【奥多摩旅行】(1) 多摩川上流:御岳渓谷、武蔵御嶽神社、奥多摩駅、氷川渓谷

    関東地方

こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。

8月に奥多摩旅行に行きました。毎年夏に関東地方の外へ旅行に行っていますが、今年は新型コロナウイルス蔓延の影響で都道府県をまたがる移動がはばかられるため、都内の奥多摩に決めました。

訪れたのは広義の「奥多摩」ということで、奥多摩町、檜原村、青梅市やあきる野市の西部を含んでいます。1日目は電車で奥多摩中心、2日目は車の家族と合流して秋川渓谷と檜原村を中心に回りました。青梅で38℃にもなるかなり暑い日々でした。

※各地のより詳細な様子は奥多摩旅行2020の写真ページに掲載しています。

・奥多摩の氷川小橋より氷川小橋より

青梅線・青梅駅~沢井駅

最初は青梅線で沢井駅を目指します。立川方面からの10両の電車は青梅駅までで乗り換え待ち、既に少し山の空気でした。

・青梅駅青梅駅

ここからは東京都の一番奥、青梅線の東京アドベンチャーラインと呼ばれる区間へ。4両や6両の短い車両になり、車窓も自然豊かな渓谷風景に変わります。

・青梅線の路線図路線図・青梅線

今回は各停に乗りましたが、途中御嶽駅にしか止まらない快速は混雑していたので、各停でのんびり行くのもありです。

御岳渓谷遊歩道

沢井駅で下車します。静かで山の空気がおいしい。都内ながら心地よい田舎の雰囲気です。ここから隣の御嶽駅まで多摩川沿いの御岳渓谷遊歩道を歩きます。

・御岳渓谷遊歩道のマップ、中央の鵜の瀬橋付近

・沢井駅沢井駅

駅から街道に降りると澤乃井の小澤酒造があります。

・澤乃井酒造澤乃井酒造

少し上り方面に進むとシンボル的な楓橋があります。川の水が流れる音、自然の香りが心地よい。橋の先の斜面上には寒山寺があり、中国から渡来した釈迦像が安置されています。

・楓橋楓橋

さて川沿いの遊歩道を進んでいきます。右は民家で左は渓谷風景。川は段々岩が増えて険しくなり、ラフティングが現れます。

・御岳渓谷御岳渓谷

トイレ小屋のある鵜の瀬橋付近から川辺に降りてみました。水は冷たく、川は速い流れで迫力があります。

・鵜の瀬橋鵜の瀬橋

次の目印の御岳小橋へ進みます。岩が段々ゴツゴツしてきて、川原で遊ぶ人が増え、カヌーも現れました。

・御岳渓谷を進む御岳渓谷御岳渓谷

御岳小橋、去年(2019年)の台風で流されて分断されていました…。

・分断された御岳小橋分断された御岳小橋

御嶽駅前の御岳橋付近、ラフティングやカヌーを多く見かけました。

・ラフティング御岳渓谷のラフティング

・御岳橋御岳橋

御岳橋に登るとすぐに御嶽駅に着きます。暑いけど涼し気な川沿い散策路で渓谷風景を楽しみました。

・御嶽駅御嶽駅

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武蔵御嶽神社

関東有数の霊山、武蔵御嶽神社に向かいます。

・武蔵御嶽神社のマップ、神社は山の上

御嶽駅からバスに乗りケーブルカーの滝本駅へ。臨時便が出ていました。バス停からは少し坂を登ります。

・ケーブルカー滝本駅付近御岳山ケーブルカー滝本駅前

・ケーブルカーの車両、急斜面を登る御岳山ケーブルカーの車両

神社への参道を進みます。おいぬ様信仰の神社で、ケーブルカー内も含め犬連れの参拝者も見かけます。

・御岳山駅から参道へ御岳山駅から参道へ

前半は緩やかに下る自然の中の山道という感じでした。

・前半は自然豊かな参道自然豊かな参道

ビジターセンター辺りからは宿坊が増えて民家の路地裏のような雰囲気なり、山奥であることを忘れます。

・中盤は民家の路地裏のような所、茅葺屋根もあり段々民家が増え茅葺屋根も

そしてその先は急坂に変化。体力的にきつくなります。

・終盤は急坂急坂

・途中には神代ケヤキがあります神代ケヤキ

・坂を登り切り神社前の商店街へ神社前の商店街

神社の鳥居前に到着。ここからもまだ階段が続き疲れます。

・神社の鳥居、隋身門神社の鳥居

・階段が続きます階段が続く

・階段には天邪鬼が3カ所天邪鬼が3カ所

ゴールの幣殿・拝殿へ到着。ここまで坂道と階段でかなり疲れました。周りの犬達もここまで頑張ってすごいです。

・幣殿・拝殿前より、下には宝物殿宝物殿

・装飾が豪華で美しい幣殿・拝殿幣殿・拝殿

・境内からの眺め、トンボが飛び交い涼しい境内からの眺め

・社務所の左に境内が続く社務所奥にも境内が続く

・一番奥にはおいぬ様を祀る大口真神社大口真神社

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参拝を済ませ、疲れた体で階段を下って商店街に戻り、昼食は蕎麦とかき氷を食べて生き返りました。

・蕎麦とかき氷(カルピス味)蕎麦かき氷

山の天気で急に雨が降ってきたりする中、御嶽駅へと戻りました。再び青梅線に乗って終点の奥多摩駅へ向かいます。渓谷風景の車窓も楽しめます。

奥多摩駅

青梅線終点の奥多摩駅は東京都最西端の駅です。空気が澄んで気持ち良く山奥という感じです。

・奥多摩駅のマップ

・奥多摩駅の駅名標奥多摩駅の駅名標

・西側先端、東京都の一番奥奥多摩駅の西側先端

・東側先端、大きくカーブしているホーム奥多摩駅の東側先端

標高は海抜343mで東京タワー(同351m)とほぼ同じ。青梅行きが多いですが、一部東京行きの列車も出ているようです。東京タワーの高さ分を下ると考えるとすごいですね。

・標高の表示奥多摩駅の標高

ロッジ風の駅舎が周辺の山並みの風景に溶け込んで良い雰囲気です。駅前はバスが行き交います。

・奥多摩駅の駅舎奥多摩駅の駅舎

・奥多摩駅前奥多摩駅前

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氷川渓谷遊歩道1・日原川沿い

氷川渓谷遊歩道はまずは日原川沿いへ。入口は駅から横断歩道を渡ったすぐ目の前にあります。遊歩道を下ると水の音が増し、涼しくなっていきます。川原で遊ぶ人達も。

・駅のすぐ目の前から遊歩道へ氷川渓谷遊歩道・日原川沿い

・緑豊かで涼しい川沿いの遊歩道氷川渓谷遊歩道・日原川沿い氷川渓谷遊歩道・日原川沿い

・登って北氷川橋より北氷川橋から

対岸にある氷川小橋に向かう遊歩道は2019年の台風の影響で閉鎖されていました。そのため駅前に戻り、その先の奥氷川神社を抜けて氷川小橋に出るルートに変更しました。

奥氷川神社

奥氷川神社は日本武尊の東征が起源という歴史ある神社です。都天然記念物の氷川三本杉は高さ43mで都内最大の杉です。

・奥氷川神社のマップ

・商店街を抜け奥多摩駅入口交差点へ奥多摩駅入口交差点

・本殿脇に奥氷川神社の三本杉奥氷川神社の三本杉

・坂の下の角に鳥居奥氷川神社の鳥居

・本殿、背後に林立する杉の巨木達奥氷川神社の本殿

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氷川渓谷遊歩道2・氷川小橋周辺

奥氷川神社脇の坂道を下ると、氷川渓谷遊歩道の吊り橋の氷川小橋があります。

・氷川渓谷遊歩道、氷川小橋

橋の手前から川原に降りることもできます。揺れる橋からは水の音が響き、日原川と多摩川が合流する辺りを眺める事が出来ます。川原には沢山の人達が遊んでいます。

・吊り橋の氷川小橋氷川小橋

・多摩川と日原川の合流地点、川原には沢山の人達多摩川と日原川の合流地点

橋を渡ると自然豊かな散策路が続きます。多摩川に架かるもう1つのつり橋の登計橋の方へ進みます。

・橋の先の自然豊かな散策路を進みます奥多摩ふれあい森林浴コース自然の遊歩道

・もう1つのつり橋の登計橋を渡ります登計橋登計橋

散策路は続きますが、今回はお手軽コースということで道路の赤い橋の昭和橋の方へ進みます。

・昭和橋へ進む、少し足場が悪い自然の遊歩道

・昭和橋へ出る、直進すると駅昭和橋

・昭和橋から眺める川の合流地点昭和橋からの眺め

氷川渓谷遊歩道は駅からも近く、気軽に自然豊かな渓谷散歩を楽しめるスポットでした。

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奥多摩駅で休憩・宿へ

これで1日目の行程を終えました。都内ながら自然だらけの風景を堪能しましたが、すっかり歩き疲れました。奥多摩駅に戻り、2階のカフェで休憩しました。ここからはホームの電車を見る事も出来ます。

・カフェは改札脇の階段から2階へ奥多摩駅の2Fカフェ入り口

本当はこの周辺で宿が取れれば良かったのですが空いてなかったため、あきる野市の武蔵五日市駅付近に移動してそこの宿に泊まりました。

・油屋旅館のマップ

・油屋旅館の夕食、美味しかった宿の夕食

2日目は合流した家族と車で檜原街道を西に進み再び奥多摩へ戻ってきます。

※各地のより詳細な様子は奥多摩旅行2020の写真ページに掲載しています。

奥多摩旅行2日目に続く☆

   

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Written by みやだい

ファゴット一眼レフ風景写真が好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有、風景写真は定期的にテレビ等に提供しています。旅行、猫も好きです。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X(旧Twitter) → @iadayim



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