【演奏会後記】吹奏楽団Festa ~ New Year Concert 2019

        音楽-管弦楽・吹奏楽   

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

吹奏楽団Festa、今回も無事盛大に終演しました。短期間でハードな曲目でしたが、意識も技術も高い精鋭達が能動的に急速に音楽を作っていきました。それでもまだまだ課題が山積みで様々な呼びかけが行われ、最後の最後まで粘り強く調整していきました。本番は緊張感と集中力の中で熱演し、絆の力で温かい演奏会にもなりました。

・ステージ上のファゴット/diary_picture/201901/010.jpg

歌劇「トスカ」のサウンド作り

一番苦労したトスカは「吹奏楽のオペラ」としてのサウンドを作るのが大変でした。単に譜面通りではダメで譜面には書いてない歌のテンポの揺らぎの調整、これを全体が覚えるだけでとても時間を費やしました。さらに楽器と歌部分の吹き方を区別したり、ストーリーの読み込み、参考映像の視聴、字幕の確認などの準備タスクも多かったです。

こうしてなんとか本番にこぎつけ、緊張感を保って演奏できました。受け身では絶対無理なこの曲を短期間でできたのは1人1人の意識が高いフェスタならではです。

ファゴットパートについて

ファゴットは今回は3人で、希望最低人数の4人を切っていて負担が大きかったですが、それぞれの協力があって乗り越えました。新規者は最年少にしてとても素晴らしい技術と将来のビジョンを持っていて、アッピアのソロでも活躍してくれました。もう一方は宇宙の音楽のソロの他アンコールの木五部分を引き受けてくれて素晴らしい演奏をしてくれました。自分はトスカメインで頑張りました。そして客席には今までのファゴットの参加者が4人も聞きに来てくれて、終演後に皆に会えて本当に嬉しくてほっとしました。

・ファゴット練習中/diary_picture/201901/005.jpg

・ファゴットとコントラファゴット/diary_picture/201901/004.jpg

ファゴットアンサンブルでのバソン

アンサンブルではバソンを含めたファゴット三重奏でホルスト二組の行進曲を演奏しました。正直荷物が多くて移動が大変でしたが…。ファゴットの正統的な技術面は他の人に任せて、自分は幅を広げる事で突き抜けていくしかないのかなと。バソンはカラヤンが嫌うまでは世界中で使われフランスの作曲家はバソンをイメージして作曲しているので、ファゴットをより理解するには重要な楽器です。バソンは運指も息の入れ方も音のツボも違うので挑戦でした。めげそうになりながらでしたがゴールがある事で成長するので良いきっかけになりました。

・バソン/diary_picture/201901/006.jpg

・ファゴット、コントラファゴット、バソンのケース/diary_picture/201901/003.jpg

本番について

本番は細かい事は色々ありましたが、緊張感と集中力を発揮して熱演しました。技術だけでなく絆の力も発揮し、温かい雰囲気の演奏会になったと思います。全ての曲でブラボーを頂くという貴重な体験もしました。

ラデツキーに続く時計台の鐘は復興の気持ちを込めて演奏できました。宇宙の音楽は熱く壮大に演奏し1つの達成感のピーク。字幕付きのトスカは音が薄く緊張感の連続で乗り切り、最後の悲劇のシーンのサウンドは感情を動かされました。アッピアも良い演奏で最後に大人数の金管が吠える所で様々な感情が噴出してきました。そのまま終わってほしくない良い雰囲気と達成感に満たされた演奏会でした。打ち上げも3次会まで楽しみました。

・ホールに到着/diary_picture/201901/008.jpg

・リハ風景/diary_picture/201901/002.jpg

・ステージ上のファゴット/diary_picture/201901/010.jpg

・ステージ上のコントラファゴット/diary_picture/201901/009.jpg

・アルカイックホールのロビー/diary_picture/201901/011.jpg

・記念撮影/diary_picture/201901/012.jpg

・終演後のホール/diary_picture/201901/013.jpg

活動所感

活動を通して今回はいつも以上に色々な人と話ができてよかったです。交流意識が強い場だからこそ自分もアクションが起こしやすく、そうでいたいと思う自分像に近づくことができます。例えば日ごろから人に感謝を伝えたりすることは難しいですが、素直にそれが実行できるのも清々しい気持ちになります。

毎年恒例の学年飲みも楽しかったです。人数が減ってしまったけどあの雰囲気は変わらず居心地が良いです。やはり同期は大切な存在です。若い世代が増えていますがまた最大勢力を盛り返せたらいいなと思います。

合宿中は漠然とFestaへの参加はもう限界なのかなと思っていました。体力的問題、PLとしてのふがいなさ、周りに対して技術レベルの不足。皆とコミュニケーションしていくうちに、そして本番を終えた充実感からはその考えは変わっていました。今でも輪が広がり続けていることは貴重だし嬉しい事です。自分の役割を全うしたい、参加できるうちは参加したいと思います。

・年末年始を過ごした合宿場/diary_picture/201901/007.jpg

終わりに

それぞれの技術の高さ、真摯に音楽に向き合う熱意、人間性、良いものが集結してできた音楽活動だったと思います。シビアながら充実した濃い時間を、音楽や人に対して素直な気持ちで過ごせたことは貴重なものです。スタッフの皆さんも含めてそれぞれに見えない苦労が沢山あったと思います。とても充実した活動ができたことに各関係者に感謝すると共に、また皆さんにお会いしたいです。本当にありがとうございました。

・名残惜しい帰り/diary_picture/201901/014.jpg

吹奏楽団Festa ~ New Year Concert 2019

【日時】2019年01月04日(金) 12:00当日券販売 13:00開場 14:00開演
【場所】兵庫県・尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール
【指揮者】濱本 広洋、田中 智章
【入場料】全席指定、有料
ラデッキー行進曲【原調版】(J.シュトラウス1世/高橋徹)
ファンファーレとアレグロ(C.ウィリアムズ)
吹奏楽のためのプレリュード~「時計台の鐘」の旋律による(鈴木英史)
大草原の歌(R.ミッチェル)
宇宙の音楽(P.スパーク)
歌劇「トスカ」セレクション【字幕付】(G.プッチーニ/高橋徹)
・アンコール
ルパン三世のテーマ(大野雄二/星出尚志)
ジャパニーズ・グラフィティV~日本レコード大賞・栄光の昭和50年代~(磯崎敦博編)
交響詩「ローマの松」より「アッピア街道の松」(O.レスピーギ)/diary_picture/201901/001.jpg

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