【考察】櫻坂46の特徴は客観的に何か、どう広めていくか
『櫻坂46の特徴は客観的に何だろうか?』
櫻坂46は世間には「坂道グループ」の一員として一緒くたにになっている状態だと思います。きっかけがあり櫻坂46としての魅力をどう世間に知ってもらうかについて考えました。
・3rdアニラ(シブツタパネル展より)
今野さんの講演より
今日、今野さんの講演があったようです。
具体的にはXで「今野さん 講演」などで検索して頂ければと思います。
みなさんのレポートを拝見した感じだと、
3グループの共通事項として、
- 専属モデルで女性ファン獲得
- 物販、特に生写真の収益が大きい
- ゲームの収益も大きい
- ライブは値上げしても収益が厳しい
- ミーグリはファンのモチベ
櫻坂46の特徴としては、
- クリエーター
- ロックフェスにも出演
- 海外ライブにも出演
- 各種受賞
- ZOZOマリン聖地化
という感じのようです。
なんとなく感じていたことが運営者によって明確に言語化された感じですね。
アイドルもビジネスなのでビジネス、マーケティング視点ではこうなるという感じです。もちろんそういう芯がないと運営できないものですし、大人Buddiesとしては理解できます。
3グループのカラーを変えていてそれに苦心しているという事も語られたようで、まさに今回考えていきたいことです。
世間のイメージは?
先日発売となった9thシングル「自業自得」がINIさんと発売日が被った(意図していなかったという事も判明)ことでMINIさん(INIさんファンの呼称)達と競争しながらも予想外に交流が生まれました。
やはり櫻坂46に対して漠然とかわいいアイドルのイメージだった、というコメントをいくつか見ました(XやYouTubeで)。
良い意味でそれを裏切って関心を持ってくれたのは喜ばしい事です。しかし世間一般の視点ではそれが現状なのだと思います(自分達も他のグループの事を良く知りません)。もちろん音楽番組等で知っていた方も居ましたが。
YouTube - 櫻坂46『自業自得』(コメント欄参照)
思えば欅坂46の時は「笑わないアイドル」と揶揄されました。この言葉はある面(アイドルらしくないサイマジョを端的に表した)では正しいのですが、ある面(表現の1つにすぎない)では正しくないです。
言葉が独り歩きした感じがしているし、1つの言葉に頼るのも危険なことです。その文字面で全てが語られてしまいます。ですが情報の性質としてそういう端的な言葉でないと大人数に広まらないもので悩ましいです。
魅力をどう伝えていくか?
前述のような特徴がうまく伝わる方法を考えていきたいです。
なお欅坂46時代から言われていた、アイドルらしくない、アイドルの域を越えた、的な表現は一部のファンの間ではあまり歓迎されていないように感じます。メンバーはアイドルになりたくて加入しているし、まぎれもなくアイドルですから。
一方でアイドル業界の外の視点から見ると、そのぐらい端的な方が分かりやすいのは事実で悩ましいところです。
実際は内輪の世界ですが、冷静に客観視する必要があります。
秋元真夏さんが櫻坂46の2nd tour東京ドーム公演を鑑賞した時に、ラジオで以下のように語ったといいます。
世界観が出来上がっている、ショーを見ているみたい、カッコ良すぎ、表情・表現力に圧倒された、この空気を作り出せるのは櫻坂しかいない
このように乃木坂46との大きな違いを感じたといいます。これらの言葉も参考になります。
かつてTAKAHIRO先生はラジオ番組で個人的解釈としながらも、
- 乃木坂は理想
- 日向坂は幻想
- 欅坂・櫻坂はリアリティ
と捉えた事を話していました。
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ただこの場合も3グループが表現しているものの対比なので、「リアリティ」だけでは外向けには正しく伝わらないでしょう(批判ではなく、目的の違いです)。
どこからともなく「アーティスティック」と表現されることも多いように思います。しかし外向けにこの言葉そのもののニュアンスは抽象的で曖昧です。
表面的にはクールでカッコいいなどの言葉はよく使われます。ただ櫻坂46の本質としてはカッコいいパフォーマンスをするためというより、楽曲のメッセージ性を届けるためにパフォーマンスをしている一環なので、総合的なラベルとしては少しずれがあります。
とはいえ乃木坂46の女性的な美しさ、日向坂46の明るく元気なイメージと比べると、その辺りが無難なのかなとも思ってしまいます。
おわりに
現時点では答えは出ていませんが、大人Buddiesとしては櫻坂46の魅力を広めていくためにその方法を考え続けたいです。
私も櫻坂46に感じている魅力を周囲の人に伝える時に、アイドルグループという一般的なイメージからどうしても躊躇してしまっている現実もあり、大きな課題の1つです。
今後櫻坂46をどう発展、拡散していくか、その魅力を伝えていくかを考えるきっかけと今後の材料になりました。今野さんの講演のレポートを共有して頂いた方々に感謝します
・4th arena tour 東京ドーム公演↑ライブレポまとめ中です。