ひこうき
飛行機の操縦で一番難しいのは着陸で、
人間にとって一番難しいのは「変わること」。
人は変化がないことを苦痛に思いつつ、
新たに踏み出すことに難しさを感じる。
飛行機の操縦工程は離陸、上空飛行(ほぼ自動操縦)、着陸の3つに分類できると勝手に思う。
この中でも、その時の環境に大きく依存するのが着陸。
強風にあおられてふらふらしながらなんとか着陸する様子をテレビで見た事があるが、
あれこそパイロットの意地というか腕の見せどころで、本当に見事だと思った。
人間にとって難しいのは「変わること」だと思う。
一方で人は変化がないことや進展しないことについて不安、不満を覚え、
前に踏み込んで行くことの課題を絶えず意識し、その狭間で行き来しているのではないか。
そのまま真っすぐ飛んでいけば、負担の大きい着陸という工程を経る必要はないが、
いずれ燃料も切れるということもあり、いつかは着陸しないといけない。
それは勇気・集中力など意識をフル活用する必要があり、腕の見せ所であり、
自信と経験を得る体験そのものであり、反省と実践を繰り返してより上達していくものである。
実際のところ自分達には燃料が十分すぎるぐらい余っていて、わざわざ着陸なんてする必要がありません。
天気が悪くなったり等、何かしら外的要因のきっかけを期待しているのかもしれません。
飛行機は離陸・着陸を繰り返してたくさんの人を運んでこそ価値がある存在。
いつのまにか、長い時間上空飛行を継続していることで、役割を果たしていると思っていないだろうか。
↑ええと、今の自分自身のことです(^^;)