【演奏会後記】横ブラ 創立15周年記念 第15回定期演奏会

    演奏会後記

2月23日(日)は横浜ブラスオルケスター創立15周年記念 第15回定期演奏会にてファゴット&コントラファゴットで演奏しました。

会場は川崎にあるミューザ川崎シンフォニーホールミューザ川崎当日は交通トラブルがあり心配しましたがたくさんのお客さんで席が埋まりました。演奏したのは3部のアルプスのみで、1部2部は裏で聴いていましたが、改めてハイレベルで大規模な演奏会だと実感していました。

外囿先生は、一般的なEuphのイメージを覆すような、圧倒されるような演奏でした。少しTrb寄りな明るめでダイナミックな音色に、幅広い音域や驚くような機敏な動きの中でも1つ1つの音が驚くぐらい確実で、レガートな部分も心地よい良いポイントを通り続けているような安心感。卓越した技術、表現力。非常に魅力的な演奏で聞き入っていました。

・舞台裏で演奏を聴きつつ出番を待つ舞台裏で出番を待つ

アルプスはとても壮大な情景描写の曲で、いつかやってみたかったのでできて良かったです。コントラファゴットは特に最初と最後の「夜」ではサウンドスケールを広げる重要な役割。嵐の場面もバリバリ吹きました。サンダーシートを鳴らすあたりは何かこみ上げてきますね。様々な独立した動きが複雑に折り重なる大変な曲ですが、ソロ・連符・音域を突出した音・張りのあるパワフルなブラスサウンド等、横ブラらしいハイクオリティの塊で素晴らしかったです。アルプス交響曲スコア

本当に魅力的で刺激的な演奏会で、客席から聴いてみたかったです。様々な想いが交錯する第15回という節目の記念演奏会で、その意欲的なプログラムでそのお手伝いが出来たことを嬉しく思います。高校や大学の後輩達と共演できたことも良かったです。そしてまた様々な繋がりを発見できました。自分としてもとても刺激に、勉強になりました。さらに綿密な演奏を目指していきます。

ご来場頂いた方々、差し入れ頂いた方々、ありがとうございましたm(_ _)m

・舞台裏の沢山のサイン!舞台袖の沢山のサイン

演奏会概要:横浜ブラスオルケスター創立15周年記念 第15回定期演奏会

【日時】平成 26 年 2月 23日(日) 開場:12:45 開演: 13:30
【指揮】近藤 久敦 (音楽監督)
【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール
【チケット】S席 1,300円 A席 1,000円 (当日券は各200円増)

・第Ⅰ部
 ロレーヌ州行進曲/L.ガンヌ
 吹奏楽のための「深層の祭」/三善晃
 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より/C.M.シェーンベルク (福島 弘和)
・第Ⅱ部 ~ゲストステージ ユーフォニウム奏者 外囿 祥一郎氏を迎えて~
 ユーフォニアム協奏曲/M.エレビー
・第Ⅲ部 ~R.シュトラウス 生誕150年記念~
 「アルプス交響曲」作品64 より/R.シュトラウス

   

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Written by みやだい

ファゴット一眼レフ風景写真が好きな「みやだい」です。コントラファゴットやファゴッティーノやバソンも所有、風景写真は定期的にテレビ等に提供しています。旅行、猫も好きです。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X(旧Twitter) → @iadayim



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