【塩釜・女川旅行】(2) 女川の街 ~ 語り部さんの被災の話、復興した街並み
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影が趣味の「みやだい」です。
今回は宮城県のバスツアー旅行の2日目前半で、女川の街を訪れたことについて書きます。
震災から復興した街並みの様子や、語り部さんのお話を交えて被災の爪痕について体感しました。
石巻グランドホテル
昨夜はあまりひと気は無かったのですが朝食会場は意外と人が多かったです。バイキング形式ですがスタッフがお皿ごとに必要なものを取ってくれる方式だったのでとてもスムーズで良かったです。
バスは女川へ向けて出発します。
女川(語り部さんのお話)
女川に到着。海沿いの一帯を造成し直した雰囲気から津波の被害を連想させます。
※女川は鉄道でも来られますが、調べたら石巻線の本数がかなり少ないので事前調査が必要です。
船の音、ウミネコとカモメの声が聞こえ、サンマ漁の漁船が見えます。
医療センター前の石碑
ここでまずは語り部さんのお話を聞きました。
・女川町地域医療センターのマップ
女川町地域医療センターの丘に登り、高台まで津波が来た説明を受けました。病院の一階が浸水被害、波は海から直接ではなく背後の山からきたと言います。少し高台に上がって安心せず、可能な限り高い所へ登ることが重要だと思いました。
・津波の被害を受けた平地
・医療センターがある丘
・医療センターへ階段を登る
・津波の教訓を伝える石碑があります
この高さまで津波が襲ったという事実に驚きました。「千年後の命を守るために」、二度と同じ悲劇が起きてほしくないという切実な想い。実際にここを訪れて感じた意味は大きいです。
周辺は広々とした周辺の土地、全てが流されて新しく造成した雰囲気、車の音だけが響きます。
・これだけの高さ、全てが流されてしまった
ファミリーマートがありますがこの人口規模では珍しいとのことで、復興支援的な意味合いもあるのかもしれません。
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震災遺構・女川交番
近くの海沿いには震災遺構として保存されている旧女川交番があります。
・旧女川交番のマップ
囲われて埋め込まれたような形になっているのは、かさ上げ前の地面の高さのため低い位置にあるからです。これだけかさ上げをしたという事も実感できます。
横倒しになってしまった建物の生々しい姿、底の部分も丸見え状態です。古い建築基準でもあったとはいえ、このような姿が残っている事で津波の恐ろしさを感じられます。
周辺の公園は東京の企業が支援して造成されたようです。海沿いにはスケボー場(スケートパーク)もありました。
海沿いの遺構や公園です。
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シーパルピア女川・女川駅
シーパルピア女川
シーパルピア女川という商店街へ。復興して作られた女川のメインスポットで、新しくてきれいな建物が並んでいます。
・シーパルピア女川のマップ
・道路の先はシーパルピア女川の商店街
・きぼうの鐘
・右のハマテラスでは新鮮な魚介類等を販売していました
・イカとサバ?の干物が干されています
・ジャズのBGMが流れ、新しくきれいな黒を基調とした建物群が並びます
・突き当りにはJR女川駅、震災前よりも奥に移転しました
・海側の眺め
・商店街を進みます
・スクリューのオブジェ
・切れ目の道路越しに見える新しく造成された街並み
・中央部の道路の先の区画へ
・左側にはギター工房、楽器屋さん、カフェなども
・右側の商店群
・道は緩やかに傾斜して女川駅へと続く
施設は全体的に新しいのでお手洗いを含み綺麗で快適でした。
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JR女川駅
突き当りにある女川駅へ。震災前はもっと海に近い所にありましたが津波で流されてしまい、復興に当たり現在の位置に移転しています。建物はJRのものではなく温泉施設があります。
・JR女川駅の駅舎的な建物
・周辺も新しく造成された雰囲気
・電飾が付けられている駅前広場
駅のホームを見てみます。何年もかかって列車が運行再開した時の様子をTVで観たのを思い出します。希望が繋がった象徴のような光景でした。
・横からホームを覗く
・ホーム内へ、1面1線の行き止まり
・建物は上に登れます
・駅前に伸びる商店街と海
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海鮮丼
ハマテラスで昼食、釜入りの海鮮丼を食べました。やっぱり漁港の海鮮は新鮮でおいしい!特に牡蠣の風味が豊かでした。
・新鮮で美味しい海鮮丼
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