【飼い猫の訃報】シロが亡くなった・とても悲しくて辛い
■飼い猫シロの訃報
23日未明に飼い猫のシロが亡くなりました。17歳8か月でした(人間では86歳相当ぐらい)。
今年は痩せ細ったり10月頃から体調を崩して動物病院通いや掃除などお世話をすることも増えていました。
最近は食欲があり意外と元気そうでしたが、ついにその日が来てしまい、悲しみに暮れています。初めてのペットロス、色々と思い出したり後悔や懺悔など考えてしまうもので、涙が止まらない時もあります。
命の重さを感じているし、心が落ち着くまではしばらく時間が必要そうです。そしてずっと連れ添っているキジトラのチビ(同じ時に生まれた姉妹)のことが心配なので愛情を注いでいきます。
2匹により特に母は大の猫好きになりました。家族にもたらしてくれたことの大きさを感じています。
■それまでの状況のまとめ
11月頃にシロのお腹の拡縮(心拍か呼吸か不明)が速く大きくなっている事に気が付きました。動物病院で検査して甲状腺ホルモンが高く、胸水がたまっていることが分かり170ml抜きました。心臓や肺が胸水に浮いている状態だったとのこと。かつては太っていて6kgあった体重は2.9kg(但し胸水を抜く前)にも減っていました。
その後の通院では、胃の壁が厚くなっておりリンパ腫の可能性があり、その時も胸水は体重の10%近い260g抜きました。血液のがんであり、その後の対応を選択肢から決めることになり、ステロイドの錠剤で対応していくことにしました。ただこの時点でも獣医さんからは年は越せないかもという話がありました。
その後も食欲は高かったので薬を入れたエサはしっかり食べてくれました。声は少しひ弱になった気がしました。その薬によってお腹の拡縮はかなり小さくなったように感じました。その後も落ち着きながらもエサをしっかり食べる日々でした。
12月上旬の通院、体重2.75kgで胸水を320ml抜いたので実質体重2.4kg、抵抗しないので楽になる事は分かっているのかなと。ただ、日本では積極的に勧めないもののアメリカでは安楽死も選択肢になる状態とのことでした。やろうと思えば様々な方法はあるものの、飼い主に無理が無いようにと配慮してくれました。胸水を抜いても肺がしぼんでて膨らむのに苦しいようで、しぼんでると硬くなるようです。正直もう先は長くないとの話でした。
その後もお腹の拡縮は小さくなっていたし食欲はかなりあったし、以前よりも落ち着いているように見える日々が続いて一見安堵していました。お尻周りやしっぽなどを汚すことも増えていったし、痩せてきている実感がありました。ある日椅子から出窓へのジャンプができなくなったのでステップの台を置きました。ひ弱な声ですが、相変わらず膝に乗ったりなど家族に甘えたりはしています。
12/22、薬が終わった状態であり翌日に通院する予定でした。食欲は相変わらず高い状態でした。お腹の拡縮はまた少し速くなってきていて、いつもとは少し違う場所にいたり、少し今までとは違うことはなんとなく感じていました。
12/23未明(5:30頃)、ケージの中で息絶えそうになっているのを家族が発見、ケージの段から降りる時に変な体勢だったらしい。すぐ皆が呼ばれて起きてシロの様子を見る、動かないし呼吸していない、目や口は空いている。そうして家族全員でシロを看取り、亡くなった事を確認しました。
■その後
悲しくて様々な感情が湧いてきます。様々な想像をしてしまう、後悔や懺悔なども。もっと可愛がっていれば、あの時こうしていれば・していなければ、シロ目線ではこうだっただろう、送り出し方はこれで良かったのか等。涙が止まらなくなる時もありました。物事に手が付かずしばらく時間が必要だと感じました。
チビに対しては声をかけたり気遣うようにしています。様子に大きな変化はないように感じますが、数日後にはシロが入っていたキャリーケースの匂いをかいでいました。生後2か月で家に来た時も2匹でくっついていたし、特に冬は2匹くっついて暖を取っていた仲でした。
■シロについて
2008年4月21日、岐阜県下呂市生まれのメス猫。
2025年12月23日死去、享年17歳。
名前の通り白猫で、幼い頃は本当に真っ白でしたが徐々に茶色い模様が増えていきました。シロは「ハウス」と言うとケージに入ってくれることが多い素直な猫でした。基本大人しくて臆病で、「なぁ~ん」という感じの優しい可愛らしい声で鳴きますが、エサなど要求があると大きく鳴いたりすることもありました。
家族に対しても人は選びますが膝に乗ったり寄りかかったりして甘えることもあり、私に対してはひっかくことも多くて気が強い一面もありました。標準的な大きさのチビ(約4kg)よりも太っている時期が長かったです。チビとはたまにケンカもしますが2匹で寄り添って寝ている時も多くて仲良しでした。
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最後に、締めくくりたくないですが、シロが今まで家族に沢山の幸せを与えてくれた事に感謝でいっぱいです。最後は辛かったよね。長生きしてくれてありがとう。まだまだ悲しくて寂しいですが、どうか安らかに眠って下さい。









