【足尾・宇都宮旅行】(1) わたらせ渓谷鐵道 ~ 群馬県内(桐生~沢入)の車窓
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
GWに栃木県を旅行し、足尾を中心としたわたらせ渓谷鐵道沿線と宇都宮を訪れました。
わたらせ渓谷鐵道は去年夏にも乗りましたが、その時行けなかったさらに奥に行った続きの旅となりました。
このページでは群馬県エリア(沢入駅の先まで)について書きます。
※このページは全てスマホ写真です。
伊勢崎駅
わたらせ渓谷鐵道は桐生駅から発着しているので桐生駅を目指します。
この時は早朝出発の家族の車でまずは伊勢崎駅で降りました。伊勢崎駅はJR両毛線と東武伊勢崎線が乗り入れています。
・伊勢崎駅のマップ
暑い事で有名なエリアですが朝は少しひんやり、大きな高架駅ですが周辺は静かでした。
・高架駅の伊勢崎駅
・周辺は広くて静か
ホームに上がりますが列車の運行頻度は高くなくのんびりな雰囲気。ちょうど高崎方面への通学客が多く見られました。
・懐かしの211系
大きな高架駅ながら単線なんですね。「木星」の発車メロディが聞こえてきました。東武も編成が短いようです。
・奥には東武伊勢崎線
30分ぐらい待って両毛線が来たので乗車します。ドアボタン押す方式なのが新鮮です。
両毛線は走行中は結構揺れますね。駅間が長い印象で単線なので駅でのすれ違いの待機があり、のんびりな感じです。
桐生駅
桐生駅に到着しました。近辺では大きな駅で、こちらも高架駅です。
・桐生駅のマップ
・桐生駅の両毛線ホーム
向かいにホームがあるわたらせ渓谷鐵道に乗り換えるのですが、まだ時間があるのでいったん外に出て探索してみます。
・1階の改札
改札外は細長くて広い空間です。
・奥に長い空間
外は小雨が降っていて、ラッシュ時間でもないし静かで閑散としています。
北口、奥には日本遺産に指定されている伝統的な町並みがあります。
・北口
南口、より開放的なロータリーです。
・南口
・駅ピアノがあります
わたらせ渓谷鐵道
桐生駅構内
それではわたらせ渓谷鐵道(わ鐵)へ乗車します。券売機で切符を買って、JRと同じ改札を入って1番線へ。
(1日乗車券もありますが、この日は間藤で家族の車に乗るのでかえって高くなる)
・券売機、JRと共通
・通洞駅までの切符を購入
・「わ鐵」ではICカードが使えない説明
・両毛線小山方面の向かいの1番線に「わ鐵」ホーム
レトロなカラーリングながら新しい1両編成の車両です。
・わ鐵の車両
・きれいな車内です
乗客は観光客らしき人が中心と感じました。
走る前からエンジンのガリガリ音が響きます。
・旅が始まります
桐生駅~
10:06に桐生駅を出発します。乗り心地としては揺れますね、たまにエンジンふかして静かになったりの繰り返しです。ジョイントの音や縦揺れが大きめでまるで段差みたい、「トトン」の繰り返しの音、ローカル線らしい乗り心地ですが楽しいです。
しばらく両毛線上を走ります。
・両毛線上、渡良瀬川を渡る
・両毛線から分岐して下新田駅に停車
次の相老(あいおい)駅で乗客が多めに乗ってきました。東武桐生線からの乗り換え客と思われます。(この辺りの路線図はちょっとややこしい)
・相老駅
大間々駅~
大間々(おおまま)駅は拠点的な駅で、車窓はここまでが市街地といった感じで、ここまでで折り返す列車もあります。トロッコ列車の1種はここから発着しています。
・大間々駅
・様々な列車が見られる
大間々の先からは車窓が一変して自然の中へ。緑があふれて潤いを感じられ、竹も多いです。切通しの岩がありトンネルもあります。右手に川が見えてくる渓谷風景、今回は霧がかっていますが見飽きない心地よい景色です。
・少しずつ自然風景へ(撮れていませんが)
・今までより長い駅間、次の上神梅(かみかんばい)駅
・渡良瀬川沿いの豊かな自然を走る車窓が魅力的
水沼駅~
水沼駅は温泉がある駅として有名ですが、現在は廃業しているようです。近々別の運営会社により再開するような情報も見かけます。
・水沼駅、「本日休館」の表示
・温泉マークが付いています
この先も自然豊かでのどかな雰囲気を味わえます。
・川沿いの景色がきれい
・山は霧がかっている
・花輪駅に停車中
・中野駅に停車中
・小中(こなか)駅に停車中
神戸駅
神戸(ごうど)駅は路線の中間地点という感じで、列車のレストランがあることでも有名です。
・神戸(ごうど)駅のマップ
・列車レストラン
・かつての東武特急の車両です
・開業当時からの駅舎は登録有形文化財
・跨線橋と反対側に構内踏切
【関連】今回通過した桐生~神戸までを去年訪れていますのでそちらもご覧ください。
神戸駅~
神戸駅を出発、ここからは初めて行く区間です。
神戸駅の先は草木トンネルに入ります。長い直線のトンネルで走行音が大きく響きます。草木ダム建設によってこのルートに変わったようです。
・神戸駅を出発、乗客はほぼ無し
・長いトンネル内を走る
・トンネルを抜けて橋を渡る
沢入駅~
沢入(そうり)駅に到着すると列車のすれ違い待ち。外からは山の空気がきれいで気持ち良いです。今までよりも自然の中という感じがします。
・沢入駅のマップ
・沢入駅
・川は左側へ、ドアからは自然の香り
・すれ違う列車が到着
沢入駅から左側に移った渡良瀬川。ここからは沢山の岩が敷き詰められた川の景色が見事です。駅間の距離も長くて、沿線で一番景色が良いエリアです。
・わ鐵で一番の絶景エリアです
この駅間(沢入~原向)で群馬県から栃木県(日光市足尾町)へ県境を越えます。
ここまで「わ鐵」沿線の豊かな自然を堪能できました。ローカル線に乗るワクワク感・楽しさを感じられる魅力的な路線です。
この先は足尾銅山に関連する痕跡が現れてきますので次のページで紹介します。
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