【悲報】タケダバスーンが営業終了(ファゴットの低価格国産メーカー)
低価格で国産ファゴット(=バスーン)を製作しているメーカー、タケダバスーンが2024年11月15日をもって営業終了するという知らせが公式ウェブサイトに掲載されていました。
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創業者の竹田雄彦先生はファゴットの普及に大いにご尽力、貢献されました。思えばかつて「ドッペルロア」という約20万円という超低価格の楽器が販売された時は驚きました。学校の吹奏楽部等でファゴットを扱うきっかけになったはずです。
私もアマティのコントラファゴットを購入する際に相談に乗って頂き、低価格で入手することができ、とても充実した豊かな活動ができています。
その後もどんどん発展してファゴットのラインナップを意欲的に充実させ、国産では唯一となるコントラファゴットまでラインナップに載るようになりました(利用者からとても評判が良いです)。
近年ではTWSという独自仕様のファゴットのテナージョイントを開発され、世界からも注目を浴びています。これは目から鱗の着眼点・発想・設計で私も刺激を受けました。
ファゴットに限らず楽器価格が高騰している現在、低価格で高品質な楽器の存在は貴重です。そんなタケダバスーンの営業終了はファゴット業界にとって大きな痛手になります。
ファゴットは吹奏楽はもとより管弦楽でも常に不足しています。ファゴットを比較的手軽に始めることができるメーカーの喪失は、吹奏楽業界、管弦楽業界にも波及していくかもしれません。
私も常々できる範囲でファゴットの普及の手助けをしたいと思っていますので、今後もその動向を注視していきたいです。取り急ぎ現時点の状況を書きました。
最後に私はファゴットの一愛好家として、ファゴットの普及活動に情熱を注がれた竹田先生に心から敬意を表します。本当にありがとうございました。
↓詳細はタケダバスーンの公式ウェブサイトをご参照下さい。
※急いで書いた乱文ですがご容赦ください。