【演奏会後記】東京リサーチ合奏団 第40回記念定期演奏会 - 演奏会後記|音楽ブログ|みやだい

【演奏会後記】東京リサーチ合奏団 第40回記念定期演奏会

    演奏会後記

2つ目の演奏会の方を今日先に書きます。

昨日(土曜)、世間はAKB48の総選挙のさなか、すみだトリフォニーホールでの東京リサーチ合奏団の第九は盛大に終わりました!(^^) 拍手がとっても長かった!大きな達成感です。歌ソリストも素晴らしいし(配置的に間近だった)、大人数の合唱も大迫力で圧倒された。第40回という記念に相応しい、豪華で壮大な演奏会となりました。

・コントラファゴットとホール内の様子

・今回使ってませんがオルガン。その下に合唱がずらっと並びます。

真っ黒で42ページもある大変な譜面ながらリラックスして楽しんで表現し続けられました。疲れたというより楽しんで表現をやりきったという感覚、70分もあっという間でした。

前日に猛練習したチェロバスの部分も緊張感ある所ながらしっかりと雰囲気出して表現できてよかった。今回何度も出てきた高音域(Fgとは運指が異なる)も以前よりコントロールができるようになってきました。今回も沢山得るものがあったので積み上げていきます。

大変な譜面なのに周りの人達もすごく技術ある人達なので、これをやってのけてしまう事は想像以上にすごいことなのです…。 こういう様々な素晴らしい機会に本当に恵まれてて幸せです。

・分厚い第九スコア

例年通り編成も大きくて、アルトクラ以下は2人ずつ(ファゴットは4人)、コントラファゴットにコントラバスクラ、バスサックスも居る。そのままだとオケ曲をやるには低音があまりにも分厚い。吹奏楽と管弦楽の違いについても色々と感じた。でもしっかりバランスのとれたサウンドになっていたのはさすが。

尖った濃い吹奏楽団であるのは確かなのに、その方向とは違う「管弦楽」の曲をしっかりそれらしくやってのけるという、なんとも不思議な感じなのです。 特に3楽章みたいなゆーったりした美しい曲、管楽器では本当は難しいのですがFlute,Clで作るひっそりとして落ち着いた透明感のある雰囲気、そのサウンドが管楽器の域を超えてるような魅力的で見事なものでした。

打ち上げでは「リサーチ」という名称に込められた想いのエピソードを聞いたり、各団体それぞれに歴史があることを実感しました。

色々な事があってまだまだ語りきれていませんが、思い出したらまた書いていきます。来年は何をやるのか、楽しみのような怖いような(笑)→幻想、フランク、ドボ8、ブラ1、第九と来ているそんな団体です(^^;)

演奏会概要:東京リサーチ合奏団 第40回記念定期演奏会

【日時】2014年6月7日(土) 開場18:00 開演19:00
【場所】すみだトリフォニーホール 大ホール
【指揮】近藤雅俊
【入場料】2000円
【ゲスト】ソプラノ:加納 彩、アルト:中川 遊子、テノール:池本 和憲、バリトン:佐藤 望
【曲目】
・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)
・交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」(ベートーヴェン)

   

↓拍手ボタンがとても励みになります。


みやだいのプロフィールアイコン

Written by みやだい

ファゴットが好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X → @iadayim



記事へのコメント

\コメントを書く/

※絵文字は対応していません。
※攻撃的、乱暴なコメントはしないで下さい。

名前 (必須)

コメント (必須)