表現者たち ～ 自分は櫻坂46（欅坂46）をどういうスタンスで楽しんでいるファンか

メインブログから欅坂46・櫻坂46についての話題を専用ブログに分離したところで、改めて自分がどういうスタンスのファンなのかを思いつくままに書いてみます。

欅坂46（けやきざかフォーティーシックス）のファンになったきっかけは欅共和国2017でした。この経緯については別途まとめる予定ですが、アイドルとは思えないクールでカッコよくて気迫あふれるライブに衝撃を受けて一気に引き込まれました。

自分もAKB48が流行っていたころは曲を聴いていたし、乃木坂46に興味を持った時期もありました。しかし欅坂46を知ってからは、欅坂46の楽曲のメッセージ性とパフォーマンス重視なカッコよさに惹かれていき、一般的なアイドルらしい要素への関心は薄れました。

・東京ドーム公演のBD

欅坂46自体はそのアーティスティックなパフォーマンスから「アイドルらしくないアイドル」等と揶揄され、ロック業界からも評価を得るようになっていきました。欅坂46は非アイドルファンを取り込んだグループという印象も強いです。女性ファンも多いのが特徴です。

その後主に平手友梨奈さんが脱退したことをきっかけに櫻坂46（さくらざかフォーティーシックス）に改名し、一般的なアイドルに変わってしまうのかと動向を注視しました。ですがパフォーマンス重視する本質はしっかり受け継ぎ、見事に表現の幅を広げることに成功しており、引き続きファンでいます。

今自分がどういうスタンスで欅坂46・櫻坂46を見ているかについて。自分ではいわゆるアイドルオタクではなく、「グループの楽曲と表現のファン」だと思っています。

欅坂46・櫻坂46の楽曲のメッセージを伝えることを重視したパフォーマンスは、他のアイドルグループとは一線を画したものだと感じています。

例えば他のグループではかわいい衣装にかわいい振付で、恋愛等の歌を歌うのが一般的です。そしてカメラ目線、笑顔でアピール、ウインクをしたりするのが普通のようですが、正直これらのアイドルらしい雰囲気やアクションが苦手です。

欅坂46・櫻坂46はカッコいい衣装・凛とした衣装で、「自分らしい生き方」等の普遍的な楽曲のメッセージを持ちその世界観を表現することを優先し、ダンスの技術にも定評があります。前述のアイドル的アピール等をしない事も特徴で、ひたすら楽曲の表現に打ち込む熱い姿には心を打たれます。

・切実な感情を込めた表現力を感じられる映像

・Nobody's faultのMV撮影風景のパネル展示より

そのように表現重視なグループであることで、生粋のアイドルファンでなくても見やすいグループです。メンバーもあまりわちゃわちゃせず、幼さや可愛らしさを売りにする一般的なアイドルとは異なり「表現者集団」という雰囲気で、そこに魅力を感じています。

このように現に１つの「アイドルグループ」を推しながらも「THE アイドル」という雰囲気はむしろ苦手なのです。欅坂46・櫻坂46のアイドル的要素が薄めでパフォーマンス重視であることが好きなのです。

他のグループ同様に握手会やそのオンライン番の「ミーグリ」が開催されますが、それらには参加していません。メンバーとの交流（特に認知）には関心がなく、そのCD商法自体も良いとは思っていないのが本音で、そこは割り切っています。

グラビア、写真集等にも興味はありません。衣装も一般的なアイドルのような男性に媚びるような恰好を比較的しない事も良いと思う要素です。ブログでも自分が苦手な「決め顔」をしないのも特徴だと感じていて良いと思っています。

Twitterでは画像と共に「かわいい」「尊い」等のツイートが流れてきますが、自分はそういう側面を重視していません。当然ビジュアルの高さを感じさせられることは多々ありますが、それは二次的な事だと捉えています。

・アイドル的側面より表現のカッコよさが好き

TV番組などでの楽曲のパフォーマンスは楽しみにしています。パフォーマンス自体カッコいいし熱いし、どんな表現を見せてくれるのか、都度どんな風に解釈を変更してくるのかも楽しみです。雑誌のインタビューでは表現へのメンタリティーの高さが刺激になります。

メンバーのキャラクターに愛着はあるのでTV番組などはチェックし（ただ全て網羅はせず）、外仕事で活躍するのは嬉しいです。メンバーの休業・復帰・卒業など絆を感じさせる出来事は心を動かされたり清々しい気持ちになったりして、そういうチームの雰囲気は好きです。

ライブは参戦して楽しんでいます。生のライブの臨場感はとても熱く、気分が高揚して余韻も強く、大きな刺激を味わうことができます。メッセージ性の強い曲をその時々の状況に応じたメッセージとして体現して熱くパフォーマンスするのはまさにアーティストです。

・SSAライブ会場の様子

・ライブの映像（BAN）

このようにあくまでアイドル的な要素は重視せず、メッセージ性の強い世界観をパフォーマンスする集団として楽しんでいます。

うまく伝わったか分かりませんが、このように自分は「グループの楽曲と表現のファン」というスタンスです。そのアイドルらしからぬ表現力やメンタリティーに日々刺激を受けて活力になっています。

グループとの関わり方はそれぞれに様々な形があって自由ですが、自分はある程度の年ということもあり、メンバーと同年代のファンと比べて冷静に客観的に見ていると思います。どこか評論家や記者に近いのかもしれません。

・グラビア雑誌でも「表現者」と称されインタビューが熱い櫻坂46

一般的には「坂道グループ」と一緒くたにされることも多いですが、それぞれのグループはカラーは大きく異なります。その中でも欅坂46・櫻坂46は独特であり、性別や年齢問わず、非アイドルファンにも向いている存在だと思います。

そんな欅坂46・櫻坂46について語りたいと思い専用のブログに分離しました。マイペースで独創的な性格ですが、自分にしかできない事、自分だからできる事をやっていけたらと思っています。

※あくまで自分のスタンスの説明であり、熱心なファンや他グループを批判する意図はありませんので悪しからず。むしろ交流を広めたいです。

★特にライブ参戦レポに力を入れています↓