新入生必見、先輩も要確認、顧問にも知ってほしい!ファゴットを扱う上で重要な3つの注意点
ファゴットで豊かに生きているみやだいです。
4月になり吹奏楽部、管弦楽部で新入生が入る時期になりました。そこで改めてファゴットの扱い方のおさらいをしてみます。特に置き方について重要な3つの注意点があります。
1.角への立て掛けは禁止。倒れて破損します。
2.椅子や机に横に置くときは必ず底にたまった水を抜く。防水加工になってないベル側の管が腐ります。(U字管を外すか、分解しダブルジョイント細い側から水を出す)
3.水分がたまった状態ではベル側に水が流れないように持つ。(持ったりひざの上に置くときもベルは下向けない)
ファゴットを扱う上でとても重要な基本事項です。先輩がやってしまっている事もあるでしょうが、これを機会にぜひ直して下さい。ファゴットは高い楽器ですので壊したり腐らせたりして弁償することにならないよう、正しく大切に扱いましょう。
この手間を軽減するのがスタンドです。ハーキュレスのバスクラリネット/ファゴット兼用のスタンドが安くて6000円で売ってるのでぜひご検討を。
HERCULES(ハーキュレス/ヘラクレス)DS561B【BASS CLARINET / BASSOON】【バス・クラリネット/バスーンススタンド】 |
・ファゴット用の別のスタンド(リーズンスタッフ製・コンパクト軽量・2~3万円)
また顧問の先生はファゴットはこういう手間のかかる楽器だという事をぜひ理解してあげて下さい。ファゴットは大切に扱えば長く使える楽器です。大修理をしたり買い換えたりするととても大きな出費になりますので、ぜひ大切に受け継いでいって下さい。
ファゴットで豊かに生きている人間として、ファゴットが正しく使われることで教育現場で音楽が楽しく豊かなものになることを願っています。