コントラファゴットのケース改善案・理想
現在コントラファゴットの移動にはアルティエリのギグバッグ(ソフトケース)を使っています。重さ1.8kgという驚異的な軽さで、リュックで背負うと体感重量がかなり下がります。材質も分厚いクッションになっていて、単なるソフトケースよりはワンランク上の丈夫さです。
このケースによりコントラファゴットのフレキシブルな使用が実現しているのは言うまでもありません。
ファゴットとコントラファゴットと両方のスタンドただ欲を言うと「不安」をもっと減らしたいです。そのためにもう少し強度と形がほしい。今の重さでは十分すぎるほど軽い。もっと重くてもいいので、楽器の形状に依存しないケースの「形」が欲しい。そうすれば自分以外の人が持ち運んだり楽器庫などに置いたりする時の不安がなくなります。
そして、楽器自体が手を離して立てて置けないことも解決すると、カフェなどのお店にも入りやすくなります(スペースがあればですが)。発泡スチロールなどのセミハードタイプならばそれが実現できるかもしれません。
あとはファゴットと一緒に持ち歩く事も多いので、できれば1つにまとめると扱いやすい。別々だと電車の中などで一旦置いてから全部を持つまでが時間もスペースも必要になり面倒。
その理想に最も近いのが、ワイズマンのファゴットとコントラファゴットのダブルケース。上下逆さに入れるので重心が下に来て安定するメリットも。ファイバー系のケースは高価なのが最大の難点ではありますが・・・。
ただできればスタンドも一緒に入るケースが理想。スタンドは常に楽器とセットで必要だから。今は別のバッグに入れていますが、長くて体裁が悪いのでできれば楽器ケース側に入れたい。そのためにはファゴット本体よりも、コントラファゴットのスタンドが入る方が良いのかも。
ではファゴットはどこへ行く?色々考えた末、2つの楽器は分離できるほうが良いと思った。その理由は、両方の楽器を持って行ってコントラファゴットを倉庫などに置いてもらい、ファゴットだけを他の団体の練習のために持ち返るという場合。「ファゴットとファゴットスタンド」、「コントラファゴットとコントラファゴットスタンド」という2つに分離できれば解決します。
【まとめ】
・コントラファゴットの発泡スチロールのセミハードケース。
・コントラファゴットを上下逆さにして入れ、重心を下に寄せる。
・ケース形状はなるべく楽器形状に沿ってコンパクトにし、3面を底にして置ける形状。
・ケースのフタ側にコントラファゴットのスタンド(FOX)を入れることができる。
・ファゴットのセミハードケース(JDRライトケース)とスタンド(リーズンスタッフ)を外に取り付けることが出来る構造とする。
イメージを描いてみました。立てて置けてお店にも置ける、形状があるので誰かに持ってもらうにも不安がない、楽器とスタンドがセットになる、ファゴットとコントラファゴットが分離できる。このアイデアなら実感していたこれだけの事が解決しそうです。