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【櫻坂46】13thシングル「Unhappy birthday構文」とカップリング曲感想まとめ

楽曲まとめ

櫻坂46の13thシングルが2025/10/29(水)に発売されます。表題曲「Unhappy birthday構文」とその他の収録曲について、その内容と個人的感想をまとめます。

※11/07 まとめ終えました。

・シブツタパネル展より13thシングル・シブツタパネル展

Unhappy birthday構文

【種別・収録】表題曲、全Typeに収録
【センター】村井優
【歌唱メンバー】大園玲、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天、石森璃花、遠藤理子、的野美青、向井純葉、村井優、村山美羽、山下瞳月(計14人)

表題曲「Unhappy birthday構文」は10/16に音源、MV共に解禁されました。センターは村井優が初めて務めています。

■櫻坂46『Unhappy birthday構文』MUSIC VIDEO

「Unhappy birthday構文」とはとても意味深なタイトルです。冒頭から軽快なピアノとベースで始まるオシャレなサウンド感、作曲はやはりナスカさんでした。

冒頭は箱のリボンが「」のように見えるので村井の姿は「櫻」の一部の「」でしょう。嬰=「生まれたばかりの子ども」であることから「誕生」を表していると思われます。

どこかシックな雰囲気で赤と黒の世界。暗めの落ち着いたサウンドの中でごちそうが並ぶ大きなテーブルを囲う誕生日祝い、楽しそうな人がいつつもなぜか語られる「絶望」、違和感が提示されます。以後全体的に村井は浮かない様子で他メンバーと対照的です。

Aメロは暗めの長い音のサウンドに対し途中から強くリズミカルに転じて、キレのある力強いダンスで心の叫びを表現しています。歌声も高い音を連発(音高"E5"まで)して切実さを強調しているかのようです。

聞こえてくるのは「生まれた事への葛藤」というテーマ、シリアスでメッセージ性を感じさせます。卒アル風など1人1人の顔が映し出されることも多く、歌詞とリンクする「生」と個性を意識させるかのようです。

サビでは華やかなマイナー調系サウンドが展開され、たたみかける切実なメッセージ、内面から気を発するような気迫ある表現、表情もとても切実で、どこか欅坂46の葛藤系の曲のエッセンスを感じさせます。激しくも奇妙で狂気のダンスで表現するダークで不思議な世界が続き、その予想できない展開に見入ってしまいます。

2サビがピアノソロなのは「条件反射で泣けて来る」同様の構成で、間奏では村井はあえて遅れたダンスをしていて同調圧力の意味だろうか、村井は1人葛藤しながら周りに合わせる姿を演じています。その後周囲のメンバーの「操り人形」らしき姿も見られます。

ラスサビも暗い森の広場での激しい気迫表現ダンス、村井は1人切実な苦悩の感情を演じています。アウトロでは村井は得意のダンスを決めるが周りは表面的な拍手を送り、本音と建前を表しているのでしょう。

そして短調のコードと周りのメンバーが倒れる姿により一見暗い終わり方で幕を閉じています。それは自我を出した村井らしいダンスとろうそくの火を消す仕草がトリガーであり、ここに主人公の意志が変化して前進して生きていこうとする姿が感じられます。

・ナスカさんのポスト

全体的にサウンドも一般的な分かりやすい繰り返しではなく常に新鮮な展開が続くのがナスカ流という感じで、ラスサビも2回の半音アップの転調は異例で聴く人の心の色も変えて追い込んでいきます。

歌詞は誕生日に感じる絶望、思わずして始まったテンプレの人生、人生の意味を問う嘆きという感じで、"Unhappy birthday"という言葉で表しています。疑問形も多くたたみかける切実な心の叫びは欅坂46時代からのファンとしては懐かしい感覚です。

楽しいはずの誕生日、でもそれは表面的なものであって本音はどうなのだろうか。素直に喜べない心情で苦しんでいる人もいるのではないか。そんな現実的で深みのある視点にフォーカスを当ててメッセージを問いかけます。

最後には「自分の意思ならHappy birthday」という、ネガティブから転じた逆説的な前向きな意志、「希望」が詰まっています。いつかのラジオでTAKAHIRO先生が語った櫻坂の欅坂との違い「一歩前に進んでみる」を起想させます。

全体的には自分らしい生き方を問う、そして苦しむ心への寄り添いの歌です。櫻坂46はどんな色にも染まれる多様な表現を目指しつつ、このタイプの表現は一番の持ち味といえるでしょう。

そして、「構文」とは何だろう?違和感のある浮き立った単語で、正直MVを何度か観ただけでは全く見当がつかなかったし、考察や解釈もし甲斐があり奥深さがあります。

・TAKAHIRO先生のポスト

「櫻坂46×ナスカ」が作る特有の世界観、メッセージ性を伝える表現曲という雰囲気を強く感じられます。一般的なアイドルではやらないようなアーティステックな内容で、芯の通った気迫あふれる激しい感情表現も櫻坂46ならではです。

ビジュアル第一でもない、明るさ第一でもない、アイドルグループ櫻坂46とは何か?それを示せる1曲になるでしょう。表面的には暗い曲ではあるものの深みのある表現作品で、1人でも多くの人が素直に何か心が動かされて欲しいと願います。

↓楽曲への想いが語られたブログ

Alter ego

【種別・収録】共通カップリング曲、全Typeに収録
【センター】山川宇衣
【歌唱メンバー】浅井恋乃未、稲熊ひな、勝又春、佐藤愛桜、中川智尋、松本和子、目黒陽色、山川宇衣、山田桃実(計9人)

四期生曲「Alter ego」(読み:オルターイゴ)は音源とMVが表題曲よりも先に2025/9/26に先行配信されました。

■櫻坂46 『Alter ego』MUSIC VIDEO

MVからもセンターは山川宇衣だと分かり、前作の山田桃実に次いで2人目です。ジグソーパズルのピースが印象的で、イントロは明るいサウンドが始まるもクールな1人1人の姿が映し出され、それぞれの目が印象的です。

Aメロから山川のソロで可愛らしくパフォーマンスし、中川・勝又と続きます。それぞれが楽しそうなリラックスした自然な笑顔が見られ、特に前半はダンスというよりも自然な明るい振る舞いを見せる場面が多いです。

初センターの山川ですがそれを感じさせない堂々としたパフォーマンスであり、童顔だけど綺麗系の成分もある山川の可愛さの魅力がふんだんに活かされ、その姿にはしっかりとセンター適性を感じさせます。

・山川宇衣 ※シブツタパネル展より山川宇衣・シブツタパネル展

全体的に爽やかで清廉さを感じさせる白い世界で、笑顔があふれる清楚で可愛らしいアイドルソングといった感じでノリも良く、熱く秘めた「再生」をテーマにした前作とは大きくイメージを変えてギャップがあります。

その中でも所々に見られるクールな姿や特に間奏では、可愛さの中に芯のあるダンス表現のパフォーマンスでしっかりと櫻坂46らしさが垣間見え、アイドル櫻坂46としての個性を感じさせます。

歌の内容については、タイトルの"Alter ego"(オルターイゴ)の意味は「もう1人の私」「別人格」です。恋の歌で、恋をして現れるもう1人の自分がウキウキしている心情をストレートに表しています。

若い期でもクールな曲が多い櫻坂46には珍しく振り切ったアイドルソングですが、「何色にも染まれる」、様々な楽曲を表現する櫻坂46としてフレッシュな今の四期生だからこそできるパフォーマンスです。

・TAKAHIRO先生のポスト

木枯らしは泣かない

【種別・収録】カップリング曲、Type-Aに収録
【センター】谷口愛季
【歌唱メンバー】井上梨名、遠藤光莉、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、増本綺良、小田倉麗奈、小島凪紗、谷口愛季、中嶋優月(計10人)

BACKS曲「木枯らしは泣かない」は10/24に音源、MV共に公開されました。センターは谷口愛季が務めています。井上梨名は卒業前最後の参加曲となります。

■櫻坂46『木枯らしは泣かない』MUSIC VIDEO

響くブライトなピアノとストリングスで始まり、スラップベースと強いビート感が加わり、肌寒さを感じさせるような切ないセンチメンタルなサウンドが続いていきます。

蝶が舞い蝶のモチーフを含む沢山の装飾で飾られた暗めのバスの中、その雰囲気は影と光の対比を感じさせます。それぞれがどこか切なくも意志のある表情をしている、何を訴えかけようとしているのだろうか。

Aメロからは1人ずつが映されソロを受け継いでいく構成。谷口は車内から外を覗き込み他メンバーは外で、それぞれ切ない表情で表現しています。透明感のある装飾のキラキラ感がきれいです。

サビでは荒涼としたバスの外の草地で不釣り合いな色鮮やか衣装でゆっくりでしっとりとしたダンス、訴えかける表情をしています。後半は狭いバス内で元の衣装で動的なダンスに転じて対照的です。

2番から再び1人ずつの構成ですが、バスの外に出てきて少し前進したような展開だと感じます。空に舞う蝶のつがい、谷口はそれを指さしながらバスの上でソロ表現しています。

ラスサビでは少し陽が落ちて、今まで乗っていたバスが激しく燃えている!その前でより強く自我を発するダンスをして締めくくります。闇に浮かぶ暖色系の炎が強く印象付けられ、感情の浄化と共に包み込む優しさのようなものを感じられます。

・TAKAHIRO先生のポスト

歌詞は様々な言葉から秋から初冬の情景であると明らかです。失恋して泣きたい心情を表し、どこか強がりで揺らぐ感情を感じ取れます。最後に出てくる星の美しさ、ここに前向きな視点の変化を感じられます。

MVでもテーマのように現れていた蝶が最後には1匹だけになって花に止まっています。その姿は歌詞とも連動した意味だと捉えられますが、その優美な姿とともに切なくも美しい感情が湧き上がってきます。

谷口の主人公感と共に、切ない内面の感情を表現しその心に寄りそう素晴らしい曲だと感じました。これからの季節にも合います。個人的に谷口の選抜落ちは意外でしたが、こうして素晴らしい谷口センター曲が生まれたのは結果的に良かったと思えました。

青空が見えるまで

【種別・収録】カップリング曲、Type-Bに収録
【センター】?
【歌唱メンバー】井上梨名、遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、増本綺良、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天(計13人)

カップリング曲「青空が見えるまで」は二期生曲です。全体的に爽やかな清々しいサウンドで、ドラムを中心にバンド成分が強めの印象です。

現時点ではセンターは不明ですが、Aメロは大園ソロが長いことから大園センターである可能性が考えられます。

サビでは二期生13人の合わさった厚みのある声が聞かれます。全体的には春の風が吹くような温かさを感じられる雰囲気です。

歌詞は夢に向かって挑戦する人への希望に寄りそう内容になっています。現実につまづくこともありながらも諦めずに前に進んでいく強い意志を感じらて勇気付けられます。

主語が「僕たち」と複数形であることや、タイミング的にも卒業を控える井上梨名へのエールとも捉えられます。きっと感動的に披露されるでしょう。そして頑張る誰かの背中を押す曲として歌い継がれるでしょう。

I will be

【種別・収録】カップリング曲、Type-Cに収録
【センター】谷口愛季?
【歌唱メンバー】井上梨名、遠藤光莉、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、増本綺良、小田倉麗奈、小島凪紗、谷口愛季、中嶋優月(計10人)

カップリング曲「I will be」はBACKS曲として今作2曲目です。センターは今までの傾向や聞こえる歌声から谷口愛季であるはずです。

ノリの良いギラギラ感のあるデジタルサウンドで、まるで男性アイドルにありそうな強気な雰囲気を感じられます。鋭めの谷口の声はソリスティックで印象的です。

英語を単語単位で多く組み込んだ歌詞が特徴的ですが、韻を踏んでいるわけでは無さそうです。ラップもありNightmare症候群でも感じさせたように谷口の強みが活かされているように感じます。

歌の内容は妄想的な恋の衝動、といった感じでしょう。グイグイ来るような畳みかける雰囲気を感じます。今までの傾向通り他方の曲とは異なるカラーで、アグレッシブな雰囲気で今までなかった新たな色を表現しています。

Buddies (English Version)

【種別・収録】カップリング曲、Type-Dに収録
【センター】山﨑天?
【歌唱メンバー】井上梨名、遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、増本綺良、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天、石森璃花、遠藤理子、小田倉麗奈、小島凪紗、谷口愛季、中嶋優月、的野美青、向井純葉、村井優、村山美羽、山下瞳月、浅井恋乃未、稲熊ひな、勝又春、佐藤愛桜、中川智尋、松本和子、目黒陽色、山川宇衣、山田桃実(計33人)

カップリング曲「Buddies (English Version)」は現時点で在籍する33人による全員曲です。

まず原曲の経緯ですが、1stシングルのカップリング曲でもあった「Buddies」は当時の櫻エイト制度の中で山﨑天センター曲の1曲でした。そして W-KEYAKI FES. 2021 Day1 では山﨑が「今日からみなさんはBuddiesです!」と宣言したこともあり、櫻坂46にとって特別な曲の1つになりました。

ライブではアンコールでパフォーマンスすることも多く、実質的に全員曲となっていました。そして海外のイベントにも参加したり国内ライブでも海外ファン向けのシートを用意することが出てきた近年、英語版は待望の曲ともいえます。

音源を原曲と比較すると依然として壮大で希望を感じられる雰囲気であり、流れ自体は同じです。ですがサウンドは音質に変化があり、少し鋭さが抑えられてマイルドになり深みを増したように感じました。

歌詞はほぼそのまま直訳した内容であり、リズムに対して早口で詰め込んだりもてあましたりする部分もあるというのが正直な感想です。意訳しても良かったのですが、あくまで共通の意味になる一体感を優先したのでしょう。なお元々英語だった部分も英語らしい発音に変わっています。

センターは現時点では不明確ですが、山﨑天が引き継ぐと考えるのが自然です。歌割りは具体的には確認していませんが、声の感じから二期生が中心のような気がします。特にサビは人数が倍以上に増えた分とても厚みを増していて迫力があります。

恐らくは海外イベントでの初披露となるのでしょう。着々と世界進出を進めている櫻坂46にとって、この曲をわざわざ作った事はその意志をより強固にします。世界中の人達と一体感を感じられるのは特別な忘れられない経験になるでしょう。

夜空で一番輝いてる星の名前を僕は知らない

【種別・収録】カップリング曲、通常盤に収録
【センター】村井優?
【歌唱メンバー】大園玲、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天、石森璃花、遠藤理子、的野美青、向井純葉、村井優、村山美羽、山下瞳月(計14人)

カップリング曲「夜空で一番輝いてる星の名前を僕は知らない」は表題曲メンバーによる楽曲です。おそらく櫻坂46曲で最長のタイトルで、センターは村井優と思われます。

音源はデジタルサウンドで特にフレーズ終わりに残る深いベース音(Bb0)が特徴的です。Xを見ているとPerfumeの"FLASH"に似ているという意見が散見されます。

歌詞は車で夜空を見上げる男女、宇宙スケールを想像するロマンチックな場面です。時間の移ろい、希望と絶望、偶然、状況に重ねて様々に感性が動き、愛しい感情を表現しています。

夜のフェス会場やスタジアムなどで照明を消灯してペンライトを星に見立てて演じられたらリアリティがあって良い雰囲気になりそうで、国立競技場での5thアニラに期待です。

【関連】選抜フォーメーションについて

【前作について】

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みやだい Buddies

欅坂46櫻坂46のファンです。アーティスティックな表現力の高さとそこにかけるメンタリティーが好きです。メモ魔で全力でライブレポ等をまとめています。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。

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