂2ndアニラ・武道館櫻坂2ndアニラ・武道館

中道場裏手は今年は一般祝花がなく、人がいるたけのスペースでした。

・FCブース前、まだ人は多くありません櫻坂2ndアニラ・武道館

・日が短い時期、段々夕日色に染まります櫻坂2ndアニラ・武道館

・開演前頃、暗くなってきて人が増えアナウンスのものものしい雰囲気に櫻坂2ndアニラ・武道館

・関係者の祝花櫻坂2ndアニラ・武道館

・しばらく待って入場列へ、沢山感謝してきます櫻坂2ndアニラ・武道館

ライブの様子

ライブについて覚えている範囲で書きます(ライブ最中には一切メモをしていません)。 ※一部Twitter検索で補完しています。

武道館に入場すると中央に八角形のステージ、スクリーンが4方向、各方向に花道が少し伸びた構造でした。スタンドもアリーナも全方位を客席が囲い、どの席もステージと距離が近めです。

※以下「〇〇パート」は便宜上独自に付けました。

クイズ大会パート

最初に1周年からの1年間を振り返る映像が流れます。

メンバー達が4種類の衣装(後述)で登場、いつものライブとは違う明るい雰囲気でリラックスした進行で新鮮していきます。MCはそこさくナレーターでお馴染みの庄司宇芽香さんの声で湧きました。

四種の衣装ごとにチームに分かれてクイズで競います

五月雨よ(上村、大園、松田、山﨑)
ジレンマ(小林、齋藤、井上、大沼、守屋)
車間距離(小池、幸阪、増本、森田)
摩擦係数(土生、武元、田村、藤吉)

メンバーに促されてチームごとに客席のペンラが4色(上記順に緑、青、赤、白)に。全周をきれいに分かれたペンライトが囲ってきれいな光景でした。

早押しクイズをした後は客席のペンライト参加の二択問題。各チームごとに出題し、Aは赤、Bは青、結果的に客席のマジョリティに従うことで全チーム全問正解となりました。メンバーと通じ合うのが楽しかったです。

イントロクイズは一瞬で難しくてなかなか正解せず、大園が見つけたファンのスケッチブックが元でPlastic Regretを正解した時がありました。このように客席とのやり取りも多めでした。

この企画を通してメンバー達それぞれの自然なリアクションが見られて、「そこさく」みたいな雰囲気が感じられるリアリティーがありました。

特に印象的だったのは、

  • 井上への滑舌いじり(グループの範囲を示す「ドドドド…」を真似した結果)
  • 大沼の全力疾走(フラッグ取り競争で)
  • 守屋のおバカ回答(土生「円陣のエンジン」で正解が「円陣」と明確ながら別の回答をした)
  • 土生の「はぶし」ツッコミ(円陣のエンジン、摩擦を起こします等)
  • 増本のひょうきんさ(顔のパーツを動かす等)

客席からは時折笑いも起き、和気あいあいとした楽しい雰囲気で進行していきました。

クイズを通してエピソードも知れました。

  • W-K FESで山﨑がジャマビが好きで聴き入って制服の人魚に遅れた
  • 山﨑は上村が踊る制服の人魚が面白い
  • 藤吉はバッグに増本にもらったムカデのキーホルダを付けてる
  • ツアーで流行した食べ物は揚げもみじ?(田村だけという指摘も)

他にも円陣を初披露したり、2ndツアーから始めた全員でのボイトレの様子も披露して貴重な機会となりました。

結果は五月雨よチームと摩擦係数チームが同点で優勝し、僕のジレンマチームと車間距離チームも同点で最下位決定のじゃんけんをすることになりました。増本が小林を挑発する姿も見られました。結局増本が負けて車間距離チームが罰ゲームで可愛く告白をしました。

ライブパフォーマンスではないこういうイベントは初めてですが、TVで観ていた各メンバーのキャラクターが目前で見られたし、良い雰囲気で楽しく盛り上がりました。

TAKAHIRO先生パート

誰かがステージに登場しますが車間距離の増本の「雲」衣装を被った状態で最初誰だ分からない状態でしたが、TAKAHIRO先生だと分かると会場が盛り上がりました。

雲の破片がこぼれ落ちやすく、その欠片を藤吉が頭に載せ、森田が首に巻く可愛らしい姿が映ると少し湧きました。

TAHAHIRO先生が条件反射で泣けて来るの振り付けについて解説していきました。

メンバー達は椅子に座りさがなら授業の雰囲気。TAKAHIRO先生の熱い解説はハイテンションで畳みかけ、笑いも誘う楽しいものでした。ここでも差されたメンバーがうまく回答できなかったり等のそれぞれらしいキャラクターが感じられました。

※記憶を元にTwitter検索して補完した意訳です。微妙な違いもあるかもしれません。

  • 欅坂で多かったナスカの曲、櫻坂では初めて。
  • 秋元先生の歌詞はいつも具体的な描写から始まるが抽象的に始まっているのが特徴。Bメロの麻布十番でようやく情景が出て来る。Aメロはそれぞれが思い出す昔の情景。
  • Bメロで田村と守屋が4拍目に目線を下げる、櫻坂は色々やってるんだと熱く説明。
  • 1期生、2期生それぞれの経験で見え方が違う。「愛なんてほんの一瞬」は1期生、「永遠の幸せはないんだ」は2期生の対比。
  • サビの「泣けて来る」は下を向かず上を向く。
  • 「黄昏の坂の途中」は坂つながり。過去=欅坂時代を思い出している。
  • サイマジョの振り付けを振り捨てるところがある。
  • 2番から欅坂の1st~9th(誰鐘)までのフォーメーションが入っている。「無理だったんだ」で黒い羊、曲の終盤で誰鐘
  • 終盤は自由に委ねてる。今、未来の櫻坂のパフォーマンス。
  • 最後は欅坂では自分の世界に入っていたのが、櫻坂は前を向く。

※パフォーマンスが確認できる映像

■櫻坂46『2nd TOUR 2022 “As you know?”』(for J-LODlive)
https://www.youtube.com/watch?v=uxC0v1902dE

メンバーやBuddiesが思い描く方に進んでいること、過去の欅坂があって今があって、未来はメンバーとBuddiesで変えられる!、と力強く説いて締めました。メンバー達も真剣に聞いており、少なくとも大園は感動して涙しているように見えました。

ただの失恋回顧ソングではないのは感じていたものの、欅坂と櫻坂という過去・現在・未来を表したこれほどに意味深い曲だった事実を知り、メンバーもBuddiesも感心した様子でした。

楽曲に込められた解釈の奥深さ、これが櫻坂46なのだと理解を深めました。TAKAHIRO先生のその熱い語りぶりに引き込まれて盛り上がりました。グループにとって本当に大事な人です。

・Day2後のTAKAHIRO先生のツイート

庄司宇芽香さんパート

そこさくナレーターの庄司宇芽香さん、ついに舞台に登場して櫻坂メンバーと共演を果たします。Buddiesからの温かい拍手が起きました。スタイルが良くて美しい女性です。

ファンからの質問を読み上げます。

Q. 3期生にしてあげたいことは?
A. 藤吉:私ができるか心配だろうけど、ちゃんと面倒見ます。抱きしめます。
A. 大園:先輩にしてもらって嬉しかったことをしてあげたい。お弁当を選ばせてあげたい。

Q. ダンスがきつい曲は?
A. 松田:BAN、流れ弾は基本
A. 山﨑:それが愛なのね、恋が絶滅する日も

続いて抽選会ではメンバーがボックスから紙を引いて客席番号を呼び、2ndツアーで飾られていたフラッグなどをプレゼント。呼ばれるたびにスポットを浴び拍手が起きました。番号を引く際、守屋が南西を「みなみにし」と読んだことが印象的でした。

次のダンスパートへの準備中には、庄司さんがファンから櫻坂へのメッセージを読み上げる流れに入ります。庄司さんはBuddiesの優しさに感極まり声を潤ませる場面もあり、感動的で拍手が起きていました。もらい泣きしそうでした。

メッセージは櫻坂に支えられていること、インドネシアから来た人や、隣の人と結婚した人、世界へ向けて等、しっかり気持ちを込めて読み上げられて聞き入りました。

庄司さんはグループの冠番組のナレーターとして、メンバーにもファンにとても愛されている存在だと感じられました。

・Day2後の庄司さんのツイート

ライブパート

背面がないので地面のスクリーンライト、天井に向けたレーザーという新鮮なステージ。それぞれ特定の面ではなく全周向きのフォーメーションに変更されています。

Overtureが始まり、赤白と緑白の2種類の衣装で登場します。

1曲目は思ったよりも寂しくないの全員バージョン、オレンジに染まります。Buddiesのペンライトが全周が囲う中で楽し気にパフォーマンスします。2曲目は君と僕と洗濯物、ペンラ色は様々。ツアーにはなかったリラックスした楽しい雰囲気の曲をパフォーマンス。

3曲目は最終の地下鉄に乗って、黄色に染まります。しっとりした曲、「みんな死ぬんだから」という言葉は印象的。楽しいだけじゃない寄り添う曲もパフォーマンス。

MCでは遠藤光莉の復帰を発表しました(1曲目から加わっていた)。まだ体調は万全ではないが少しずつ頑張ると話し、温かい拍手が迎えました。

4曲目は条件反射で泣けて来る、さきほどのおさらいをしつつ見ました。全体的にキレを感じられるカッコいいパフォーマンス、山崎のセンターとしてオーラを感じられました。5曲目はNobody's fault、白に染まります。強い曲の表現、3年目への決意とも捉えられます。楽しいイベントにしっかり櫻坂らしい強い曲も組み込まれました。

6曲目は僕のジレンマが久々に始まり青に染まります。センターは小林由依、櫻坂では初センターで理佐を受け継ぐ感慨深さ。卒業も脳裏をよぎるもセンターにフォーカスし過ぎず外に向けた丸型フォーメーション、ラスサビ前は全員が真ん中に密集する形。特別な曲でそれぞれ感情入ってるのが分かりました。久々で当時とは感じ方が変わり素直に見ることができ、改めて良い曲だと感じられました。

7曲目はBuddies、ついに待望の全員バージョンでのパフォーマンスが感慨深いです。会場は白とピンクに染まり、全周をBuddiesに囲まれての一体感、最後は延長して繰り返し、多幸感が包み込みました。

キャプテン松田がしっかりと締めの挨拶をして終演しました(アンコールなし、21時終演)。

お見送り

終演後はメンバーがステージからのお見送りを初めて実施しました。ステージの一角にメンバー達が並び、その前を順番に規制退場するBuddiesの列が通る形で、はがされながら進んで短時間交流していきました。

待っている間客席からメンバー達が見える位置でしたが、半袖で寒そう(ベンチコート羽織るメンバーも)でずっと手を振り続け、30分ごとに1~2分休憩という感じでちょっと心配になったのが本音です。そして特に端っこの大沼さんがずっと全力ファンサしていたのが印象的でした。

途中22時前には山﨑天(17歳/高2)が「私高校生だから帰れって言われましたー!ごめんねー!大好きだよー!」と可愛らしく話して手を振り、拍手を受けて退場しました。オーラのあるパフォーマンスとのギャップを感じてほほえましいです。

南東2階の私は22時過ぎ頃に動き出しましたがまだ北東側の席は動いておらず、全体としてかなり時間がかかりました(そのためDay2では中止に)。ようやくメンバーの前に来るとあっという間でしたが、数mぐらいの距離で間近に手を振り合うことができました。

・武道館を出た22:30頃櫻坂2ndアニラ・武道館

・見上げると月の大きな白い輪が幻想的、東京ドームの月食を思い出しました櫻坂2ndアニラ・武道館

ライブの感想

「バディ感」本来のコンセプトとは逆に「メンバーへの感謝」を意識して臨んだイベント。フルのパフォーマンスライブではないBuddies感謝祭という初の試みは未知でしたが、多彩な内容でとても楽しめました。まだ記憶に新しい東京ドームと良いメリハリでした。

前半はまるで「そこさく」を観ているようなメンバーのリラックスした素の姿が見られ、間近にキャラクターのリアリティを感じられました。ペンライトで参加したりと新鮮な体験でより親しみを感じられました。

TAKAHIRO先生の解説では、楽曲に込められた想いの深さに驚かされました。熱く綿密に作られた楽曲やパフォーマンスへの解釈を研究できる、本当に奥深いグループだと改めて思いました。それを聞くメンバー達の真剣な眼差しも印象的です。

個人的に庄司さんとの共演も望んでいたので実現して感慨深いものでした。グループへの愛情も感じられて感動的で、Buddiesからも親しまれ、冠番組のナレーターが庄司さんで本当に良かったと思いました。

ライブ以外の多彩な面からも櫻坂46を楽しむことができました。メンバーに対してだけでなく関係者への感謝の気持ちも湧いてきて、より絆が深まった気がします。

ライブパートは曲数は少ないもののツアーよりリラックスした曲、久々の曲等バリエーションがあり、全周を利用したフォーメーションも新鮮で楽しめました。

"Buddies"の全員でのパフォーマンスはぜひ今後も続けてほしいです。ジレンマは1人にフォーカスしない構成で解釈が変わり、今後も純粋にメッセージを伝える曲としてパフォーマンスしやすくなったでしょう。

お見送りに関しては、感謝の一環として意欲的に実施して頂いてありがたいのですが、正直メンバー・ファン双方の負担が大きいと感じました。Day2では中止になりましたが、今後も交流手段を試行錯誤して頂ければと思います。

全体としては特にTAKAHIRO先生の解説が一番心に残り、もっと楽曲やパフォーマンスへの理解を深めたいと思いました。楽しいとか可愛いとかカッコいいとかだけじゃない、その奥深さが櫻坂46の好きな所です。

欅坂46から「楽曲を表現する」という魅力的な本質を受け継ぎ、より幅広いテーマでその時々の「今」を表現して未来を切り開き続ける。その奥深いメンタリティーや高いパフォーマンス力が刺激的。Buddiesもそこに影響を与えられる。

こんなにワクワクする存在に出会えて幸せです。感謝するのはBuddies側の方からです。改めて #いつもありがとう櫻坂46!3年目もより魅力的なグループへと、世界へと一緒に歩ませて下さい!

・Day2終演後の公式ツイート ※Day1のお見送りと同じ並び

Buddies感謝祭 Day1,Day2 セットリスト

【Day1】
Overture
1. 思ったよりも寂しくない
2. 君と僕と洗濯物
3. 最終の地下鉄に乗って
MC
4. 条件反射で泣けて来る
5. Nobody's fault
6. 僕のジレンマ
MC
7. Buddies

【Day2】
Overture
1. 思ったよりも寂しくない
2. それが愛なのね
3. ブルームーンキス
MC
4. 条件反射で泣けて来る
5. Nobody's fault
6. 僕のジレンマ
MC
7. Buddies
8. 櫻坂の詩

【次のライブ】

【前のライブ】

   

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Written by みやだい

欅坂46櫻坂46のファン「みやだい」のブログです。アーティスティックな表現力の高さとそこにかけるメンタリティーが好きです。全力でライブレポまとめてます。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X(旧Twitter)@miyadai_buddies



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