身内の結婚式・学ぶ事が多かったファゴットソロ演奏
5月11日は親戚の結婚式。
新郎は4月に急遽入院してしまい本人は元気ながら長い入院生活が今も続いているので、今回も病院から直行直帰という形でなんとか式が予定通り開催できて良かったです。会場はみなとみらいにある施設で、新しくて本当にきれいな所でした。天気にも恵まれていたのでベストコンディションで気持ちよい日となりました。身近な結婚式ということもあり、いつも以上に楽しんで感情移入して、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
・感動的な教会・みなとみらいの開放的な立地・フランス料理
結婚式で思いのほか飲んでしまったので酔いをさまして2次会へ。ソロ演奏が待っている…。景色が解放的でみなとみらいの夜景がきれいな会場、本当に眺めが良い場所です。事前に吹いてみると会場が良い感じに響いてくれる。朝も吹いて来たしすぐしっかり吹き込める状態に。
・演奏する会場!
ここ2週間ぐらい本格練習して実感したのですが、ソロは音1つ1つ全部に神経が必要でシビアで、自分にしっかり意志がないと務まりません。合奏でいかに甘いかを痛感できます。沢山の演奏機会に恵まれている自分としても大きな挑戦であり、集大成の場。
演奏したのは
・愛の挨拶(エルガー)
・ファゴットとピアノのためのソナタより1・4楽章(サン=サーンス)
さほど緊張はせずとも、いつもの感覚になりきれないまま、でも冷静さもある、という何とも言えない感覚での演奏。多少ミスはあったにしろ、今までにないぐらいに深くしっかり「表現」しつつ、柔らかで艶やかなFgの音色感は出せたと思います。人のために演奏・表現できるのも素晴らしい事。そんな意識も自分を突き動かしてくれました。
演奏後も何人か声を掛けてくれて、それぞれ何か心が動いてくれたようで良かったです。少なくともうまいへたとは別に、その場に意義のある演奏が、僭越ながらできたのかなと思いました。学ぶ事が本当に沢山あったし、こういう機会があって良かったです。
会の最後には、もう一人サックスを演奏した人と一緒に世界で1つだけの花を歌と一緒に演奏。よりリラックスしたアットホームな二次会で、多少お手伝いができて良かったです。