【櫻坂46】三期生ドキュメンタリー感想 ~ 櫻坂らしさの再発見、大きな成長と深まる絆
7回に分けてYouTubeで更新された櫻坂46三期生のドキュメンタリー映像、その個人的な感想をまとめます。
・三期生(シブツタパネル展示より)
Episode01
最初からBANというのは激しい曲で厳しい…、ダンスが細かく間髪入れず続くハードさ。もっとゆるい曲からだと思っていた。東京ドームの翌日からというのもメンタル的にもきつそう。心揺らぐし、一期生二期生とのギャップを強く感じてしまうだろう。
中に入るというより「先輩に追い付け」という言葉、メンタルも心配になる。一期生二期生とは別の苦労を最初にすることになる。いずれこの経験が糧になるのだろう。
実際にパフォーマンス重視の櫻坂46としてのスタンスに合わせるにはこうするしかないのだろう。もちろん最初は「全然ダメ」という現実。INFINITYの先生方は厳しい口調だが優しさも感じられる。もっとスパルタもありえる中でちゃんと見守っている感じがする。
欅坂46を経た櫻坂46は背負うものが大きいと元々感じていたが、厳しさを乗り越えてそれが「表現者」として強くなる。そうやって内面から湧き出るものが必要なのだろう。
個人Vlogまでとは大きくイメージが変わり、即戦力どころではない現実を突きつけられた。当然かもしれないが表面しか見れていなかったと思わされた。
一方で一期生二期生のすごさを感じるきっかけになった。それぞれが裏で厳しい苦労や努力をしてきたはずで、その上で独特なあの心に響くパフォーマンスが成立しているんだと。
それだけに今まで通りには曲を聴いたりパフォーマスを見たりできなくなりそう。なおさら櫻坂46自体がもっと報われてほしいと思う。このドキュメンタリーは三期生を通して「櫻坂46らしさ」を再発見しているのだと思わされる。
Episode02
一期生二期生メンバーは「3時間で振り入れをする」ことと比較する形。やはり厳しい指導だなというのが本音。
早く完璧に覚える為というより最初から厳しさに慣れて身に付ける為とは分かってるものの厳しい指導の現実、今慣れないと後で大変になる、甘えは許されないという感じ。
初心者にはきつすぎるのは誰もが分かっている。谷口のように経験者でも厳しいというし。できなくて当然、ついていこうとする姿勢が大事なのだろう。
単に指導が厳しいから良くないとは思わず、ここからグループの表現重視の方針が見えてくる。三期生が初心者としてゆっくり慣れていくというよりは、一気に押し出していきたいのだろう。がむしゃらに食らいつく、そこで自我や関係性が生まれていく。
ファンが裏側を見ることで感じる同情などの感情の効果もあるだろう。遅れている遠藤が心配で、大変だけど頑張ってほしいと思う。
この段階でも既に曲の世界観について考える、歌詞に意味を理解することも課題として出ている。先生達はしっかり教えてくれている、継承の為に熱いし拒否をしていない。
改めて一期生二期生の凄さも感じてしまう。ただ踊るだけでなく前に居るファンに届けるということ。やはりは櫻坂46は他のアイドルグループとは違う、こういう凄さが世間に知られてほしいと思った。
Episode03
ダンスは前回から遠藤の遅れがみられる一方で、遠藤は歌が良いという、谷口も。村山が一番踊れている。それぞれが褒められ始める、成長しているしそれぞれに取り柄が見えてきた。
スキルの差はあるものの個性が出て来ている。合宿を通して関係性が出て来る。共同作業の料理で一体感が生まれて和やか、絆が生まれていく。少し安心感が出てきた映像だった。
コンプレックスがありながらも自我や絆が芽生えてきて少しずつ櫻坂46の姿に変身し始めて感慨深く、応援したくなる。
だが羽化するまでにはまだまだ先が長いし立ち止まっていられない現実。その先もまた自分との闘いは続き、ここで加速度を付けないといけない。本当に大変な立場だと思わされる。
だからこそ、寄り添い共鳴し勇気づけられる。見えない苦難の末の一期生二期生の重みを再確認させられる。(Ep03の公開日が)"1.23"だからこそなおさらそう思える。
メンバーの苦労や努力の姿は心が痛いけど刺激になり、視野の奥行きが広がって自分も頑張ろうと活力になってくる。ファンであることでこういう刺激があることは恵まれている。
Episode04
小島は人想い、的野はダンスが上手い、村山もダンスが上手く自信持ててきたし一番評価されていた。谷口も良いと。
「As you know?を越える」、確かに三期生は今後はそういう存在にならないといけない宿命があるとその現実に目を向けさせられた。
TAKAHIRO先生は細かく見ていると感じる。「短い物差しと長い物差し」は良い教えで、今後の活動で迷わないための支えになりそう。INFINITYのお二人やボイトレの先生も引き出るための導きという感じ、本当に講師陣に恵まれている。
三期生は真剣に向き合って目つきが変わりすっかり乗り越えて成長していた。チーム櫻坂凄い、やはり環境は大事だ。
次は出来次第で三期生のMVを作るかどうか決めるという課題。ゼッケン授与は感慨深い。
Episode05
制服姿で嬉しそうな笑顔が見られて一安心。櫻坂46らしいカッコいい衣装という感じ。
出来次第でMVを作るかどうかが決まる。ここからチーム力へ。くじでフォーメーション決定、石森センター、「初めてのポジション」ということに。
どこにいても輝ける・同じ熱量でと教え、櫻坂46を継承し近づいていく。合宿欠席の向井が踊れていて凄い、皆で協力して教え合ってあったことにも意味があるだろう。
11人の絆が日々どんどん強まっていった。振り入れは早くなったがチーム力がまだ弱い、次は練習方法が課題、でもこれまで苦難を乗り越え順調にこれほど成長した姿は凄い。まだ大変だけど応援したくなる。
これからそれぞれのキャラの立ち位置が出来てくるはず。バックスライブ同様、真似や代理ではない三期生としてどう「櫻坂46としてのパフォーマンス」を仕上げていくか楽しみ。
三期生が櫻坂らしくたくましくなっていく応援の気持ちと、櫻坂の本質を多角的に見られるワクワク感がある。
Episode06
ダンスリーダーは自分としては谷口か中嶋かと思っていたが、自然と小島になったようだ。仕切っていたりいつもしゃべっている人で、引っ張るタイプではないがムードメーカーで貢献したいという。
それぞれのルーツを語る。 ※概要、抜粋
【谷口】幼稚園の頃将来の夢にアイドルを書いたのが原点。同じ想いの11人がいて1人じゃない。誰かの前を向くきっかけになりたい。
【向井】櫻坂がなかったら前を向けてなかった。人生で影響を受けた存在。
【小田倉】学校の小説の課題で筆が進まない時に「偶然の答え」に出会い、藤吉さんの表情を見て自分が書きたいことが分かった。櫻坂が大好きになった。
【中嶋】アイドルになるは冗談半分だった、真剣に目指してこなかったからパフォーマンス力を着実に付けたい。欅坂からの事は詳しくないけど、五月雨よが好き。良い雰囲気を作りたい。
【石森】アイドルらしいアイドルが好きだったが欅坂に出会って概念崩され、熱中して夢中になった、本能的に惹かれた。
【遠藤】他には無い惹き付ける魅力がある。今は弱い部分を見せてるけど強いアイドルになりたい。
【的野】沢山支えてもらった、アイドルになると誰かを支えられるかもしれないと思った。先輩、三期生、ファンに必要な存在になりたい。
【村山】アイドルになりたいと思ったことはない、学校が好きじゃなかった、櫻坂の曲聞いて1人じゃないと思って入りたいと思った。
【小島】欅坂の時からカッコいいし応援したいと思った、櫻坂の歌詞は人生に寄り添う、自分らしく輝きたい。
それぞれのルーツを聞いて、櫻坂46、欅坂46が与えてきた影響の大きさを改めて実感した。そんな子たちが入ってくることで櫻坂46はさらに強くなれると期待感を持てた。
一期生二期生との対面シーンは温かくて感慨深い。ずっと別々に見てきたし新鮮だし、三期生が加入した、櫻坂46に新しい一面が加わるという実感がわいてきた。
BAN発表会に向けて、見るたびにパフォーマンスが力強くなっている、凄い!
発表会当日、TAKAHIRO先生がそれぞれの良い所を指摘する。ハプニングの時に一緒に引っ張り上げる事を教える。良い教えが続くし、どんどん櫻坂46に近づいていく、もう少しだ!
感情が大きく動く東京ドームの翌日からのハードな合宿は心身ともに本当にハードだったと思うけど、着実に成長してて本当にたくましい人たちだと思わされた。
教える環境も愛があり恵まれている。まだ初々しいながら櫻坂、欅坂が好きな三期生なら良い変化をもたらしてくれると楽しみだし応援したくなる。
Episode07
上手い下手ではなく、どれだけエネルギーが出せるかの時間。発表会、支え合ってきたという小島、見違えるようになったと思った。
まだまだかもしれないがキレが感じられて見違えるように大きく成長したパフォーマンス。足音が力強い、生歌だしきつそう、いつもとBANを聞くのと違い生々しさがある。感慨深い、やればできる、これからもできると期待感を感じた。
いきなりBANはハードだったはずだがやって良かったと思う。強くなった、絆もできたし良い原点ができた、これからも乗り越えられるだろう。
TAKAHIRO先生が、櫻坂として見てるステージに立つ想像ができたのが大きい、良くできた、と褒めた事や、INFINITYのお2人も褒めたり頑張ってと声をかけた事で一安心。
三期生たちが語る、強くなったこと、褒めてもらえたのが嬉しかった、覚えが遅いけど見捨てず丁寧に教えてもらえたと、石森は孤独を先生たちは分かっていて温かく見守ってくれたことが伝わって嬉しかったと。
先生方の笑顔や温かさ、1つの山を越えてほっとした雰囲気に観ていてようやく安堵感。本当に頑張って食らいついてきたと思うし労いたい気持ちでいっぱい。
改めて振り返り映像が流れると、最初は本当に口調がきつく感じたしハードだった。最後には見違えるように大きく成長した姿があったし感慨深い。
TAHAHIRO先生は先輩を越えるのが礼儀と語る。本当にその通りだ。素晴らしい先生だ。
終わりに
こうして三期生は最初と比べて見違えるように成長しました。まだまだかもしれないですが、キレがあり力強くて櫻坂46らしいオーラが出始めました。ここまで一見厳しかったけど、講師陣が櫻坂46メンバーへと見事に引き出し、櫻坂46の本質に近づきました。
三期生にとって大きな糧、絆、原点ができました。三期生ならできる、乗り越えられるという期待感、希望が感じられ、応援したい気持ちでいっぱいになりました。三期生のポテンシャルにその時々の「今」を表現する櫻坂46の将来が楽しみになりました。
※その後公開された三期生曲「夏の近道」
【追記】+2 Another Story
【追記】3/3公開
おもてなし会を翌日に控え、今まで隠されていた学業メンバーの村井優と山下瞳月が姿を現した動画が公開された。菅井との対面や夏の近道MV撮影シーン等も含む。
東京ドームライブ後に菅井との対面は硬直した感じで、言葉にならないという感じだろう。小島は泣く、交代して加入するのは感慨深い。そしてここから苦難の合宿は始まっていた。
村井と山下はダンス経験があり、今まで見てきたメンバーの姿と比べると最初からかなり踊れている印象。谷口が最終兵器だと言うぐらい。「アイドルとダンサーの区別」等、より高いものが求められる。
発表が遅くなる悲しさは2人で共有して支え合えて良かった。色々気付くけど言葉で伝えるのは苦手という村井、小島から誘われて実質もう1人のダンスリーダーになり、揃いやすくなったというし力を発揮している。
先輩との初対面、山下の「私の趣味は皆さんの生写真を集めることです」は和むし、先輩達も櫻坂46が好きなメンバーが入ってくれたことを実感できて嬉しかっただろう。
BAN発表会でも後列両端の2人を意識的に追ってみるとやはり踊れていてすごい。サイマジョの齋藤冬優花と石森虹花のようでもあり全体が引き締まった感じ。
夏の近道のMV撮影、楽しそうな雰囲気が伝わって来る。体育館への思い出が表現へとつながる。村井と山下も撮影、顔は見えなくても頑張ったし印象的なシーンになった、その意味が深まった。撮影終了後にTAKAHIRO先生達が向かえるのも良い雰囲気。
MV鑑賞会は初のMV作品にキャーキャー嬉しそう。「最初からBANは厳しい」と思った状態からここまで来れたのは本当に感慨深い。隠されていた村井、山下の存在も大きかった。まだスタート地点とはいえ、皆もう立派な櫻坂46の一員だ。
【追記】改めて終わりに
おもてなし会を翌日に控え、不利になってしまう2人にもフォーカスが当たって良かったです。ダンススキルが高く、パフォーマンスを引っ張ってくれそうな期待感があります。
前日に改めて各場面の軌跡を振り返ったのも結果的に良かったです。夏の近道のMVまで突き抜け、これで11人の完全版となりました。0から大きく成長し変貌を遂げた輝かしい軌跡でした。
ファンも三期生メンバーもお互い準備万端でおもてなし会を迎えます。櫻坂46の新たな歴史の一歩を見届けてきます。
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