【北品川散策】(3) 品川橋から荏原神社と品川神社、品川駅 ~ 2地域の鎮守と京急品川駅の今
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
北品川の散策の続きで、今回は品川橋から品川神社へ向かい、品川駅を少し散策して行程を終えます。
品川橋
北品川宿を南下して品川橋に到着しました。この橋を境に北品川宿と南品川宿に分かれます。
・品川橋
目黒川に架かる東屋がある歩道が広めの橋で、全体的に和風の造形です。日当たりが良く、休んでいる人もいて憩いの場という感じでした。
羽田空港が近いこともあり、上空には飛行機の姿があり音が聞こえることに気付きました。
・品川橋
・東屋がある
・和風の雰囲気の橋
・下流方面、品川埠頭と大井埠頭の間へ流れる
地図を見ると地下には山手トンネルが走っているようです。
今回はこの先の「南品川宿エリア」には行かずにここで引き返すことにして、品川神社の方へ向かいます。
・南品川宿方面
・橋を振り返る
元の道を戻ろうかと思いましたが、川の上流側に気になるものが見えていました。
鎮守橋・荏原神社
鎮守橋
品川橋に対して目黒川の上流側隣に目立つ朱色の欄干の橋、鎮守橋が気になるので行ってみます。
・鎮守橋
こちらの方が宿場に関係ありそうな雰囲気に感じますが、荏原神社に続く橋のようです。
川のさらに上流側には新馬場駅が見えます。元々北馬場駅と南馬場駅が統合して川を跨ぐ駅になったようです。
・隣の朱色の橋、奥には新馬場駅
・朱色が際立つ橋
・隣の品川橋
とても存在感のある橋でした。
荏原神社
鎮守橋を渡ってすぐ先にある荏原神社へ進みます。
・鎮守橋の先の荏原神社へ
・荏原神社
荏原神社は南品川の鎮守ですが、直線の目黒川の北側にあるし不思議な位置と角度だと感じました。調べると江戸時代には元の目黒川は神社の北側を流れていたようです。ということはこの橋も無かったのでしょう。
・参道が斜め向き
・荏原神社の石碑
何かの赤い花の木が成っていて注目を集めていました。植物には詳しくないですが、ちょっと調べてみたところ寒緋桜のようです。
・寒緋桜と思われる
さて北馬場参道通りに戻ります。西側は高架線の京急線が走るのが見えます。
・北馬場参道通り
商店街から大きな道路(国道15号線)に出て、正面少し右に品川神社があります。左にある新馬場駅北口も近いです。
品川神社
品川神社は北品川の鎮守で、「東京十社」の1つでもあり格式が高い神社です。
歩き回って大分疲れてきましたがここが最終目的地です。陽も傾き始めました。
・品川神社
沢山の車が行き交う大通りを渡ります。今まで割と平らな所を歩いてきましたが、品川神社は急に切り立った丘の上に建っています。
・大通りの先の品川神社、丘の上に建つ
・品川神社の御由緒
・鳥居前から階段を見上げる
それでは参道の階段を登ります。途中左側に富士塚の入口があります。見晴らしが良さそうですが疲労と最近の腰痛ため登るのは断念、境内へ進みます。
・左に富士塚
階段を登り切って振り返ると結構な高さがあり、大きな道路に行き交う車、高架を走る京急の電車、空には飛行機がそれぞれ見えて音を立てています。
・大通りの道路と高架の電車と飛行機も
ここからは平らな境内、終始参拝者が行き交っており生きた神社だと感じられました。両脇には浅間神社、様々な石碑、神楽殿などがあり、まっすぐ突き当りに拝殿があります。
・ここから境内中心部
・富士塚の裏側
・石碑や植物
・鳥居と拝殿と神楽殿
・拝殿で参拝
こちらで参拝して旅のゴールとしました。北品川の鎮守ということで、北品川を中心に巡った今回の散策のでゴールに相応しいですね。
階段前に戻ると車、電車、飛行機が行き交うのをのんびり眺めました。なんだか落ち着きます。
帰宅(京急線)
新馬場駅
品川駅からスタートして約3時間歩き続けて疲れたので、品川神社前のドトールで1時間休憩して足を休めました。
・道路向かいにドトール
さて帰途に就きますが、行きで少し見た品川駅をまた少し観察してみようと思います。
品川神社からすぐ近くの新馬場駅北口へ、南北の駅が統合された経緯があり長い高架ホームです。
・新馬場駅北口
・新馬場駅
各停だけ停まる駅なので通過する列車も多いですが結構揺れます。京急が速いこともありますね。
乗車すると高架線からの眺め、特に左側は開放的で品川神社もよく見えました。
八ツ山橋周辺
京急線で行きに散策した八ツ山橋をゆっくりと渡ります。品川駅手前右側に用意された大きなトラス橋の存在感が大きいです(この辺りは1ページ目で触れている)。
・八ツ山橋通過中
・用意された大きなトラス橋
・支える橋桁も大きい
・大きな存在感
トラス橋は品川駅のホームにも一部かかっていました。
品川駅
京急の品川駅に到着しました。いずれは高架化ならぬ地上化される予定で、現在の駅のホームを見て回ります。慌ただしく頻繁に出入りする電車たち、逆方向はすぐ近くで待機している電車もありました。
・品川駅
・京急の品川駅に到着
・慌ただしく行き交う電車達
次の列車は成田空港行きでした。外国人も多くて大きなスーツケースを持った人が行き交います。外国人に乗換方法について聞かれたし、羽田&成田空港とも繋がっていることを実感しました。
・成田空港行き
・JR乗り換え口
・リニアの看板がある方
ホームの南側からは大きなトラス橋が見えます。そうこうしているうちにどんどん列車が行き来します。
・左上に大きな存在感
・ホームの端の方からトラス橋を見上げる
それではJR山手線に乗り換えます。
・階段上の通路、いずれこの風景も見られなくなる
・エスカレーター上からの空間
・JRから京急への乗り換え替え改札
・京急からは少し階段を下る
JRに乗り換え、山手線外回りの3番線ホームはかつてより広くなり、4番線の京浜東北線(北行)と対面乗り換えできます。川崎方面から来た人が渋谷方面に乗り替えしやすくて合理的ですね。
・JRの3,4番線ホームは広い
・3番線の山手線が来た
こうして帰宅して今回の散策を終えました。
おわりに
品川という名の由来となった品川宿、その北側の北品川宿を中心に散策しました。その北部は厳密には歩行(かち)新宿であることも知りました。
今は宿場そのものではないけど、現代的な生活感の中で様々な歴史の雰囲気を感じられました。寺社も多く、狭い道路や複雑な区画からも感じ取れます。
松の木など様々な歴史の痕跡を残して未来に伝承しようということが感じられました。周辺よりもそんな傾向が色濃いエリアなのでしょう。
宿場だけでなく幕末の台場や鉄道などの近代化要素やゴジラとの繋がりなど、様々な時代の要素も感じられました。
品川駅周辺は未来に向けての大規模な工事でした。リニアが通り地下鉄もできるし京急も改修、高輪ゲートウェイ側も大規模に工事中で、さらに重要なターミナル駅になります。
海沿いの品川停車場の写真を考えると歴史の長い駅でもあるし、今でも大きく変わった姿ですが、これから未来に向けてどう変わって行くのでしょう。そんな時代の変化を感じると共に、品川のルーツの場所をぜひ訪れてみてください。
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