惜別と感謝、吹奏楽の聖地「普門館」が解体を前に舞台が開放される
普門館といえばかつては吹奏楽コンクールの全国大会が開催された会場です。「吹奏楽の甲子園」とも呼ばれ、全国の中高生がそこでの演奏を目指す憧れの的でした。本来は演奏会ホールではありませんがその広大な空間や黒光りする床などから、最上位の会場にふさわしい風格を持っていました。そんな普門館は今年12月に惜しくも解体が決まっています。
・吹奏楽関係者にもらった普門館の床
そんな普門館では11月5日~9日に「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」と題して、吹奏楽関係者に舞台での演奏や撮影のために開放するイベントが行われます。行きたくても行けなかった憧れの普門館、全国大会で演奏した思い出の普門館、日本全国の大勢の吹奏楽関係者がそれぞれ想いを持つこの場所で時間を過ごすことができます。
佼成新聞の記事によると実施日時は、
* 11月5日~9日 18時~21時(20時半最終入館)
* 11月10日 14時~21時(20時半最終入館)
* 11月11日 10時~18時(17時最終入館)
楽器は持ち歩けるサイズに限られます。入場は無料で申し込みは不要、普門館西口通用口の受付から入場します。
かなり大勢の参加となると予想されるので、ゆっくりその場を堪能することはできないかもしれませんが、普門館のお別れの前にこのような機会が開催されたことは嬉しいことです。私もファゴットとコントラファゴットを持って参加予定です。みなさんの大切な場所なので会場と機会に感謝しつつ、お互いを思いやってルールを守って、良い思い出となる事を願います。
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