【ライブレポ】W-KEYAKI FES. 2021 Day1(櫻坂46) ~ 久々の全メンバーでの有客ライブ
富士急ハイランド・コニファーフォレストでの野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2021」が開催されました。
欅坂46時代から2年ぶりの野外ライブで、全メンバー出演としては東京ドーム(2019.9)以来1年10カ月ぶりの有客ライブとなりました。
初日は櫻坂、2日目は日向坂、3日目は合同という構成です。幸運にも初日のチケットを取ることができ、現地で鑑賞しましたのでその様子のレポートと感想をまとめます。 ※セトリはこちら。
・入場ゲート
※Day3はこちら
富士急ハイランド内:パネル巡り等
10時の開園直後に富士急ハイランドに到着しました。電車や園内も欅共和国2019の時と比べると明らかに人が少ない、ライブのキャパが減った事や世の中の事情が関係してそうですが動きやすかったです。
・大月駅の富士急行線
・富士急ハイランド駅に到着
今回も恒例のパネル巡り、人が少ないので長い行列に並ばずに済みました。無事コンプできました。
・森田ひかるパネル
「ええじゃないか」の近くには両グループの記念樹のケヤキの木が植えられていました。
・櫻坂46/日向坂46記念樹
閑散とする園内、午後には段々人が増えていきました。
体験型謎解きイベント『W-KEYAKI FES.2021開催危機からの脱出』も行われました。菅井様失踪というストーリーでLINEを使って謎を解いていき、ヒントを活用して無事クリアできました。
・謎解きのパネル
南側のショップ前は今回はグッズ売り場ではないこともあり閑散としていました。
コニファーフォレスト周辺:オフィシャルフード・グッズ
橋を渡ってコニファーフォレスト前へ移動します。
周りを観察すると男性ファンがメインとはいえ女性ファンも結構多く感じます。衣装を着た女性も居て注目が集まります。親子ファンも見かけます。
・入場ゲートと祝花
オフィシャルフード販売は密を避けてか駐車場脇へ場所が変わりました。行列に並び40分ぐらい待ちました。
・「W-け・やきにく丼」
・「櫻坂白桃サイダー」
今回のオフィシャルグッズ販売はコニファー左脇の屋外の広場(土で足元がぬかるむ)、当日販売はかなりの大行列でした。やはり事前予約の受け取りがスムーズですね。
ここまでは少しだけ小雨が降った時があったぐらいで概ね曇り、たまに晴れ間も見せて暑いぐらいの時もありました。
そして開場時間の16時になると本格的に雨が降ってきました。放水対策も兼ねた雨具を準備して入場します。
・雨の中開場した入場ゲート
ライブの大まかな流れと感想
※覚えてる範囲で書きます。
入場時には荷物検査に加え手の消毒と検温とCOCOAアプリのインストール確認が行われました。声を出しての応援が禁止され、代わりにスティックバルーンが配布されました。座席は2席続いて1席空ける感じでした。
開演時点では完全に雨。Overtureの映像が始まり、ルパン三世のような雰囲気のオープニングが始まる。小林と理佐が銃を連射する時に放水が打ち合がる。雨の中走り回りつつクールな演出で幕を開けた。
最初はNobody's fault。鋭い目つきに強い口調、最初にグループの幕開けの曲をパフォーマンス。それ以降は比較的可愛い系の曲が続き、欅坂時代との違いを感じられた。
持ち曲は少ないながら曲間にダンストラックを挟みながらの進行で新鮮な気持ちで楽しめた。個人的には齋藤や遠藤等ダンスが強いメンバーに目が行った。
半信半疑は山﨑がセンターステージで一人で踊るフォーメーション。最年少ながら堂々としていて、広大な空間で1人注目を集める凄みは特に野外ライブならではだと感じた。
MC1では雨がやみ少し晴れ間も見えていた。守屋茜や増本がやまびこを行うも、声が出せないのでスティックバルーンで叩くしかないのだがちょっと戸惑った。以後MCでは各メンバーが有客の喜びを語り、新2期生だった6人は加入後初である。
偶然の答えの前で尾関が復帰する場面はびっくりしたし感動的。わざとらしい過剰な演出もなく前に歩いてきてメンバーが清々しく自然に迎え入れる感じが良かった。
最終の地下鉄に乗っては花道左の小ステージを中心にパフォーマンス、モニターで見る。「そのうちにみんな死ぬんだから」、刺激的だけど色々と考えさせる歌詞に思えた。
MC2では武元がハブされた状態からスタート、関が葵ちゃん呼びをする等。
ブルームーンキスは生でもやはり刺激的で独特の緊張感が強い曲だった。曇っていて月は見えなかったが、空の状況が合えばより効果的だ。
MC3の後に今回も松田、井上によるA,Bチームに分けてのリズム企画があった。会場は中央から左右、配信組は富士山より東西で分けた。井上はバルーンがしおれながらも気にせず続けた。2人の仕切り力は相変わらず素晴らしい。
Buddiesはやはり感動的だった。山﨑の「今日からみなさんはBuddiesです!」という叫びも清々しくて良かった。会場全体に一体感があり幸福感にあふれる中で曲を延長して繰り返し、いつまでも続いてほしかった。本当に全体曲であってほしいぐらい。
本編最後のBANではすっかり陽が落ちて暗くなり、会場が赤一色に染まった。大分霧がかってモニターも見えづらい状況だったが一体感に包まれながら激しい曲でのスパートに熱狂した。
エンディングでは花火が上がったが霧がかって見えづらいのがちょっと残念。
スティックバルーンを叩いてのアンコール、広い会場では声の場合以上にリズムが揃わないことを感じた。アンコールでは全国ツアーの開催が発表された。夏の楽しみが増えた。
アンコール曲は櫻坂の詩。お互いにやっと直に会えたという状況とリンクして歌詞が染みる。
退場して最後の最敬礼は遠藤で終演した。Wアンコールなし。
【2022/07/18追記】ダイジェスト映像が公開されました。
■櫻坂46『W-KEYAKI FES.2021 -DAY1- at 富士急ハイランド コニファーフォレスト』ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=JY2mmDpzfE0
終演後
霧がかった中での規制退場、中央付近だったので動き出すまでに50分ぐらい待ちました。今回も駅に向かって大行列。富士急ハイランドは閉園していて園外の道を進みました。
・終演して退場
大人数だし終電に間に合うか心配される中、21時台には少なくとも臨時快速が2便出ていました。今回は余裕を持ちたかったので途中駅近くのホテルに泊まりました。
・臨時快速
全体の感想
2年ぶり野外ライブを楽しみました。久々の生ライブ参戦ということもあり感慨深かったです。センターステージでパフォーマンスをする曲も多く、自分のようにセンステから横に伸びる花道より後ろでも近くに感じることができました。
最初は雨で荷物とか大変だったけどせっかくだから気にせず楽しまなきゃと思っていました。後半の霧は確かに見づらかったですが独特の幻想的さがありました。天候の変化があるのは野外ライブの醍醐味と思うしかないですね。
どうしても比較してしまいますが「欅共和国」とはもはや別物で、新しいグループになったと改めて実感できました。楽曲が少ない事もありますが、コンセプトの上に進行した欅共和国と比べても良い意味でバラバラで振り幅がありました。
生ライブではそれぞれの曲が説得力を増しているように体感できました。バックスライブの直後であることもあり、各メンバーのパフォ―マンスもここにかける気持ちが入っていたように思います。良かった所は列挙しきれませんが、特に山﨑のソロとしての存在感が印象的でした。
MCによるとメンバー側も久々の生ライブの雰囲気に触発されたようだし、本当に開催されて良かったと思います。長い封印が解かれた事の意味は大きいです。
ファンも声を出さずスティックバルーンを使う等ルールを守っていました。静かな場面では叩くのを控える等一体感も感じられて良かったです。この手段はシュールですが想いは伝わります。
メンバーが近づくと周囲が盛り上がるし、久々に「実物」を見てのスタイルの良さを実感させられました。ファン同士の一体感を含め、画面越しではない生ライブだからこそ感じられたことは色々あり、本当に久しぶりの感覚を味わいました。
まだまだ厳しい世の中、今回は櫻坂単独としては1日きりだし席数が少ないしロッキンが中止になる状況でもあり、とにかくその場に居れたことがとても恵まれていました。
幅広い系統の楽曲のパフォーマンスに真剣に向き合う姿は清々しく、そういう所が好きだと再認識しました。欅坂から魅力的な本質を受け継ぎ、幅広い表現に挑戦する楽しみなグループです。
櫻坂として初めてのメンバー全員での生ライブ、初めての野外ライブ。メンバーも手ごたえを感じていたようだし、グループの勢い付けになればいいなと思います。3日目の合同はどうなるか、そして全国ツアーも楽しみです。
W-KEYAKI FES. 2021・Day1 セットリスト
※出演:櫻坂46
1.Nobody’s fault
2.Microscope
3.半信半疑
MC1
4.君と僕と洗濯物
5.偶然の答え
6.最終の地下鉄に乗って
MC2
7.Plastic regret
8.思ったよりも寂しくない
9.ブルームーンキス
MC3
10.それが愛なのね
11.なぜ 恋をして来なかったんだろう?
12.Buddies
MC4
13.BAN
【アンコール】
MC5(全国ツアー2021発表)
EN1.櫻坂の詩
【次のライブ】
【前のライブ】