【羽村桜散策】羽村堰、玉川上水の桜並木 ~ 静と動の二面性とチューリップ畑
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
今年の桜巡りは4/1に羽村に行きました。多摩川の羽村堰と玉川上水取水口付近のエリアに桜並木があり、何年も前から気になっていましたがようやく行くことができました。
今年は桜の開花が早くて天気が良くない日も続いていタイミングが難しかったのですが、この日は天気が良くて週末としてはこの日が最後のタイミングでした(都心部では散り始め)。
羽村橋へ
立川駅から青梅線で羽村駅へ。青梅線は過去に奥多摩に行った時ぐらいしか乗ったことが無いので新鮮で遠くに来たような気分です。
・青梅線の羽村駅
・羽村駅のマップ
駅の西口周辺はコンパクトなロータリーと住宅街という感じです。道路が狭いためか小さいバスが通っていました。
桜並木の範囲はこの地図が示す通り(左側=南側は市境まで)。
細い道を進んでいきます。途中には観光案内所があり、桜エリアのパンフレットをもらいました。
新奥多摩街道の交差点を渡り、切通のような下り坂の先の禅林寺で左に曲がります。
駅から10分ほど歩いて羽村堰入口交差点・羽村橋に到着しました。
・羽村橋のマップ
交差点には立派な「大ケヤキ」があります。歩道橋に登ると大ケヤキや玉川上水沿いの桜が間近に見られて良いです。
羽村堰は後ほど向かいます。
玉川上水沿い
まずは羽村堰とは反対方向の南側、玉川上水沿いを下っていきます。玉川上水沿いにきれいな桜並木が続きます。
例年はこの付近に出店があったようですが、この年は水上公園の方へ移動しています。そのため落ち着いた感じで静かに楽しむことができました。写真的には逆光方向になるので振り返って撮ると良いですね。
周辺は特に右側は静かな住宅街です。静かで対岸の車の音ぐらいです。
幅が少し狭まるポンプ場付近、道路がまたぐ先へ。
途中の「堂橋」周辺より。少し幅が広がり桜の木が集中するスポットです。橋からは水面にも桜の花びらが流れています。
堂橋を過ぎてさらに進んで行きます。静かで心地よい桜並木が続きます。
対岸は緑の木(ケヤキ?)で対照的ですが自然の雰囲気で心地よいです。
桜並木はグランド(S&Dフィールド福生)の横で終わりました。大体福生市との境目のようです。
玉川上水沿いは静かに美しい桜を楽しめるエリアでした。
・桜の終点
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羽村堰
さて再び羽村橋に戻って、今度は羽村堰やその北側にある桜並木スポットへ向かいます。
玉川上水沿いとは違いこちらは人が多いですね。
お手洗いの建物の先、河原部分は例年は駐車場のようですが、この時は重機が動いて工事中でした。
進むと屋根のある休憩所があります。その付近には玉川兄弟の像があります。
・羽村堰のマップ
この付近からは羽村堰を眺めつつ水の音や水しぶきが感じられます。開放的で気持ち良いです。
桜の木を過ぎて玉川上水の上を渡ります(多摩川と玉川上水の間の通路は通れず)。水が噴き出るところは水の音が響きて水しぶきを上げています。
道路への階段を登りますが狭くて交互通行で、流れ的に登る方が基本のような感じでした。上から眺める羽村堰の眺め。
一旦道路に出て横断歩道を渡ります。信号は無く車通りも人も多いためか誘導員が居ました。川沿い側は歩道ではないので歩かないようにしましょう。
水道の重要な拠点だけって水関係の管理事務所や神社があり、次の交差点でまた川側に渡ります。小さな出店スペースになっていました。
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大正土手の桜並木
羽村堰の北側、川沿いの道からは奥にきれな桜並木が見えるのでそちらに向かいます。沢山の人が流れて行きます。
羽村堰の北側の大正土手という所の桜並木へ。きれいな桜の木が連続していて見事で、沢山の人であふれてにぎわっています。親子連れや犬連れが多く、子どもたちの元気な声が飛び交います。
・大正土手のマップ
タイミング的には満開ながらも桜吹雪でもありとてもきれいで良い雰囲気です。土など自然の香り、南向きで日差しが暖かく、心地よい春の空気感です。
川とは反対側には桜づつみ公園、水上公園、親水公園があります。河原は広く距離があるので水の音は聞こえませんが穏やかに流れています。
奥の方は駐車場でどんどん車がやってくるのが見えます。対岸にも少し桜が見られました。横田基地が近いので飛行機の音も少し聞こえます。
水上公園、親水公園(プール)のスペースを利用してお祭りのようなグルメブースが設けられ、沢山の人で賑わっていました。お祭りのようで楽しくて良い雰囲気で、今年はコロナからもようやく解放されて自分自身もこういう雰囲気は久しぶりです。
グルメブースの入口。
プールを利用した展望台からの景色。
行列に並んで大阪焼きを2つ、エビとタコを食べました。こういう所で食べるとよりおいしい。他には焼きそばやピザやケバブ(?)などもあり、ビール等お酒を楽しむ人もいました。ここに公園のトイレがあります。
再び土手沿いを歩いて進みます。桜並木と桜吹雪と本当に良い雰囲気です。
横の公園が終わる辺りに枝垂桜が3本だけありました。色が濃くて繊細できれいですね。
この先も同じような桜並木が長い距離続きます。途中から土手の内側は住宅街で道路側に向かって桜の枝が垂れています。去年訪れた熊谷桜堤を思い出しました。
階段のある所。まだまだ先に続きます。
チューリップ畑が見えるのでこの後行きます。
土手の下から見上げる桜並木。
玉川上水沿いとは異なりこちらは沢山の人で大賑わいの桜スポットでした。
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チューリップ畑
大正土手の途中から見えたチューリップ畑へ行ってみます。
・チューリップ公園のマップ
近づいてみると、とても広大なチューリップ畑が広がっていて驚きました!
同じ色の花が固まっていて広範囲でグラデーションになっていたり、同じエリアに様々な色が混在していたり、本当にきれいな光景です。
普段風景撮影が中心なのでお花とかぼかして撮影するのは久しぶり。
本当に広大な範囲に続きます。縦横の通路を歩けます。
桜の木とのコラボも見られました。
カラフルで本当にきれいな光景です。
桜目当てでしたが思わずしてきれいなチューリップも楽しむことができました。都内でこれほどの規模のチューリップ畑は珍しいのでは。
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帰り
しばらく再び土手の桜をゆっくり楽しんでから、元来た道を戻り駅の方へ戻りました。先ほどの横断歩道から羽村堰へ降りる階段は狭いため混雑しました。
羽村駅の東口にドトールがあるのでそこで休憩しました(つけ麺が好きなので隣のラーメン屋さんも気になる)。暑い日だったし思ったよりも歩き続けて疲れたのでしっかり休みました。
・羽村駅東口
この後このまま青梅の桜スポットに行くことも考えましたが、暑い日だったし疲れたのでこの日はこれで終えることにしました。
帰りは初めて乗る八高線経由で帰りました。車両は古くないですが都内では珍しい単線でゆったり走る感じで非日常感を楽しむことができました。
・八高線(八王子駅)
終わりに
東京都の桜の名所の1つ、羽村堰と玉川上水周辺の桜を楽しみました。都内でも少し落ち着いたエリアで、沢山の桜並木が見られるさすがの名所で楽しめました。
静かな玉川上水沿いと人があふれる土手沿いで静と動の両方の雰囲気を味わうことができ、広大なチューリップ畑もきれいでした。出店が出ている雰囲気も久しぶりでにぎわう雰囲気を楽しめました。ぜひ訪れてみて下さい。
さらに近隣の桜スポットは福生の多摩川沿い、青梅の梅岩寺や釜の淵公園等、立川の昭和記念公園もあるので来年以降にまた訪れたいですね。桜以外でも多摩地域の見どころを楽しんでいきたいです。
P.S. ほとんど日陰がなかったこともあり日焼けしたので日焼け対策をした方が良いです。
※出店や駐車場の場所は例年とは異なるようでしたので、2024年以降は最新の情報をご参照下さい。
- 羽村市観光協会(桜やチューリップの開花状況あり)
- はむら花と水のまつり2023(会場が一部変更になりました) | 羽村市公式サイト