クリエーターチームの結集 ~ 欅坂46・櫻坂46が表現者である理由
先日、情熱大陸で映像作家「OSRIN」さんの特集が放映されました。そこで櫻坂46「五月雨よ」のジャケット撮影の現場を見ることができました。
このことから欅坂46・櫻坂46とクリエーターとの関係について考えてみました。
「五月雨よ」ジャケット撮影現場
■櫻坂46のジャケ写撮影現場で見たもの。映像作家OSRIN(情熱大陸 公式チャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=Zjh9_imIKB8
貴重な撮影現場のシーン、この独特の緊張感のある雰囲気の中で撮影は進行していきます。1人1人に声をかけての微調整、各メンバーの名前をしっかり覚えているのは印象的です。
彼が頭に描く表現したいイメージを伝えていき、受け身にならず体現するようにも伝え、表現するにあたってとてもこだわって作られているのが分かります。
撮影は長時間にわたり、まさにクリエーターとして身を削って務めている様子が見て取れます。
この映像を観て、本当のプロのクリエイターに関わってもらって櫻坂46が出来上がっているのだと改めて感じさせられました。
・「五月雨よ」アートワーク(タワレコでの展示より)
欅坂46・櫻坂46とクリエーター
以前から感じているのは、櫻坂46は「本物」に触れているということです。これは欅坂46の時からであり、携わる人たちに本当に恵まれているグループです。
ダンス、歌詞、衣装、アートワーク、ミュージックビデオ等。
櫻坂46は各分野の本気のチームでできている
そう感じずにはいられません。
振付はマドンナ専属ダンサーでもあるTAKAHIRO氏が担当しています。メッセージ性の強い歌詞の世界観を表現することを重視している欅坂46・櫻坂46にとってとても重要な人です。
衣装も尾内貴美香さんとRemi Takenouchiさんを中心に制作されています。欅坂ではカッコよく、櫻坂では凛としたそのパフォーマンス表現に合わせて細部までこだわり、最後の最後まで調整しているエピソードも聞かれ、衣装の重要さを知りました。
ミュージックビデオも池田一真監督、新宮良平監督等といった有名な一流の映像ディレクターによって制作されてきました。
1つのアイドルグループとして、関わっている名だたるクリエーター達との出会いは奇跡的だと言えます。決して当たり前のことではなく、とても恵まれています。
メンバーのメンタリティー
これらの「本物」に触発されて生まれるメンバーの表現にかけるメンタリティーは、雑誌のインタビューなどで垣間見えます。
- 楽曲の解釈と研究
- 解釈を対話・共有する
- 没入・背負う・体現する
- 新たな感情と出会う
- 楽曲の繋がりを考える
- 人との表現の違い・代理は自分の解釈に変える
それに向き合い、食らいついて、夢中になって。
こうして「表現者」としての欅坂46・櫻坂46が出来上がっていきました。語られる逞しい言葉達からは、アイドルとしての可愛いとか元気が出るとかを超えて、心に響いて日々の向き合い方、生き方の刺激になります。
・アイドル雑誌もこのような異例な表紙に
欅坂46・櫻坂46のパフォーマンスはアーティスティックだと言われます。それは表面的なことではなく、そういう本質的な内面を持っているからこそです。アイドル離れした高い表現力はこうして生まれ、人々を魅了しています。
終わりに
改めて欅坂46・櫻坂46という存在はクリエイターチームの結集でできていると感じました。メンバーもそれに呼応して表現をし続けています。
8/3発売の1stアルバム「As you know?」のアートディレクションもOSRINさんが担当し、「初めて笑ってくれと伝えました」と伝えたといいます(アルバムについては別途書く予定です)。
櫻坂46がクリエーター陣と共に、アルバムやその先もどんな魅力的な価値を生み出してくれるのか楽しみです。
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