バスクラリネットにもTOSCAが登場したらしい
■〈ビュッフェ・クランポン〉"Tosca"ベース・クラリネット
TOSCAといえばビュッフェクランポンのクラリネットのブランドですが、バスクラリネットでも登場したらしいです。スロート音域(で合ってましたっけ?)の音抜け改善やキーワーク改善、操作音低減など、色々と合理的に改良されているんですね。動画では「クラリチェロ」と評されたとも言っています。ファゴット吹きながらバスクラも好きなのでこういうの見ているとなんだかワクワクします(^^)
バスクラは木管楽器の中でも近年改良が進んでどんどん個性が強い方向に変化している楽器に思えます。ある意味ではクラリネットとは別の楽器になろうとしているのかもしれません。大きさが異なる事で構造上様々な制約があってそれも個性になっているのでしょうね。歴史的にもサキソフォンのように同時に出来たわけではないし、当初はファゴットのような形状をしていたし、確かA管を廃止するためにBb管がLowEsになったり、バセット系みたいにLowCになったりと、様々な変遷を経ています。
まぁファゴットとコントラファゴットも随分異なる楽器ですけどね・・・(^^;)運指の違いはもとより、音色の方向性も異なりアンサンブルの中でも何となく浮いてしまう。コントラファゴットはファゴットに近づいていくのか、「コントラファゴットらしさ」を突き詰めていくのか。少なくともコントラフォルテは後者としての1つのソリューションなのでしょうね。
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