高音域用のBocalを入手! ~ シンフォニックダンスのHighF対策

    練習・体験

先日ヤマハのスーパーボーカル PN1を入手しました!

ウエストサイドストーリー・シンフォニックダンスに出てくるHighF対策として高音が得意なボーカルについて最近色々調べてきました。元々CD聴いたりしてもたまに出てくるその音域も使えると楽しいだろうと思っていたこともあり、今回をきっかけに購入することにしました。

都内のいくつかのダブルリードを扱うお店に問い合わせましたが、基本的に受注生産ということもあり、特に標準タイプであるCタイプ以外は在庫がないようでした。以前もスーパーボーカルを試奏・購入したヤマハ銀座店で在庫があるとのことで、当日連絡ですぐに試奏させて頂き、購入しました。

久々にヤマハ銀座店に行ったのですが、黒や茶色の壁に淡いライトで高級感のある雰囲気に変わりましたね。2・3階にCD、DVD、譜面、本とかたくさんみかけたので今度またじっくり見に来たいです。

4階の管楽器フロアには相変わらずたくさんの楽器がずらり。総額いくらだろう…。他の楽器に比べ少ないですがファゴットも3本ぐらいショーケースに展示されていました。1つはモースマンでした。ヤマハ自体は今は最上位機種しか作っていないのでラインナップが少ない。とはいえファゴットも存在感は示してほしいですね(^^;)

そして個室を使わせて頂きPタイプボーカルを試奏。

ファゴットのボーカルを試奏

以前試奏した時同様、超高音(HighE以上)が楽に当たるこの感覚!一般的なボーカルだとリードや指など色々気を使わないとなかなか出せないのが出しやすくなります。HighFもスラーでなく単発でアタックすることができました。求めていたのはこの感覚です。

デメリットとしては注意しないと中高音域でも運指の似ているより高い音のツボに当たってリードミスみたいになってしまうことがあります。あとは低音域がやはり(標準的なボーカルと比べ)貧弱になり反応が悪い気がしました。1番より2番ボーカルの方が若干響きが太いような気もしました。(いずれもあくまで私見で個体差範囲かもしれません)。

結局1番(PN1)の方で超高音の出しやすさと低音域の響きと吹きやすさのバランスがよい方を選びました。

このボーカルでしばらく超高音を訓練してみます。試奏時にも思いましたがプラスチックリードが比較的安定して超高音域の音を出しやすいように感じました。

ファゴット用プラスチックリード(右)

独特の硬い張りが結果的に良いのかも。音色の違いも低音域ほどは気にならず。リードをつぶして無理やり吹く音域という意味でも、強度のあるプラリードは練習には最適かもしれません。ということでまた色々試してみます!

   

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Written by みやだい

ファゴット一眼レフ風景写真が好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有、風景写真は定期的にテレビ等に提供しています。旅行、猫も好きです。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X(旧Twitter) → @iadayim



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