岐阜生まれの2匹の猫を東京で飼う経緯
都内在住ですが、飼っている2匹の猫達(シロ・チビ)は実は岐阜県生まれ。離れた場所に居た猫をなぜうちで飼っているかについて書きます。
2007~8年頃、当時の会社の部署の人たちに猫好きの人が多く、帰り方向が近い人たちと一緒に「猫カフェ」に何度か通っていた時期がありました。猫の可愛さに惹かれて、自分でも飼いたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。
それぞれが転居して猫カフェにも行かなくなったある日、当時同じ方面だったOさんから、実家の近所の人の家に猫が生まれ、飼うことができないので誰かに譲りたいという話を聞きました。しかしその場所は岐阜県下呂市、東京からはかなり離れているし、当時住んでいた賃貸マンションでは飼うことが出来ません。そんな中、もし貰い手がみつからない場合、ダンボール舟に乗せて川に流してしまう(!)という話を聞き、これも何かの縁と思い、実家に戻ると共に、2匹を貰いに行くことにしました。
2008年6月、Oさんに車を出してもらい、一路岐阜県の自然豊かな山の中へ。想像以上に距離があり時間がかかりました(^^;)Oさんの実家でお世話になり、猫の居るお宅へ。途中大きな川を渡り、ここに流される予定だったのか(>_<)とリアルに感じました。
お宅には親猫と子猫が6匹。親猫から引き離す心苦しさをおさえて、まだ手のひらに乗る小ささの生後2ヶ月の猫達を2匹譲り受けました。一旦Oさんの実家へ戻り一泊。翌日は元気に逃げ回る子猫たちをケージに入れ、車に乗せて高速道路を走り、東京まで到着。最初は不安そうで2匹でずっと寄り添っていましたが、徐々に環境に慣れていき、ダンボールに入ったり動くものを追いかけて遊ぶようになりました。
寄り添う二匹
子猫ちゃん♪
癒される寝姿
そんな感じで今ではもう5歳になり、完全に家族の一員となっている大切な猫達です。近くのペットショップや近所でも貰い手探しの猫はたくさんいたのでしょうが、遠くてもタイミングや放っておけないという、結果的に良いご縁によってうちに来てくれた猫達。これからも大切にしていきます。